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当世落語風絵本 孝行手首自信を持っておすすめしたい みんなの声

当世落語風絵本 孝行手首 作・絵:大島 妙子
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2010年04月
ISBN:9784652040911
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,165
みんなの声 総数 47
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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31件見つかりました

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  • 怖いような・・・の人情話

    二十年間、心の奥にしまいこむことが出来ずに愛し続けた息子が、ひょんなことから還ってきた。
    それも手首だけ・・・

    設定をリアルに考えるとホラーなのですが(笑)、それほど怖く感じさせないのが、落語の軽妙洒脱なところといえますね。
    両親のリアクションがオーバーで、でもあふれんばかりの愛情が感じられるので、話がトントントン!と進んでいくにつれ、ぐいぐいと引き込まれてしまいました。

    投稿日:2019/04/23

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  • 素敵なステキな人情ばなし!

    久し振りの大島さん作品

    “当世” 落語 ”風” ってことは
    大島さんの原作?なんでしょうか

    表紙からして
    「?」

    最初から大事な息子がかわいい盛りで
    亡くなっちゃうなんて・・・
    20年経って
    それぞれ、病気だったり
    して
    暗い落語なのかな・・・と
    神妙に読んでいくと
    途中からの大島さんマジックに
    はまります!(笑

    三途の川の前に二股に道が分かれてる?
    って、初めて聞いたなぁ・・・
    と、私は、チェックしてました(笑

    まぁ〜、その描写に笑い

    おはなしの展開は
    江戸の人情味溢れる雰囲気

    私も
    仏様へのご飯を欠かさないから
    うちの亡くなった人達も
    朝、食べているのかな(笑

    職業設定も素敵!
    和尚さんの計らいにも、感謝と「さすが!!」と
    感心してしまいます

    親子の情に泣いて
    性格や、することなすことに笑って
    と〜っても読み応えのある絵本でした

    大人に読みきかせるのもいいんじゃないかしら

    投稿日:2017/02/11

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  • 読み応え、見応えあり!!

    率直に…とても面白かったです!!
    落語というと、少し堅苦しくて難しいイメージでしたが、絵本だとスーッとお話が頭に入ってきて、どんどん引き込まれていきました。
    6歳の息子には少し長いかな〜とも思いますが、飽きの来ないテンポのいい話の展開で、大好きになりそうです♪

    内容も、親子愛に包まれていて、子を持つ親なら共感出来る1冊ではないでしょうか。自分の子がある日突然死んでしまったら…なんて考えたくもないですが、そう思って読むと胸が苦しくもあり、でも温かくもあり、ステキな1冊です。

    ぜひおすすめします!!

    投稿日:2015/08/12

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  • 泣いて、笑った

    始まりは悲しくて、我が子を亡くした夫婦の二十年を考えると、たまらない気持ちになりました。

    けれどもまた、三人で暮らせる日が来るなんて…!

    妖怪かと思っていた表紙の手首はなんと、死んでしまったはずの愛しい我が子!
    あの世からたまらず付いてきてしまった五歳の小太郎の父母恋しい気持ちに、思わず涙が出ました。

    毛むくじゃらで大きな手だけど、小太郎は毎日あの世でおっかさんの美味しいごはんが食べれて…きっと幸せだったんですね!
    可愛らしいあの小さな手ではないけど、子の成長を感じて、お光もどんなに嬉しかっただろうと思いました。

    最後は家族が笑って寄り添う姿に、安堵のため息がこぼれました。
    やっぱり家族みんなで“幸せ”が嬉しいよね!

    夏にもってこいのヒヤッとする怖い展開もアリ、グッとくるような温かさもアリの、最高にハッピーな一冊でした!!

    投稿日:2015/08/12

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  • 小学校で読んでみたい

    『わらっちゃった』や猫吉一家物語などで、大島妙子さんの絵本を知っていて、その暖かみのあるユーモアが大好きなので、こちらの落語シリーズも読むのが楽しみでした。
    こちらは、はじめからショッキングなおはなしでビックリしましたが、その後、予想を遥かに超える展開が待っていました。
    想像するとちょっと怖いのですが、そこは大島妙子さんの画風がそれを吹き飛ばしてくれます。
    ラストにはとても暖かくて良い気持ちになれるお話です。小学校の読み聞かせで使ってみたいなと思いました。

    投稿日:2015/08/11

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  • 孝行息子にホロリ

    幸せな親子三人の生活が、あっという間に壊されてしまった。
    そして、20年という月日が流れ、不思議な出来事が起きる。
    もしかしてと思いながらも、まさかね…いえいえやっぱり…
    早いお話の展開に、置いてけぼりをさ食らいながら、お話は、どんどん進んでいきました。
    これもまた、落語絵本。もともとの作品もあわせて読んでみたいと思いました。こんな形での親孝行は、とても貴重なのですが、何かもっと違う形で出てきても良かったのにと思ったのも正直なところです。

    投稿日:2015/08/11

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  • 奇妙で温かい 受賞レビュー

    何とも奇妙なタイトルと、表紙の絵。
    落語風絵本とありますが、なんと大島妙子さんの自作落語のようで、読む前からドキドキワクワク!

