おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典」 みんなの声

おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典 監修:今泉 忠明
イラスト:下間 文恵 徳永明子 かわむら ふゆみ
出版社:高橋書店
税込価格:\990
発行日:2016年05月
ISBN:9784471103644
評価スコア 4.55
評価ランキング 6,871
みんなの声 総数 19
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  • あえて残念なところが愛しく思えます

    虫や生き物が大好きなわが子が興味を持った一冊です。
    まず、本の帯のイルカは眠るとおぼれるの一文に驚きます。

    この一文で、魅了されてしまって、どんな残念な生き物のお話が聞けるのだろうとより関心を持ちました。

    だちょうの脳が目玉より小さいなんていうのも驚きです。
    あれだけ長寿の生き物なのに・・確かにちょっと残念な一面です。
    泳げないかえる?おぼれる?思わず笑ってしまう情報もあります。

    これまで、生き物ののことを色々詳しく調べたりするのが好きだったわが子にとっても、残念な情報というのは、あまり知りうることが出来ない情報でした。

    あえて、その残念な生態にも着目するという着眼点が素晴らしいと感じました。

    知って損はない情報がたくさんです。
    でも残念なところをあえて知ることで、その生き物にさらに愛着が湧いて愛しく感じてきました。

    違った側面から生き物を知ることが出来てとても面白い本でした。
    小学生でもふりがなつきなのですぐに読み切ることが出来ます。

    投稿日:2016/11/28

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  • 進化の道は険しい

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    一生懸命生きているのに、ざんねんな生き物たちには申し訳ないですが、小1の息子と私で大笑いしながら読みました。
    それを隣で見ていた父親は気になったらしく、次の日の朝、通勤電車で読むからとこの本を持って家を出ました。そして帰宅して、「この本面白いな〜」と大絶賛していました。
    「強そうなゴリラでも、心は豆腐のようにもろい」とか、表現の仕方も面白く、最初から最後まで飽きずにあっという間に読んでしまいました。
    進化って聞くと、ハイスペックになっていく方向ばかりを思い浮かべていましたが、そんな思い込みをぶち壊されました。
    大人も子どももびっくり仰天、衝撃をうけること間違いなしのオススメの1冊です。

    投稿日:2016/11/15

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  • 私も軽くショック

    9歳長女がずっと欲しいと言っていたので、購入しました。「ざんねんないきもの事典」というタイトルだけあって、知って残念なことがいっぱい(笑)『ダチョウの脳みそは目玉より小さいので、記憶力が悪い』『カバのお肌はとても弱い』など、かっこいいイメージの動物たちが・・・。

    長女は「可哀想に。だけど、おもしろい!」と大笑いでした。

    投稿日:2017/07/03

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  • 可哀想すぎる生き物たちの惨めなお話に、自分たち人間は何てしあわせなのだろうと思います。
    過酷な環境の中で、けなげに生きているものたちの残念度、無意味さは、本人たちが認識してしまったら虚しいだけですね。少し意地悪な解説書ですが、とても興味深く読みました。

    投稿日:2016/12/05

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  • 『進化という過程で かこくなかんきょう変化の中で生きぬいた
    生きものたちを 「ざんねん」あつかいって どういうこと!?』と、
    はじめ いわかんを感じたタイトル。

    でも、 「ざんねん」って、
    たとえばかけっこで1位でも2位でも、 
    「よくできました」なひとにも ついちゃう
     「合格ラインなのにうっかりさん」な ニュアンスのある言葉なんだよね。

    かんぺき じゃ ないから 親しみやすい。
    かんぺき じゃ ないから ゆかい。

    生きものって 生きていくって なんてすてきでおもしろいんだろう!

    子どもから おとなまで  身をのりだして 楽しめる本です。

    「どうしてそうなったの?つぎは?」

    「知ること」でワクワクするのに 
    子どもも おとなも 関係ないんじゃないかな。

    投稿日:2016/11/30

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  • 切口が素晴らしい!

    おもしろい!
    読んでいる間中、ニヤニヤしっぱなしでした。
    どれもこれも、進化の末に手に入れた素晴らしい結果なのでしょうが、あまりにもざんねん過ぎる!
    同情してしまうほどざんねんな特徴にスポットを当てるなんて、その発想が素晴らしいですね。
    確かに、電車内で読むには、かなりの覚悟が必要かも…。
    マスクの装着をおすすめします!

