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おじいちゃんわすれないよ」 みんなの声

おじいちゃんわすれないよ 作:ベッテ・ウェステラ
絵:ハルメン・ファン・ストラーテン
訳:野坂 悦子
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2002年07月
ISBN:9784323070254
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,144
みんなの声 総数 17
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  • 赤いハンカチが印象的

    大好きなおじいちゃんとの別れを、自分なりに理解して受け入れていく様が丁寧に描かれているお話です。おじいちゃんとの思い出の赤いハンカチが、セピア色のバックに映えてとても印象的でした。
    一見地味なたたずまいの絵本なので、子どもが自ら手に取らなかったのですが、一度読むと心に残ったようで、それからは「読んで」と持ってくることが多くなりました。
    巻末には訳者によるオランダの絵本の解説もあって、興味深かったです。

    投稿日:2015/02/24

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  • ぜったいにわすれないよ

    こんなおじいちゃんが居てくれたらいいのにな〜って子供はいいます。おじいちゃんとだからこそ出来ることってたくさん。いつか必ずや皆に訪れる死。それはとても悲しいことだけど、このヨーストのように乗り越えてくれたらなって思いながら読んでます。

    投稿日:2014/05/09

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  • いつか

    子どもがいつか乗り越えなければいけない死というもんだい。親も説明するのがむつかしい。また親にとっても悲しい現実です。赤いハンカチという一枚のちいさなものかもしれませんが、それが人の心をしっかりと結んでつなげてくれています。素晴らしい本だと思います。

    投稿日:2013/11/28

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  • オランダの絵本

    おじいちゃんの死を描いた絵本です。
    赤いハンカチを通して、おじいちゃんとの思い出が次々とよみがえります。
    お別れは悲しいです。
    でも、静かにゆっくりと受け入れていく様子に、救われる思いがしました。

    オランダの絵本ということで、そこかしこに外国の雰囲気が感じられます。
    あとがきを読むと、オランダの雰囲気に浸れますよ。

    投稿日:2013/08/27

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  • 亡くなったおじいちゃんの棺のそばで、少年の頭に思い出が駆け巡ります。
    読んでいて涙があふれてきました。
    祖父が亡くなった時、初めて自分が経験した身近な死が、どうしておじいちゃんだったのか、優しい祖父、怖い祖父、頑固な祖父、心の支えだった祖父を心に駆け巡らせました。
    自分の知らなかったおじいちゃんがいます。
    掘り起こしてみれば、数知れないおじいちゃんとの思い出があります。

    でも、おじいちゃんはそこに眠りについたまま、帰ることのない場所に連れて行かれます。
    絵本中にこれほど哀愁を盛り込めるなんて。
    チョッピリ客観的になってみました。
    それから、自分も孫の心に精一杯思い出を詰め込めるじいじになりたいと思います。
    子どもがお父ちゃんになるまで、まだまだ先は長そうです。

    投稿日:2012/07/27

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  • 毎週、子ども中心ですが大人を混ぜたグループで絵本の読み聞かせをしています。

    おじいちゃんの亡くなった日
    ヨーストはおじいちゃんとの日々をずっと思い出していました。

    おじいちゃんはぼくとの約束を忘れることはありませんでした。
    赤いハンカチに結び目を作って覚えておいてくれてたのです。

    「約束を覚えてる」というキーワードで
    この絵本を選びました。

    この絵本の最後には
    ヨーストが赤いハンカチで結び目を作って、おじいちゃんに約束します。

    素敵なおじいちゃんとの素敵な約束の思い出!
    赤いハンカチが絵の中で際立って描かれています。
    思い出と約束が際立つようです。

    「金のりんご賞」を受賞した絵本だそうです。
    とても美しい絵本だと思いました。

    おじいちゃんを亡くした子どもたちも
    真剣に聞いてくれました。
    小学校高学年になるとひびいていくのだな、と思いました。

    投稿日:2011/10/18

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  • 赤いハンカチがお話の灯りとなっています

     赤いハンカチにやられました。
     表紙絵も作品全体も、ブラウン系の色調ですが、見事に赤いハンカチがお話の灯りとなっています。

     おじいちゃんを失ったヨーストの悲しみの深さは、おじいちゃんと過ごした楽しい時間の分大きかったのだと思います。
     「良く来た良く来たわが孫よ!この世で出会えて、嬉しいよ!」っていう、おじいちゃんのヨーストを可愛がり夢中になって遊んでいる様子から解ります。
     ただただ愛され受け入れられるこの経験は、ヨーストを「人」を信じ愛する大人にしてくれることでしょう。
     
     ドイツ語圏では、約束を忘れないようにとハンカチに結び目を作るという話を以前にも聞きかじっていました。
     このヨーストの結んだハンカチの結び目は、おじいちゃんからもらった「愛」そのものだと思います。