    お話は、しょっぱなから辛い展開。
    息子に続いて、旦那さんも?・・とちょっと暗い気分になりかけたところ、予想をはるかに超えた展開に。

    手首が出てきたところでは、不気味なんだけど、二人のやりとりが何だか面白くて、どんどん先が気になり・・・
    ついに親子名乗りをあげたところは、本当に感動しました!

    そして、手首が無いと不便だろうと、返しに行くお光さんの姿に、やっぱり母親の愛情を感じました。
    その後の展開も面白く、必死なお光さんには悪いと思いつつ、つい笑ってしまいました。

    身体は無くとも、せめて手首だけでも孝行したいというテの助の思いと、二十年も毎日息子のことを忘れることなく、仏前にご飯を備え続けた夫婦の奇跡のお話。

    こんなすごいお話を考え付く大島さんは本当にすごいです!
    読み終わって、温かい気持ちになった1冊です。

    投稿日:2015/08/10

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  • 毛むくじゃらでもかわいい手首

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子5歳、男の子3歳

    手首が主人公の話なんて始めて読みました.読んでみるととても面白くて温かくて,最後まで展開が予測できなくて,わくわくしながらページをめくっていました.
    うちの長男も来月で6歳.小太郎が亡くなってしまった場面では,涙が出ました.毛むくじゃらでお世辞にもかわいいとは言えない手首でしたが,ねじりはちまきにふんどし,そして手首テの助という名前をつけてもらって松吉とお光に大事にされるようになってからは,かわいらしく見えてくるので不思議なものです.
    家族っていいな,誰かを想う気持ちってすごい力があるんだなということを改めて気づかせてくれる絵本でした.

    投稿日:2015/08/10

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  • はじめ、表紙の手首のインパクトの大きさに実はかなりぎょっとして鳥肌がたってしまいました。
    (なかなか、手首だけを見る機会なんてないですよね)
    手首…読むの怖いなぁ、と思っていたのですが、読んで途中から涙ぼろぼろ止まりません。
    なんていい話なんだ、、と涙をぬぐいながら読み切り、
    あれだけ恐怖を感じていた手首(手首テの助)が、途中から、なんと
    愛らしく、いとおしく感じました。
    まさかの展開に驚きです。

    私自身、親に「一番の孝行は、元気で健康で長生きしてくれること」と言われて育ちました。
    小太郎が亡くなってしまうシーンはお話だと分かっていても辛いものです。
    けれど、手首という姿に変えても、また家族3人揃って過ごせて
    幸せに前向きに楽しく暮らしていけるようになって本当に良かったです。
    最後は、3人で手を合わせて、手と手のしわとしわを合わせて幸せだね。
    心があったかくなる良いお話で、幸せな気持ちになれました。

    私も、我が子が、元気にすくすくと成長してくれていることに感謝しながら
    私を大切に育ててくれて、今も元気にいてくれる両親に感謝しながら
    今ある幸せを噛みしめて暮らしていきたいなと改めて感じる
    なにげない日常に、日々に感謝する絵本でした。
    ぜひ、手首怖い!と思わず、手にとって頂きたいです☆

    投稿日:2015/08/10

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  • 家族の愛情が伝わってくる、味わい深い一冊☆

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、女の子4歳

    8歳の息子と読みました。

    表紙にどどんとある手首の絵。
    中身の想像がなかなかつかず、
    手探りでスタートした私たちでしたが、

    次第に、松吉、お光の世界に入り込んでいく私たち。
    体を壊して気が弱くなっていても、お光を案じる松吉、
    お光の、竹を割ったようなさっぱりとした性格、
    そして二人の間に現れたテの助。

    全てがテンポよく進んでいく中で、
    まじめな中にも笑うところあり、
    笑い中にもキラリと光る愛情ありで、
    なるほど「落語風絵本」と題されているのが、
    とってもよく分かります。

    途中でテの助の正体に気づいてしまった息子は、
    事の成り行きをハラハラしながら見守っていましたが、
    最後はなんとか、三人が幸せになるエンドで本当によかった。

    手首が動くなんて怖い、といえないこともないけれど、
    家族の愛情の方がぐんと伝わってくる、
    とっても味わい深い一冊です☆

    投稿日:2015/08/06

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