    投稿日:2016/11/28

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  • ざんねんだけど、おもしろい

    • うめちびさん
    • 30代
    • ママ
    • 富山県
    • 女の子5歳、男の子3歳

    本屋さんで夫が発見してきたこの絵本。
    普段ポーカーフェイスの夫が
    これ、すごくおもしろいよと笑顔で言ってくるので
    どれどれとのぞいてみたところ
    ん〜ざんねん!がんばっているんだけどねぇという進化のふしぎがたくさん。
    なるほどという驚きと、残念だなという気持ちが新しい感覚でした。
    コアラが寝ている理由を子どもに話したら、へーお母さん何でも知っているんだねと感心までされました。
    動物たちのかわいさってこういうざんねんなところにも要因があるんだろうなと思ってしまった1冊です。
    生き物をみる新しい視点がクセになります。

    投稿日:2016/11/24

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  • 家族でとりあいっこになります!

    この本を知ったきっかけは長女の自主勉強でした。
    担任の先生が持っていらっしゃって、娘がとても面白かったと大絶賛。自主勉強として各項目の生き物の感想を書いています。
    田舎なので売っていないだろうと思っていましたが行きつけの本屋さんに置いてあり、タイトルにも惹かれて衝動買い!
    子供のなんで?どうして?と興味を惹きつける文・絵だけではなく、夫婦でどれだけトリビアとして覚えているか、人間は他の動物からみて迷走しているの?など家族での話のタネになっています。
    また、絵本にしか興味を示さない次女が声に出して弟に絵本のように読み聞かせていたのはビックリ!弟も読んでもらってはケラケラ笑っています。
    家族みんなで夢中になれるとても内容の濃い本でした。もっと知りたいと思うので『ざんねんな』シリーズを展開してほしいと思います。

    投稿日:2016/11/16

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  • 「ざんねん」な面白さがふんだんにつまった一冊☆

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、女の子5歳

    もともと、生き物、虫類は得意ではない私。
    でしたが、この一冊で考え方が変わるほどの衝撃を受けました。

    みんな頑張って生きてるんだ!
    そして頑張ってるのにとっても残念・・・!
    申し訳ないけど思わず笑ってしまう、
    笑いつつもどこかで同情を寄せてしまう。
    そんな気持ちになる一冊です。

    だまされてカッコウのヒナを育てるオオヨシキリや、
    自分のにおいがくさすぎて気絶するカメムシ、
    他のアリにどれいにされてしまうクロヤマアリの生き方は、
    仕事をしながら子育てをする私の琴線に触れました。

    こんなに頑張って仕事してるのに、他の人に奴隷にされ、
    他の人の子供を育てるなんて、
    マジで気の毒すぎる!
    しかもそれに気付いてなくて一生懸命なのが残念すぎる!

    「残念」ということばの持つ、可愛そうなんだけど笑っちゃう☆という
    おもしろさが、ふんだんに詰まった一冊。
    大人でも子供でも十二分に楽しめます!

    投稿日:2016/11/15

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  • いや〜大変な生き方だね。同情します。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子21歳、女の子16歳

    東京水産大学(東京海洋大学)卒、哺乳類分類学、生物学のエキスパートの著者が解説する地球生物たちの楽しい辞典です。

    何よりまず、このキャッチーなタイトルが目を惹きます。
    “ざんねんな”って、なにぃ〜(笑)ですよね〜。

    これが本当に“ざんねんな”感じの生き物たちを取り上げてくれてるので、ウケを狙ったタイトルではなくて、ここに紹介されている生き物たちの生態の実情であるところがまた面白いのです。
    さすが動物学者!ですね。

    第2章の「ざんねんな体」では、ダチョウの脳みそは自分の目玉より小さいとか、カモノハシには乳首がないからおっぱいは汗のようにおなかの皮膚から出てくるとか、
    カツオは興奮したり死んだりするとシマの向きがわかるとか……。
    想像するだけでおかしいし、
    「へぇ〜、へぇ〜」というしかない不思議で面白い雑学であふれていました。
    声を出して笑ってしまったのが、クジャクのオスの鳴き声で、
    メスに気に入られようとして頑張っているのに、その鳴き声が「イヤ〜ンイヤ〜ン」と聞こえるとか、これはもう、「今度クジャクのいるところへ行って聞いてみるしかないね」って、感じです。

    第3章の「ざんねんな生き方」編・第4章の「ざんねんな能力」編も、
    いろんな生き物たちのシュールな生き方や生きるための戦いが描かれていました。
    眠ると死んでしまうイルカとか、泳ぎ続けないと死んでしまうマグロとか、食べ続けないと死んでしまうハチドリやラッコ、カエルなのに水の中に入るとおばれてしまうカメガエルなんて……、いや〜大変な生き方だね〜と、同情してしまいます。

    とにかく目からウロコの面白情報満載です。
    気楽に読めますので、ちょっと疲れているときなど気分転換に開いてみたり、ブックトーク導入などにも使えそうです。

    投稿日:2016/11/18

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