     人生の中で、たくさんのお別れをこれからも経験するヨーストでしょうが、おじいちゃんとのこのお別れは、心の中にもハンカチの結び目を結んだ大切なものとなったことでしょう。

    投稿日:2010/09/26

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  • 素晴らしい完成度の高さ

    • のきこさん
    • 30代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子6か月

    「おじいちゃん わすれないよ」
    ベッテ・ウェステラ作、ハメルン・ファン・ストラーテン絵

    オランダで出版。2001年度のブラスティヴァの世界絵本原画展「金のリンゴ賞」受賞。この賞は、歴史ある世界的な絵本賞であるらしい。でも、賞は絵に対してなのか、文章に対してなのかよくわからない。絵は、それほど新味もないオーソドックスなものなんではないかと思うけれど。

    さっと読んで、隙がなくよく練られている作品だなぁと思った。
    現実からおじいさんとの回想場面がいくつも繰り返されることにより、2人の楽しかった日々が十分わかるし、伏線としても、小道具としても、赤いハンカチが重要な使われ方をしている。これがラストでとても効果的に演出されている。

    @現実 おじいちゃんの部屋のヨースト。悲しむヨーストに、ママは、おじいちゃんとの思い出の赤いハンカチを渡す。
    A回想1 おじいちゃんとのカウボーイごっこ。ハンカチは、ヨーストのバンダナに。
    B回想2 おじいちゃんとの海賊ごっこ。ハンカチは、海賊船の旗。
    C回想3 おじいちゃんと家出。ハンカチは、お弁当の包みに。
    D回想4 おじいちゃんと自転車の練習。ハンカチは、膝こぞうのけがの包帯。
    E回想5 おじいちゃんとの約束。ハンカチは、結び目を作って、約束を忘れるのを防ぐため。
    F現実 迎えの車が来て、墓地に向かうヨースト。ヨーストは、おじいちゃんの棺に土をかけるのを拒否する。
    G回想6 おじいちゃんと砂浜で遊ぶ。すっぽうまっていたおじいちゃんは、アイスやが来ると起き上がってアイスを買ってくれる・・・。ハンカチは、おじいちゃんの頭を包む。
    H現実 ママがヨーストにハンカチでできるいいアイディアを教えてくれる。
    Iラスト ハンカチに結び目を作ったヨーストは、おじいちゃんのことを忘れないよと、誓う。

    なんと見事な、よく考えられた構成。
    やはり教科書に載ってもふさわしいような内容。

    でも、実はあまりに整い過ぎて感動に乏しいような気もする。
    ジョン・バーニンガムの「おじいちゃん」の換骨奪胎のような気もする。
    でも、バーニンガムに感じられるような詩情が足りないような。
    そんなこんなで、よくできた作品だけれど、印象が薄いのがちょっと残念。

    投稿日:2010/09/14

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  • 母の立場で

    • 桜子さん
    • 50代
    • その他の方
    • 大阪府

    息子にとってのおじいちゃんは、息子が小学1年の時に亡くなりました。
    父が息子をとても可愛がっていたので、その二人の様子がこの本を
    読みながら、思い出としてよみがえってきました。
    おじいちゃんがヨーストを可愛がる様子が、
    私の父と息子の二人と重なって、少しうるうるしてしまいます。

    父の葬式の日、息子は泣いていました。
    お爺ちゃんの死を息子はどんな風に受け止めたんでしょう。

    ヨーストのお母さんは、おじいちゃんのハンカチを
    ヨーストに渡します。「結び目を作ってみたら」と。
    おじいちゃんを忘れないことで、ヨーストは祖父の死を
    受け入れることができたのでしょうか。

    茶系のトーンでまとめられた絵は、明るいとは言えないけれど
    温かい涙で包まれてるような、感じです。

    投稿日:2010/04/23

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  • おじいちゃんも、お母さんも素晴らしい!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子12歳、女の子8歳

    ストーリー展開に違いはありますが、最近読んだ「くまとやまねこ」(湯本香樹美:作)と、テーマに似ている気がしました。
    主人公の少年は、大のおじいちゃんっ子で、亡くなったおじいちゃんを想い、思い出にむせび泣くのです。
    そんな彼に、お母さんはおじいちゃんの形見(?)の赤い大判のスカーフをくれるのです。絵本の中に姿は表しませんが、私はこのお母さんのお父さんが、主人公のおじいちゃんなのではないかと、睨んでいます。
    たぶん、自分も悲しみの中にいるのに、息子の、おじいちゃんを想う気持ちを優しく包んで揚げられるこのお母さんは、とても素晴らしと思います。
    そして、思い出の中に登場するおじいちゃんが、これまたとても素敵でした。
    この絵本は「死」というものを考えなければならないので、中学年以上のお子さんにお薦めしたいと思います。

    投稿日:2008/05/24

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