大きい1年生と小さな2年生」 みんなの声

大きい1年生と小さな2年生 作:古田 足日
絵:中山 正美
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1970年03月
ISBN:9784035110101
評価スコア 4.86
評価ランキング 72
みんなの声 総数 20
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  • ふたりの心の成長と絆

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子5歳

    体は大きいが気が弱くこわがりのまさや、小学一年生と、背が低いことを気にしている気が強くて頼れる、二年生のあきよが主人公です。学校に行くときに通る崖道が怖いまさやは、毎日あきよちゃんに手を繋いでもらい投稿します。そんなまさやが、あきよちゃんのおかげで、勇気がわいてきて、一人で家出をすることに。あきよちゃんのためにホタルブクロの花を採りに行くのです。お話は長いのですが、その間に二人の心の成長と、互いを補い合う絆を垣間見ることが出来、こちらまで勇気をもらった気がしました。

    投稿日:2021/08/10

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  • でこぼこコンビが大活躍!

    背が大きくて気が弱い1年生の僕と、背は小さいが気が強い2年生の私のお話。量が多くて1日で子どもが読むのは難しいですが、どのエピソードも面白く次から次へと読みたくなります。
    3年生や5年生も出てきたりとても賑やかな内容になっています。

    投稿日:2020/08/21

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  • 最後の展開に圧巻

    6歳の息子と3歳の娘に読みました。
    読むには手ごたえのあるページ数。わが家は1週間くらいかけてぼちぼちと読み進めました。
    中盤位まで物語が動かず、息子には少しきつかった様子。
    ただ、中盤以降、特に最後は圧巻されました、少なくとも大人の私は。
    勇気をもらえる1冊で、息子にも今一度読み直してあげたいそんな一冊です。

    投稿日:2016/10/20

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  • こんな経験が大切ですね。

    ずっと気になっていたこちらの絵本。
    5歳幼稚園年中さんの娘に購入して読み聞かせました。
    読み聞かせにはとても長いお話でしたが,親子で楽しめました。
    子供の成長と様々な気持ちに共感できる本でした。
    昭和的なイラストも,味がありとてもよかったです。

    親の私は読み聞かせながら,何だか自分の小学生時代を思い出し懐かしくなりました。
    外遊びの大切さ,そこから学んだたくさんのことが,走馬灯のように思い出されました。
    そして終盤,あきよとまりことまさやのお母さんでまさやを探しに行く場面は,思わず親心になりウルウルしてしまいました。

    現代は子供が思いっきり外遊びができる環境でしょうか。
    たくさんの不安や心配があり,なかなか思う存分外遊びをさせてあげられていない気がします。
    外遊びや子供同士の冒険から学ぶことは,とても貴重な経験と財産になります。
    そんなことを安心してさせてあげられる世の中にしていくのも,私たち大人の大切な役目なのではないかと思わされた本でもありました。

    我が子には幼児期学同期に遊びの中からたくさん色々学ぶ経験をさせてあげたいです。
    自然に触れ,子供同士の中から思いやる気持ちが生まれ成長していく,そんなことの大切さをひしひしと感じる本でもありました。
    読み聞かせは大変ですが,もう少し大きくなったらまた一人読みもしてほしい本です!!
    購入してよかったです☆

    投稿日:2015/12/02

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  • 主人公に投影して

    来年、小学生になる娘(6歳)に読み聞かせました。
    わりと長編なので、1日や2日で読みきるのは無理でした。
    1日1話ずつ(13話あります)読み、毎日の読み聞かせの時間がとても楽しみになっていたようです。

    内容は、一人で何もできなかった小学1年生の主人公が、お友達のためにホタルブクロを遠方までとりにくというもので、その過程を通して成長していく様子がえがかれています。
    子供にとっては、それを自分に置き換えて、心の成長につながっていくんだと思います。
    誰しも、子供のころに通った道のりです。
    親の私も、同じようなことがあったかも・・・という気持ちになりました。
    子供みな共感できる内容だと思います。
    精神年齢の高いお子様であれば、年長でも大丈夫ですが、1年生のお子さんにはぜひ、読み聞かせしてあげてほしい本です。

