クリスマスまであと九日−セシのポサダの日」 みんなの声

クリスマスまであと九日−セシのポサダの日 作:マリー・ホール・エッツ アウロラ・ラバスティダ
訳:たなべいすず
出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1974年
ISBN:9784572002044
評価スコア 4.65
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みんなの声 総数 22
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  • 新鮮なクリスマス

    エッツの本が好きなので
    読んでみました。
    クリスマスといっても国によって祝い方が異なります。
    でも日本人である私にはほとんど触れることのない行事。
    それが、とっても素晴らしい絵と文で表現されています。
    暗い感じがある絵もところどころ、鮮やかな色で塗られて
    クリスマスのわくわくする感じがあります。
    自分も絵本の中に入っているような気持ちで読みました。

    いわゆる、サンタさんとかプレゼント、というのではないけれど
    いろんな国のクリスマスに触れるのもいいなと思いました。

    投稿日:2011/05/25

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  • その場に私も招かれたような臨場感で・・

     サンタさん中心のクリスマス作品はたくさん読みましたが、異国のクリスマスの過ごし方を描いた作品というのは珍しいですね。

     メキシコのクリスマスの前からの様子を主人公のセシちゃんと一緒に楽しみました。

     メキシコはブラジルに次いで世界で二番目にカトリック人口(89%)が多い国です。
     また、メキシコのカトリックは、もともとメキシコに存在していた先住民(インディオ)の信仰と融合したカトリックとしても知られています。

     クリスマス前からの準備の様子や人々のワクワク感が伝わる描写や、セシのポサダ当日の丁寧なセレモニーの描写まで、その場に私も招かれたような臨場感で楽しめました。
     
     特にピニャタ割りが、この国の子どもたちにとってことのほか楽しみな事であることも理解できました。

     ピニャタの中のお菓子やコインよりも、初めて自分のピニャタを買ってもらい、割られることを嫌がるセシの可愛い涙もいとおしかったです。
     やはり、エッツさんならではの見逃さない子どもの言いようもない魅力的な表情の瞬間が描かれていました。

    投稿日:2010/12/02

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  • せつなくなります

    セシ(主人公)の澄んだ気持ちが伝わってきて、
    胸がぎゅっとなりました。

    メキシコのポサダの風習、聞いたことはありましたが
    この本でよく分かりました。すてきなパーティですね!

    投稿日:2010/11/30

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  • メキシコのクリスマス

    • 事務員さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳、女の子3歳

    パパが3歳と6歳に読んであげました。
    聞きなれないカタカナの言葉と
    長いお話でパパは大変そうでした。
    子供も馴染みのないメキシコの文化と
    睡魔に襲われ大変そうでした。

    絵本を読まないと知ることもなかった
    メキシコのクリスマス行事を垣間見れて
    私は大変満足です。
    少女シスの”気持ち”を
    いろんな場面で楽しめました。

    子供たちには小学生になってから
    もう一度読んであげたいです。

    そしてこれをきっかけに外国のクリスマス文化に
    興味を示したり、海外へ行ってみたいってあこがれたり
    何か感心を引き出してくれそうな、そんな絵本でした。

    投稿日:2010/11/19

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  • 異国の香り

    • mnmさん
    • 10代以下
    • その他の方
    • 神奈川県

    ページをめくる度に、セシのうきうきしている様子がじわじわと伝わってきます。
    絵はひとつの絵画のようでした。色使い、タッチ、異国の香りがして引き込まれます。色合いがとても好きでした。

    投稿日:2010/10/28

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  • その国独特のクリスマスの迎え方

    息子の疑問は、セシが壊してしまうピニャタなのに、自分が好きな物を選んだのか?ということでした。セシも壊したくはなかったのですけどね。

    息子と私の共通の感想は、チェコのクリスマスの様子を描いた「おじいちゃんとのクリスマス」に似ているということ。

    ストーリー的に似たところはないのですが、その国独特のクリスマスの迎え方というのが、共通していたからなのか?と思います。それと、両方とも浴槽が出てくることかな?

    少し長めなのですが、セシがサボタを心待ちしている様子や、セシが「あひるになりたいな」と冷たい浴槽に入ってみるところがとてもかわいらしく感じました。

    投稿日:2009/01/29

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  • 小学生になってからまた読みたい

    中米メキシコのクリスマスのお話。
    ラテンアメリカの知り合いの多い私としては、
    とっても身近な、メキシコの雰囲気を感じる絵本で大好きです!
    海外に興味をもちはじめたお子さんに、
    欧米以外のクリスマスの楽しみ方を知るのに、
    ぜひいいのではないかと思いますよ!

    ただ分量的には結構多いと思います。
    年長の息子にはちょっと長かったような、
    読み聞かせにはちょっと早かったような印象もうけました。
    小学生になってからでも十分楽しめる絵本だと思います!

    とはいえ、公園の冷たい水の上にいたアヒルの気持ちを知りたくて、
    自宅のおふろに水を張って飛び込んでしまう主人公のセシなどの行動には、
    共通するものを感じたようです。

    投稿日:2007/12/21

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  • メキシコのピニャタ割り

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子14歳、男の子11歳

    メキシコの幼稚園児セシは、大きくなったので、
    ポサダというクリスマスパーティーをしてもらえることになります。
    メインはピニャタという素焼きのつぼに紙を張り合わせたものを
    つりさげてもらうこと。
    その中にお菓子などを詰め、子ども達が目隠しして割って楽しむのです。
    さあ、セシはどんなピニャタを買ってもらえるのでしょうか。
    メキシコのクリスマスを待つ行事として興味深いですね。
    子どもの成長を見守ってくれる儀式のようにも思えます。
    そして、初めてのポサダを体験するセシの心の動きがとてもよく伝わってきました。
    そんなセシを見守る大人達の姿にもほっこりさせられました。
    そして、セシのピニャタの顛末がとても素敵です。
    こんなクリスマスもいいですね。

    投稿日:2007/12/16

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  • こんなクリスマスもあるんだ

    • ゆみねーさん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子14歳、女の子12歳

    マリーホルエッツということで何も考えずに購入した本でした。
    メキシコのクリスマスってこんなイベントがあってるんだとはじめてしりました。
    ポサダという言葉もこの本で知りました。
    いろんな国のクリスマスがえほんという形でしることもできとってもよかったです!

    投稿日:2007/11/15

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  • 大人ぶりたい子供の気持ちをくすぐる

    • ホートンさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子5歳、女の子4歳

    図書館で借りてきましたが、5歳の息子のお気に入りになりました。4歳の娘には、まだ少し難しいようです。お母さんがセシに「もうようちえんにいっているんだし……」とポサダを開いてくれる(つまり一人前扱いしてくれる)場面や、お店で「すきなのをえらんでいい」(うちの子にとっても、なかなかあることではない)と言われてわくわくする場面などに共感したのでしょうか。息子にも似たような経験がある(はず)だからです。あひるが寒くてかわいそう(あひるは寒くないのにね)と思っている間にポサダのことを忘れてしまうなど、幼児らしくて微笑ましいです。お兄さんのちょっと偉そうな口調も、いつも妹に偉そぶっている我が家の息子の共感を得たのかもしれません。

    投稿日:2006/03/03

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