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ねえ、おぼえてる?

ねえ、おぼえてる?(偕成社)

国際アンデルセン賞画家賞受賞作家最新刊

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  • ためしよみ
話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

だれのせい?」 ママの声

だれのせい? 作:ダビデ・カリ レジーナ・ルック-トゥーンペレ
絵:レジーナ・ルック-トゥーンペレ
訳:ヤマザキマリ
出版社:green seed books
税込価格:\2,420
発行日:2023年02月05日
ISBN:9784910956008
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,543
みんなの声 総数 21
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  • それ、誰のせい?

    「誰か」に読ませたい!!と思うような絵本でした。

    世の中、他人のせいにするひとが多すぎます。
    そりゃ、直接時にはそんなにこともあるけれど
    回りまわって、自分にも問題があるかもしれないのに・・。
    他人起因の件まで、責任を取らされている人を見ると
    本当に、悲しいというか、腹立たしいというか・・。

    この絵本は、繰り返し系のストーリーの中に
    とても考えさせられる展開が待っていました。

    ただ、
    今回の起因は、もしかしたら、本人的には
    悪気はなかったのかも・・。

    やっぱり「知らない」ということは
    罪だなぁということも、感じました。

    なんにでも興味を持って
    知る努力をしていきたいなと思いました。

    投稿日:2023/10/11

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  • 大人にもささります

    「だれのせい?」と犯人探しをするクマさん。
    でも、一番悪いのが自分だとわかったあとの切り替えがとても素晴らしいと思いました!
    自分が誰かに悪い事をしてしまった時に、子どもでも大人でもなかなか素直に謝れない事ってあるよな...と考えさせられました。
    嫌な事があった時、すぐに誰かのせいにしないで自分の行動を振り返ってみたり、このクマさんの様子に行動出来たらなと思いました。
    子どもだけではなく、大人にも読んでもらいたいお話です。

    投稿日:2023/10/13

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  • 心に響く

    最初は「風が吹けば桶屋が儲かる」的なお話かと思いましたが、ヤマザキマリさんのあとがきを読み、とても奥が深く考えさせられる絵本だと思いました。

    クマの兵士は、自分が切った森の木のせいで、廻り回って自分の住みかが壊されたことに気付きます。
    それをすぐに反省し、動物たちに謝罪し、出来る限りのことをしてあげるところが素晴らしいなと思いました。
    剣と盾を持っていた手が、小鳥を優しく抱く手に変わったのです。

    世の中を見ると、戦争や環境問題、人間の引き起こす様々な問題の多くが、「あいつのせい、こいつのせい」と他人を恨むことに起因しているように感じます。
    この絵本は子どもだけでなく、大人の心にも響くお話でした。
    異国情緒あふれる美しい挿絵もとても素敵でした。

    投稿日:2023/10/11

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  • そんな・・・

    自分の剣を振り回し

    切れ味を再確認しているクマの兵士。

    誇り高い兵士ですが、

    結果的に悪い展開になってしまいました。

    自分の砦が壊れていたので犯人を捜しましたが

    なかなか見つかりません。

    真っ二つにしてやる!と意気込んでいたのに。

    思いもよらず自分が悪い事をしてしまった場合、

    どうすればいいのか、どうすればよかったのか

    それを考えるのは難しいと思いました。

    素直に認め、受け入れることしか

    できないかもしれませんね。

    投稿日:2023/10/09

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  • 大事なのはそのあと

    自分のせいで回りに迷惑をかけ、めぐりめぐって自分にも返ってくる。大なり小なり、誰しも経験することではないでしょうか。
    大事なのはそのあとどうするかだなぁと、親子で考えさせられる本でした。
    その点、第一印象悪かったクマだけど最後はかっこよかった!

    投稿日:2023/10/04

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  • 不都合な真実 受賞レビュー

    この絵本はクマの兵士が剣を振りかざしてたくさんの木を切ってしまうところから始まります。そして、その行いが災いを生んで巡り巡って自分に返ってくるというストーリー。クマはだれのせいなのかを他人に問い続け、その結果「自らによるものだった」という耳を塞ぎたくなる不都合な真実が突きつけられてしまうのです。しかし、このクマの兵士はその事実を認め、自らの行いが生んでしまった災いに報いようと努めます。たとえそれが何年かかっても。

    これってどこか私たちの生きる世界とも似ているように思えました。例えば、環境問題。自分が出してしまっている排気ガスやゴミは巡り巡って自然破壊や環境悪化につながっていますが、とても遠いようで自分のせいだとは思わず、誰かのせいにしてしまっています。本当は自分以外の誰かでなく、自分も含まれる自分たちのせいなのに。そんな時、このクマの兵士のように、過去の自分の行いを認めたうえで、これから自分のできることを小さなことでもやってみるのが良いのかもしれないなと思いました。

    子供がどう読み解くかはわからないし、その時、その年齢での解釈や着目ポイントが変わりそうな絵本で、それが魅力の一冊に思いました。自分自身も次にまたこの本を読んだ時、どう思うのか何を感じるのか楽しみです。

    投稿日:2023/10/02

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  • やっぱりそうだ!

    自分の砦が壊されたのは誰のせいだ?!と、クマは怒って犯人を探しに出かけます。
    これはもしかして……と思いながら読み進みましたが、やっぱりそうだ!という展開でした。
    でもそれだけに留まらず、自分の行動を反省し、行動を改めるところまで描かれているのがよかったです。
    おしゃれな大人っぽいイラストがとても素敵でした。

    投稿日:2023/10/01

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  • 自分に今一度問いかけたい

    何かしら都合が良くないことが起きたときなど、自分以外のせいにしたりしていなかったか。また、この気高きクマの兵士のように、気づいたあと省みて、できる限りのことを行動に移せていたか。
    大人こそ心当たりがあるようで…とても考えさせられる絵本でした。子どもに読み聞かせをするうえでも恥じない自分でいたいと思いました。そして、一見関係性の無さそうなことでも、1人ひとりの小さな一歩でも、望むなら平和へとつながっていくことを忘れずに過ごしていきいたいです。

    投稿日:2023/09/30

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  • 1冊持っておきたい本。

    この本は何歳になってもすごく考えさせられるというか、学べる1冊だと思います。こんなに自分のミスを受け入れて何とかしようと必死になれる人は、ほんのわずかの人ではないでしょうか。自分のミスを受け入れるのは本当に勇気がいることです。このクマの兵士は自分のしてしまったことを認め、すぐに行動に出ました。とても素晴らしいことで、そしてこのことを機に、クマの兵士も今までとは違い素晴らしい兵士へとなれたこと。本当に素敵なお話です。子供たちと一緒に何度も読みたいと思いました。子供に読んであげるのももちろん良いと思います、そして大人が読んでもすごく何か感じるものがある、素晴らしい1冊だと思います。プレゼントにもおすすめです。

    投稿日:2023/09/30

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  • 子どもと一緒に読みたいお話

    自分が何気なく行ったことが、まわりまわって自分に返ってくるパターンのお話かと思いながら読んでいました。けれども、この絵本には、素敵な続きがありました。
    人間、深く考えずに行動を起こしてしまうことがあります。そして、その結果、思いもよらぬ迷惑を他者にかけてしまうこともあります。「そのようなとき、どうしたら良いのか?」
    そのようなことを考えさせられるとても良いお話でした。子どもと一緒に改めて読みたいと思います。

    投稿日:2023/09/22

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