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やなせたかし おとうとものがたり

やなせたかし おとうとものがたり(フレーベル館)

アンパンマンの作者やなせたかしが弟・千尋との思い出を綴った幼物語。

  • 泣ける

ともだち」 みんなの声

ともだち 作:谷川 俊太郎
絵:和田 誠
出版社:玉川大学出版部 玉川大学出版部の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2002年11月
ISBN:9784472402784
評価スコア 4.73
評価ランキング 1,158
みんなの声 総数 112
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112件見つかりました

  • ともだち

     「ともだちってどんな人? どんなきもち?」
     これは私が大人になってもずっと考えていたテーマだ。
     会社の女性の同僚はときに言葉で傷つけたり、ときにすり寄ってきたりする。
     そんなもやもやした感情が、谷川さんのかざらない詩と和田さんの描くシンプルなのに表情豊かな絵によってとかされていく。
     ラインやSNSなどは便利だが、とりつくろったり、うわべだけの言葉を並べているようで、やっぱり相手の気持ちはわからない。
     どんなに年齢がちがっても写真でしか会えなくても「どんなきもち?」と、お互いに思いをめぐらせることがともだちの第一歩なのだと思う。

    投稿日:2018/11/18

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  • ともだち

    • あいみささん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子14歳、男の子10歳

    以前、加入しているおはなしのサークルで読み聞かせしました。じんと心に残る絵本でした。色々考えさせられる絵本でした。たくさんの子供たちに読んでもらいたい本です。大人にも読んでもらいたい絵本です。谷川俊太郎さんの絵本は素敵です。

    投稿日:2018/11/18

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  • おともだちって、あったかい

    • サニーふうさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、女の子4歳

    来年から小学校にあがる娘。準備を始める中、新しいともだちがたくさんできるといいなと、わくわくどきどきの様子です。そんな中、いっしょに読みました。

    ページをめくるにつれて、想像力がかきたてられます。
    「ともだち」がどんどんふらみます。
    世界がぐんぐん広がります。
    ともだちの顔が次から次へ浮かんできて、娘も友達の名前をあげながら、「ともだちってね」と、自分だけのともだちストーリーを話してくれました。

    すぐそばの友達だけではなくて、会ったことのないともだちが世界中にたくさんいることに気づかせてくれます。
    ともだちが愛おしく感じる、あったかい本です。

    投稿日:2018/11/04

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  • ハッとしました

    ともだちについて子供にあまり説明できていなかったことに気がづきました。そうだったそうだったと子どもだったころのことを思い出しました。
    いろんなともだちについて悩み始めた小1の娘。こういうともだちってすばらしいねと共感し合えた。自分だけだと、どうしても大人の目線からのアドバイスになってしまうけれど、これは子どもの目線だなと。

    投稿日:2018/10/31

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  • 年代を超えた名著

    • コージさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 女の子18歳

    たかが、絵本と侮ってはいけない。
    現代には友達がいないという人、友達ができない、作れないという人がいる。そんな人に贈る、子どもから大人までとても役に立つ参考になる絵本です。
    友達って何だろうか、どういう関係だろうかという問いから始まり、それは親友、生涯の友達ができるまでのステップ。
    次に友達になったら、相手に何をするかを教えてくれる。これは生涯の親友や結婚に結びつくかもしれないヒント。
    独りではできないことも、友達とならできること、社会では独りでは生きていけないことを教えてくれる。
    そして、相手の気持ちを思いやること。子どもの頃は、ついやってしまうことでも、結構大人になってもやってしまっている相手を不快にすること。
    けんかはつきもの、でも意見を述べ、相手の意見にも耳を貸し、謝罪して仲直り。昔からのけんかのルール。一つ自分に覚えがあるのが、両親や先生に言いつけるのはずるいんじゃないかという文には、どきっとした、正当な回答を求めたいだけに言いつけるのだけど、当事者同士でしっかり話し合うことが大事で、それなしに言いつけるのは良くないこと。いじめの始まりなんてこんなことかもしれない。
    ともだちには色々な形があることを教えてくれる。現代のLGBTなどのマイノリティも友達だと理解できる。
    あったことがない、世界の色々な境遇の子ども達も友達。人間のみならず生物みんな。だから、助けに行ったり、募金したり。
    この本に出合えた人は、今の時代からこの先の未来へ社会で活躍できるのではないでしょうか。そんな気がします。

