シリーズの中から、この季節にはこの一冊が良いかと選びました。
5つのお話しが載っています。
「はるが きた」は、春の訪れに気づいたかえるくんががまくんを起こしにいくのですが、なかなかベッドから出ようとしないがまくんに、かえるくんが一計を案じ、見事がまくんを外へ連れ出すお話しです。
ベッドから出たくない気持ちのわかる息子に当時うけました。
ほかに、「おはなし」・「なくしたボタン」・「すいえい」、そして教材としても取り上げられている「おてがみ」。
学校から帰って来て、勇んで「はは、これ幼稚園の時に…。」と本箱から取りだ出し私に説明し、読んだ本が教科書に載っていたのが嬉しそうでした。
「おてがみ」も、かえるくんの優しさが、ジーンと来るお話しです。
読んであげても良し、一人読みにもお薦めの一冊です。