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わたしのいもうと自信を持っておすすめしたい みんなの声

わたしのいもうと 作:松谷 みよ子
絵:味戸 ケイコ
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1987年12月
ISBN:9784034380505
評価スコア 4.78
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みんなの声 総数 78
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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67件見つかりました

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  • 絶対に許さない

    いじめの絵本として有名な本ですね。
    結末まで読む前から知っていたので、ページをめくる時、とても重苦しい気持ちでした。
    ざっくり言うと、妹がいじめを苦に自殺をしてしまうお話です。

    私は母親の立場で読んでいるので、もし我が子がいじめにあうようなことがあっても、このお話のように死を選ぶことだけはしないでほしいと一番に思いました。
    でも、もし我が子が同じ目にあった時、どうやって救ってあげたらいいんだろうとも思います。

    私は、学生時代、いじめというほど酷いものではありませんでしたが、ひどい仲間外れにあったことがありました。
    毎日学校に行くのが本当に辛く、一日が長く、学校なんてやめてしまいたかったけれど、親にはどうしても言えず、通っていました。
    その時は、出口の見えないトンネルにいるようでした。
    私は幸い、私を仲間外れにした友達とは学年が上がる時にクラスが離れたことをきっかけに、新しいクラスで良い友達に恵まれました。

    しかし、そんな風に事態が好転するとは限りません。

    物語の中で妹は学校に行かなくなってしまいます。
    学校に通っていれば、沢山学び、友達と沢山の思い出を作ることが出来たはずなのに、その機会を奪われてしまったのかと思うと、いじめた子たちへ強い憤りを感じるでしょう。
    でも、我が子が失った沢山のものをどうやって取り戻してあげたらいいのでしょう。どうしたら、いじめられる前と同じように、ごく普通の生活を送れるようになるのでしょう。
    私はまだその答えが見つかりません。

    ただ一つ言えるのは、いじめた人間は絶対に許さない。
    その思いは、この絵本からもとても強く感じました。

    投稿日:2020/09/26

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  • いじめについて考えさせられます

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子6歳、女の子5歳

    とても厳しく、いじめについて考えさせる絵本です。
    いじめを知らない小学校1年生の息子には難しすぎて、なんだか怖い。という印象だけで終わってしまいました。
    でも詳しく聞かれてもまだうまく説明できる自信がなかったので、もっと大きくなってからまた読んであげようと思い、しまっておくことにします。

    投稿日:2018/04/29

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  • 相手の気持ちになって考える

    • 虹花さん
    • 30代
    • ママ
    • 三重県
    • 男の子9歳

    「いじめ」をゲーム感覚でする風潮があると聞きます。
    そして、「そんなこともあったなぁ」と遠い記憶としてしまってしまう・・・、そんなこともあるかもしれません。
    しかし、「いじめられた側」は、「そんなこともあったなぁ」ではないのです。
    どれだけ深く傷つけられて、本人だけでなく、その人を愛している多くの人の心をも傷つけているのかを鋭くつきつけられました。
    一人でも多くの人がこの作品を読んでいただき、「いじめ」について深く考え、そして相手を尊重していけるようにしてほしいと願っています。

    投稿日:2015/06/14

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  • だまっていました。

    読んだ後の、私の「かわいそうだね。」などという言葉が全然意味のない言葉に思えました。子どもは珍しく、ただ黙っていました。じっくり自分の中で考えているようでした。
    この絵本は、子どもが、学校で教えてもらったようで、市の図書館で自分で見つけて借りてました。
    私自身が知らなかった事もあり初めて読んだので、心につきささるようなつらさと、心の奥に訴えかける絵本でした。たくさんの子ども、大人に読んでほしい、私もそう思いました。

    投稿日:2014/09/08

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  • 家族

    もちろんいじめはいけないに決まっていますが、家族に相談できなかったのか、姉に相談できなかったのかと残された家族は、一生心に残って悔やんだりすると思いました。なんで気がついてあげれなかったのか、親もきちんと向き合えなかったことを後悔してると思います。もっと図々しく考えることが出来たらよかったのにと思ったり、きっと心配してくれる友達はいたに違いないと思ったりしました。もし、いじめている人が、この絵本を読んでいじめることをやめることができたらいいのにと思いました。

