「生麦生米生卵」 みんなの声

このお話にはいろいろな早口言葉が紹介してありました。うちの子は早口言葉が大好きなので、私が読んであげて詰まったりしたら大笑い！！自分でも早口言葉に挑戦していました！メジャーなものが多かったので誰でも楽しめると思います。

大人も懐かしい早口言葉。
一度ならうまく言えても２回３回続けて言うと間違えてしまう。
そんな楽しい早口言葉。
この絵本は、それだけではなく早口言葉を使った物語に仕上がっています。
おねえちゃんの結婚式の一日が描かれているんですが、こんな場面に早口言葉が結びつけられているのか、と大人でも感心してしまうほどです。
お祝いの場で柿を丸かじりするお客さんや、お祝いの言葉を書いた紙が赤、青、黄色の巻紙だったりと思わず笑ってしまいました。

子供のころに友達と早さを競い合った早口言葉。
なつかしくて借りてくると、食いついた食いついた（笑）
一生懸命、早く言おうとする娘に思わず、くすり。
「笑わないでよ！言えなくなるでしょ！」
そうそう、それがまた不思議。
盛り上がること、間違いなし！おすすめです。

さすが長谷川さんだと思いました。沢山ある早口言葉の中から選びぬいたものを結婚式の一日に場面設定して其々の場面に合わせた早口言葉を当てはめるとはさすがだと思いました。和風の結婚式に洋風の魔術師を呼ぶなんて粋だなあと思いました。結婚式では改まっていた家族が家に着いてから普段着に着替えて普段の笑顔に戻る時が良かったです。御爺さんと御婆さんも仲がいいところが嬉しくなりました。男の子が魔術師の真似をしているところも楽しかったです。声に出して言葉を楽しめる絵本でした。早口言葉を覚えられる絵本だと思いました。楽しい絵本でした。

生麦生米･･･赤巻紙青巻紙･･･など有名な早口言葉が昔の結婚式の形を取って紹介されています。おしとやかな花嫁の表情がええわぁ。

チョウのページから鶏のページに移り変わる視点のズーム効果が特に印象的。婚礼の儀式に似つかわしくない獅子も登場しちゃって、長谷川さんの作品はくまなく見渡すとより楽しいですね。

大勢居る子の前で「誰が一番うまく言えるかな？」と競い合うとすごく楽しそう！

早口言葉がブームになっていた息子と読むために手に取りました。
案の定、私が読むと、息子も後から読んでいました。
簡単なもの、定番のもの、あまり聞いたことのないもの、いろいろありましたが、読んでいると面白い！
早口言葉のシチュエーションを考えるとちょっと面白いのですが、それが挿絵にも表れていて、それも楽しく読むことが出来ます。

文字は早口言葉だけ。絵は結婚式の様子が描かれています。
なんだか不思議な組み合わせが、新鮮に思えました。
早口言葉は声にだして読んでみると難しいけど、楽しいです。
そして、懐かしい雰囲気の結婚式の様子が味わい深くて、これまたじっくり楽しめました。

９歳の息子と読みました。

これでもかっというほどの早口ことばが、
このシチュエーションでこれ？！っていう笑いを誘う絵とともに、
スピーディにコミカルに展開されていきます。

私も息子も、
結婚式でこんなシーンあり？！と思いながら、
「となりのきゃくはよくかきくうきゃくだっ！！！」
「ちょうちょちょっととってちょうだいっ！！！」

斎藤孝先生の文章と長谷川さんの絵、
まさに最高コンビの傑作絵本、
必死になって挑戦しました！

これは小学生男子にぜひお勧めしたい一冊です！

１年生の長女と読みました。いろいろな早口言葉が出てきます。親の私はとっても懐かしかったです。こんな風に早口ことばを言うなんて、何年ぶりだろう（笑）長女は言えるのが楽しくて、何度も私に披露していました。物語絵本も大好きですが、こんな風に日本語ならではの昔からの早口言葉の絵本も、新鮮でとても楽しかったです。

自分が小さい頃はよくやった早口言葉遊びですが、今はあまりしないかもしれません。でも子どもたちに教えてあげると喜んで挑戦するので、絵本で早口言葉に触れられるというのは、とっても良い機会でした。
結婚式の花嫁一家の様子を、早口言葉を添えて描いています。もちろん早口言葉も楽しいのですが、長谷川義史さんのユーモアと温かみのある絵も素敵。懐かしい感じの風景で、大人も楽しめました。
「早口言葉は日本人の心がつまった言葉遊び」という作者のあとがきにも大いに納得でした。