かえるのほんや」 みんなの声

かえるのほんや 作:やぎ たみこ
出版社:PHP研究所 PHP研究所の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2022年05月18日
ISBN:9784569880549
評価スコア 4.64
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みんなの声 総数 32
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32件見つかりました

  • 楽しくて豊かなひとときを

    いいなあ。いいなあ。かえるのほんやさん。
    なんて素敵な本屋さんでしょう。
    みんなでいちから絵本を作ったり、みんなの冒険を物語にしたり、いっしょにお話会を楽しんだり…。
    みんなとっても楽しそう!幸せそう!
    本棚に並んだ本の題名もおもしろくて、かえる語まで学べちゃう、隅々まで楽しい絵本で、ワクワクしました!

    かえるの世界でも、豊かで平和なひとときが、本とともにあるということが、
    なんだかとっても嬉しくて。
    あるんですね。きっと。
    森の奥のそのまた奥には、いろいろな動物のほんやさんが、
    海の底のそのまた底には、いろいろな魚のほんやさんが、
    空の上のそのまた上には、いろいろな鳥のほんやさんが…。
    だって、やっぱり、何処でもどんな時代でも、本があるってすばらしい!んですもの。
    地球上いろんなところに、かえるのほんやさんみたいな素敵な本屋さんができたらいいな。
    そうすれば、世界中、豊かで平和になるだろうな…。
    そんなことを願いつつ、まずは、目の前の子どもたちと、かえるのほんやさんを楽しみたいです!

    投稿日:2022/08/31

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  • その日常がおはなしになる

    やぎたみこさんの絵本は本当に絵もお話も優しさに
    あふれていて大好きです。
    この「かえるのほんや」の絵も、本屋さんのなかの
    こまかい描写や、外での冒険の情景がとてもひきこまれ
    大人が眺めていてもとても楽しいです。
    全てのシーンが飾っておきたくなる感じです。

    私は小さいころ母の通っていた手作り絵本のサークルに
    よく連れていかれました。大人たちが一生懸命絵本を
    作っている中、子供たちは横で画用紙に落書きをしていたのですが、その何でもない絵におはなしをつけると
    親たちが字を書きこんでくれて、丁寧に製本をしてくれていました。
    それをみんなで披露したり、続きを考えたり。
    製本作業は手作業で厚紙やガーゼやのりを使って
    何日もかけたりして、大変だったと思うのですが、
    ただの落書きを立派な絵本に何冊も作ってくれていました。

    このお話を読んで、すっかり忘れていたそのころの
    情景がたくさんあふれ出てきました。

    コロナ禍でなかなか実家に帰れていませんが
    今度実家でその絵本たちを引っ張り出してみようと思います。

    帯の「ほんがあるって すばらしい」
    本当にその通りだと思います。
    そんな素晴らしい子供時代を送らせてくれた
    母に感謝です。
    翻って私は自分のこどもにそこまでしてあげられていなくて反省の日々ですが、時間がある限りこの絵本ナビを通して絵本に触れさせてあげたいなと思っています。

    投稿日:2022/08/30

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  • 池のほとりにひっそりと作られたかえるの本屋さん。ここではお話し会が行われていて、おたまじゃくしや、しっぽのあるこどものかえるが集まってきています。もちろん本を買うことだってできます。
    奥の部屋では本づくりをしているかえるたち。本屋でも本づくりの部屋でもかえるたちそれぞれが思い思いに本との時間を過ごし、自分の仕事に一生懸命取りくんでいます。
    ある時「じけん」が起きますが、それも絵本の材料にしてしまうところには感心してしまいました。すみずみまで丁寧に描かれていて、読んでいてとても楽しかったです。娘はかえる語を解読するのがおもしろかったようで、表を見ながら何度も読み返していました。

    投稿日:2022/08/31

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  • かえるのほんや

    かえると本が大好き!!な子供と読みました。本の名前と表紙を見た時から惹かれました。
    本を作るところから始まり、実際の本もこのように作られているのだろうなと考えながら読みました。かえるもおたまじゃくしも一緒になって本を読んでいるところは、保育園や図書館などでたくさんの人が集まって本を楽しむ姿と重なりました。本は知識を広げ、楽しむものだということを改めて感じることができる一冊でした。

    投稿日:2022/08/30

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  • 表紙とのギャップに驚いた

    ポップな表紙を見て、軽い感じで読める絵本だろうと思っていたのですが、ページをめくった途端に目に飛び込んできた風景の美しさに目を奪われました。お話の内容も、絵も、巻末のカエル文字一覧表も、どれも素晴らしく、丁寧に時間をかけて描かれた絵本だということが伝わってきました。