    投稿日:2014/06/30

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  • いじめられた妹が、心の傷を癒すことが出来ず、ずっと時が止まった世界にいるようで、とても悲しいです。
    いじめが過激になってきて、どの学校でも、いじめやいじめに類似したことが起こっているかもしれません。
    そんなときだからこそ、考えたい。
    私たちの子どもが、被害者ではなく、加害者になる可能性もあることを…
    人に優しくできるように、思いやりのある子どもになるように、そんな願いのこもった絵本でした。
    最後の、妹の遺書に、胸が締め付けられました。

    投稿日:2013/08/23

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  • 絶対に読んでほしい

    いじめられた妹を、姉の目線から描かれています。
    静かな文章からは、激しく燃え上がるような怒りまで感じられました。
    絶対に、いじめはいけません。
    学校でも、そう教えているはずなのですが、なくならない現実にやりきれないものも感じますが、あきらめてはいけませんよね。
    大人も子供も、ぜひ読んで欲しい作品です。

    投稿日:2013/05/17

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  • いじめ、みんなで考えたい

    • らぶえるさん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子20歳、男の子15歳、女の子13歳

    松谷みよ子さんに、いじめで亡くなった妹のことを知ってほしい
    とお姉さんがあてた手紙を元にして描かれた絵本。
    実話です。実話というだけで説得力があります。
    主人公である妹がいじめで学校に行けなくなり、亡くなるという内容の話。

    この絵本をクラスで読むときは、
    「このクラスにも必ずいじめはあるはずです。」
    と前置きしてから読みます。
    いじめを自覚している子は、私の顔をまともに見ることが出来ません。
    その子にも良心があるからです。
    この本は、いじめている側の良心に訴えるために読んでいます。
    当事者でない人も、この本を読んでやりきれない気持ちになるでしょう。
    読んだ人ががそういう気持ちになることに意味があると思います。

    自分より弱いものをいじめる。自分と同じでないものをゆるさない。
    そんな差別が戦争へつながっているのではないかと松谷さんは
    あとがきで語っています。

    投稿日:2012/03/24

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    2
  • 真剣でした。

    • 斑尾さん
    • 30代
    • ママ
    • 宮城県

    小学校の朝の読み聞かせで読みました。

    クラスでいじめがあると子供に聞き、この本で子供たちがいじめについて考えてほしいと思い、この本を選びました。

    はじめは、「いもうと」がいじめられている様子が書かれています。いじめがエスカレートしていったとき、「ひどい!!」と子供たちが話し始めました。

    「いもうと」がいじめにより心を閉ざして、食べ物をうけつけなくなり、いのちがもたないとお医者さんに言われます。母親の看護でいのちは取り留めますが、心は閉ざしたまま。そして、時は過ぎて、小学校4年生だった「いもうと」は、高校生の歳になります。
    子供たちは、「いもうと」がいのちを取り留め、安堵した表情でした。

    ところが、次のページの〜ある日いもうとはひっそりとしにました〜の文に「えっ!!」とびっくりしていました。そして、最後の〜わたしをいじめたひとたちは、もうわたしを、わすれてしまったでしょうね。あそびたかったのに、べんきょうしたかったのに〜という「いもうと」の言葉に、子供たちはまっすぐと真剣な顔で本を見つめていました。教室の空気が緊張で張りつめたように感じました。
    いつもは、笑顔でふざけたりしている子供たちの、見たこともない真剣な顔でした。
    子供たちの心に届く、1冊だと思います。

    投稿日:2011/11/21

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    3
  • 「いじめ」について話し合うときに

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    味戸ケイコさんの絵がハマりすぎていて、きれいでしたが心が痛くなりました。

    こういう絵本は、同じような体験をした方には痛すぎるお話ですが、「いじめてしまった側」の人たちには、ぜひ読んでもらいたい作品です。
    学校などで、「いじめ」について話し合うときなどに使ってみてはどうでしょうか?
    小学校中学年くらいのお子さんから理解できる内容で書かれていると思います。

    投稿日:2011/11/03

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