素朴なペン画で描かれる「くんちゃんシリーズ」は、ほのぼのとしたお話ばかりで、読むたびにとても癒されます。
くんちゃんは朝起きてごはんを食べてしまうと、することがなくて、お母さんに「なにをしてあそんだらいい?」と聞いてばかりです。でも家の外に出て見ると、やることがいっぱい。小石をけったり、木切れを拾って小川に浮かべたりと大忙しになりました。
そんななんだかんだと遊びを見つけるくんちゃんの姿を見ながら、我が家の子どもたちと一緒だなぁと思いました。子どもたちには、何にもしない時間というのも必要なんですね。