    投稿日:2022/08/31

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  • かえるたちも本が好き

    • みいのさん
    • 60代
    • その他の方
    • 東京都

    人と同じように、かえるたちが本を楽しんでいる様子が伝わってきました。
    溺れかけた子犬マロの飼い主の女の子は、「ほげちゃん」のゆうちゃんによく似ていることに気づき、そうだとしたらゆうちゃん大きくなったなと、うれしくなりました。
    蓮池のハスの花がとても綺麗で素敵でした。
    かえる文字の解読も面白かったです。

    投稿日:2022/08/28

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  • かわいいかえるとすてきな本屋さん

    • もけこさん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子17歳、男の子13歳、男の子3歳

    森の中のかえるの本屋さん。
    ぐるっと本に囲まれて居心地よさそうです。
    行ってみたいなあ。
    かえるのてんちょうさんが読み聞かせをしてくれます。
    そうそう、かえる語?一覧が載っているので、絵本の表紙など解読するのも面白いかも♪
    絵本はかえるの絵本作家さんたちがこの本屋さんで作っているんですって。
    新作絵本を作るため会議をしていたかえるさんたち。
    いいタイミングでいい事件に出会います。
    きっとハラハラドキドキ最後はほっこりな絵本ができあがったことでしょうね!

    投稿日:2022/08/28

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  • 蓮糸の布

    本屋の魅力が丸ごと楽しめる、本好きにはたまらない作品です。
    町のはずれの本屋の裏にある、かえるの本屋が舞台です。
    蓮池から続く木の根元の穴が入り口。
    この秘密感がたまりません。
    そこには、かえるのための、かえるによる、かえるの本屋さんがあるのです!
    わあ、早速おはなし会が始まっています。
    セレクトされた本の内容も、うんうん、よく練られたプログラム。
    その後の自由読書や購入は、まあまあ想定内でしたが、
    後半がすごいです。
    なんと、本屋の奥では本の制作までしているんですって。
    紙も草の根から調達し、表紙には、蓮糸で作った布を使います。
    蓮糸で作ったという伝承の曼荼羅を研究中の私にとっては、興味津々。
    さらにはおはなし作りのエピソードまで完備で完璧じゃないですか。
    本を丸ごと愛でたい方にはオススメです。

    投稿日:2022/08/20

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  • すばらしい!

    池の木の根元にある、かえるの本屋さんのお話です。
    とにかくこの本屋さんがすごいのです。
    たくさんの本が並んでいて、お話会がいつも開かれています。どの絵本も面白そう!
    さらにすごいのは、ここにある本はかえるたちが一からすべて作っているということ。
    材料の紙や絵具、糊や糸にいたるまですべて手作り。
    お話も絵も、みんなかえるたちが話し合って決めています。
    ある日事件が起こり、それをもとに新しい絵本ができあがります。
    自分たちが大活躍したお話が絵本になるって素敵ですね!

    本があるってすばらしい。
    それは人もかえるも同じ、毎日を豊かにしてくれます。
    さらにビックリしたのが、裏表紙見返しにある「かえる文字」一覧です。
    『こいぬをたすけたかえる』、「うしろあしがぴょこんとでたら」・・かえるたちの絵本のタイトルや文章が本当に読めるなんてすごすぎます。
    やぎたみこさんのかえる愛をひしひしと感じると共に、透き通った優しい色合いの可愛らしい挿絵がとても素敵で癒されました。

    投稿日:2022/08/26

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  • 本が有るって本当素晴らしい!

    この絵本を読むと本が有るって、本当に素晴らしいな。と本当に思わせてくれました。何気なく毎日子供達に読んであげている絵本も、こうやって色々な人の想いが有って、丁寧に作り上げられているんだな、と思うと本当に感謝です。

    この絵本は隅々まで本当に丁寧に描かれていて、小さな子供達も見入ってしまいます。隅から隅まで絵を眺めているだけでも楽しくなるようです。ただ、私自身はカエルが物凄く苦手なのですが(結構リアルに描かれているので)子供達が嬉しそうにこの絵本を見ているので親として必死で読んであげています。

    かえるのほんやに売られている本は全てここで作られていて、どのカエルも皆本当一生懸命で、生き生きとしている感じが凄く良く表現されていました。

    カエル文字も子供達には興味が有るみたいで、本のタイトルを必死になって読もうとしていました。

    楽しくて、何だか本の事について詳しくなれるような、そんな感じもしました。そして子供達はカエルが結構好きなので、このお話はピッタリだと思いました。本の好きなお子さんにはもちろん、カエルの好きなお子さんや、ちょっとした絵本のプレゼントにも最適だと思います。

    投稿日:2022/08/22

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