    ページ数もあるし、ハードカバーなので持ち歩きには不向きです。

    投稿日:2015/11/15

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  • 子どもの気持ち

    • ととくろさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、女の子2歳

    とても評判がいい本だったので
    子どもの気持ちを知りたくて親の私が読んでみました。
    大きいけどまだまだ不安でいっぱいの1年生の男の子、
    小さいけど威勢のいい2年生の女の子。
    二人の成長を追っています。
    子どもの不安な気持ちや自立までの変化がよく描かれていて
    とても心に響きました。
    自分も小さい頃、精一杯見栄をはったり、不安を抱えていたことを
    少し思い出し、懐かしくも思いました。
    子どもの思いを感じ、
    親が読んでもとてもいい本だと思いました。

    投稿日:2015/07/14

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  • 小さい頃大好きだった本

    自分が幼い頃読んでとても印象が残っている本の中の1冊です。本屋で見つけてとても懐かしい気持ちになって購入しました。細かな内容は忘れてしまっていましたが、ドキドキしながら読み進めた当時のことを思い出しました。
    時代設定は古く、田舎のお話なので、いまどきの子にはどうかな?と思ったのですが、娘たちも楽しく読んだようです。子供の気持ちというのは、時代を超えても変わらないものが大きいんだなと感じました。

    投稿日:2015/01/04

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  • 子供のおすすめ

    6歳の子供が自分で図書館で借りてきて読んでいた本なのですが、あまりにも面白かったらしく私にも何度も読め、読めと・・・。
    結構字も小さくて分厚いので面倒だったのですが、根負けして読んで見ると確かに面白い。
    ずいぶん昔に書かれたお話のようですが、子供の自立や友情がテーマなので今読んでもちっとも色あせた感じはしません。

    ちなみに我が子は小さな2年生の子が上級生を泣かせるシーンが一番お気に入りのようで。自分がどちらかというと引っ込み思案タイプなので余計に憧れるのかもしれません。

    それにしてもこのお話の子供たちは羨ましい。
    今の時代、しかも都市部に住んでるとなかなか子供だけで色々冒険に出かけるのはむずかしい。本当はお話だけでなく実際にこんな毎日が送れたらいいんでしょうが・・・

    投稿日:2014/12/29

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  • 子どもの成長

    有名な本ですので、タイトルは記憶にありました。
    でも内容は忘れてしまっていて(読んだかどうかも定かでない)。
    小さな2年生である娘にいいのではないかと思って読みました。
    いやあ、よかったー。本当によかったー。
    たぶん娘より私の方が「よかったー」としみじみ感じたのでは
    ないかしら?
    娘は主に「お話のおもしろさ」にぐいぐい惹き付けられただけ
    だと思います。なぜなら、小さな2年生であるとは言っても
    あきよのように、やたらと気が強いタイプではないですし
    (でもあきよ、大好きです。まっすぐで素敵!)、かと言って
    まさやのように、やたらと気が小さいタイプでもないですし。
    まさやがいろんなことを考えながら、ひとつひとつがんばって成長
    していく姿が素敵でした。
    宝物にしたい本です。

    投稿日:2014/10/07

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  • 不朽の名作

    体は大きいけれど、臆病で泣き虫のまさや、体は小さいけれど、活発でしっかり者のあきよの友情、そしてまさやの冒険と成長の物語です。

    30年近く前、私の本棚に入っていて何度も何度も読み返した本です。当時は、まさや目線で読んでいましたので、それはもう「ハラハラドキドキワクワク」の連続で、冒険を終えた後の達成感的なものを感じていました。本の最初に描かれた地図を何度も開いて、まさやの辿った道を確認し、情景を思い浮かべるのが楽しかった!そして、実物のホタルブクロってどんな花なんだろうと、想像をめぐらせたり、植物図鑑を開いてみたりしたものです。

    今、大人になり、娘に読み聞かせながら大人目線でこの物語を読み進めていくと、なんて子供の気持ちに寄り添った、優しいまなざしの向けられた本なのだろうと、新たな感動をもらっています。子供って、こうやって、一人一人が大なり小なり様々な冒険を体験して、少しずつ強くなり、人との関わりを学び、成長し、自立していくものなんだな、とじみじみと考えさせられました。

    読み聞かせたはじめは、レトロな雰囲気と少し難しい文章に娘はあまり乗り気ではなかったのですが、物語が進むにつれ、グイグイと引き込まれたようで、「はい、今日はここまで」と言って本を閉じるとブーイングが出るほどになりました。

    多少、時代が古いと感じる箇所が出てきますが、それはそれで味のあるもの。中山正美さんの、デッサン力抜群なのにさりげない挿絵も素敵です。

    この本はまさに不朽の名作の一つ。これからも多くの子供たちに読み継いでいってほしいなと思います。

    投稿日:2014/09/11

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