    投稿日:2018/10/08

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  • 私にとっての「ともだち」

    • かぷこさん
    • 40代
    • ママ
    • 岩手県
    • 女の子13歳、女の子9歳

    この本には沢山の「ともだちとは…」が出てきます。 とてもシンプルな言葉で、その中からきっと自分の心にぐっとくる「ともだちとは…」が見つかると思います。
    私の周りの「ともだち」、まだ見ぬ未来の「ともだち」に会いたくなる一冊です。

    投稿日:2018/10/03

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  • 大きくなっても読み聞かせしたい本です

    • ララココさん
    • 30代
    • ママ
    • 茨城県
    • 男の子6歳、女の子3歳

    引っ越しする際に、幼稚園のお友達からプレゼントしていただいた絵本です。6歳の息子はページをめくるたびに「分かってるよ」「そんなことしないよ」と言いますが、大人の私はドキッとするページも。これから成長していくと、できることも考えも変わるでしょう。なので子どもが大きくなっても、この絵本はずっと一緒に読みたいなと思いました。それから、今度お友達とお別れするときがくれば、私からこの絵本を贈りたいです。

    投稿日:2018/10/02

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  • 集団生活を始めた娘へ

    • 新婚さんさん
    • 30代
    • パパ
    • 大阪府
    • 女の子4歳、男の子1歳

    順番を守れなかった、自分の思い通りにならないと泣きわめいた。そんな娘が、この本でお友達に笑顔で「先にどうぞ」ってブランコを譲った時に涙が出そうでした。人は決して一人では生きることができない、お友達の大切さを心から感じてほしいです。子のみならず、大人にも響く一冊です。

    投稿日:2018/10/01

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  •  なんだか読んだことがあるとずっと思ってきた。
     きっと谷川俊太郎さんと和田誠さんがコンビの絵本がたくさんあるせいだろう。
     この本だって、そう。
     最初はいつもの感じで、「ともだち」の魅力が語られていく。
     「ともだちって いっしょに かえりたくなるひと。」とか「ともだちなら たんじょうびを おぼえていよう」といったように。
     そして、谷川さんの短い文章に和田さんの素敵な絵があって、それは何ページもつづく。

     ところが、途中でトーンが少しずつ変わっていく。
     「しかられた ともだちは どんなきもちかな」とか「ないしょばなしを されたら どんなきもとかな」といったように。
     そういった変調のあと、「すきなものが ちがっても ともだちは ともだち。」みたいな文章に変わっていく。
     そして、最後は和田さんの絵ではなく、障害を持った子や世界のどこかの貧しい国の子の写真に変わる。
     その時、この本は初めて読むんだと気がついた。

     そして、思った。
     この絵本は読者に考えさせる絵本なんだ。
     谷川さんはいろんな「ともだち」についてのことを書いてはいるけれど、きっと読んでいる私たち自身が「ともだち」ってどんな人のことなんだろうかとか、いじめをしたりいじわるをしたりすることはどんな気持ちなんだろうかとか、自分たちのまわりだけでなく世界中にいるだろうたくさんの人たちとどうしたら「ともだち」になれるんだろうといったことを、考える絵本なんだ。

     だから、きっとこの絵本は「ともだち」と読んだら、いい本にちがいない。

    投稿日:2017/10/08

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  • これが本当のともだち 受賞レビュー

    ともだちを読んで、改めてただ何人か集まってわーわー楽しだり、常に誰かと一緒に行動することがともだちではないと思いました。何があっても、本人を理解し、支え、本人が苦しんでいるときに相談に乗って力になってくれる人。これが本当のともだちにちがいないと感じさせてくれた絵本です。

    投稿日:2017/02/22

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