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たった ひとつの ひかりでも

たった ひとつの ひかりでも(評論社)

どんなに暗くても、きっと見つかる、希望の光。

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ないたあかおに」 みんなの声

ないたあかおに 作:浜田 廣介
絵:池田 龍雄
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1965年12月
ISBN:9784033020204
評価スコア 4.73
評価ランキング 1,181
みんなの声 総数 50
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50件見つかりました

  • すべての鬼が怖いわけじゃない

    節分をあと数日に控え、子供は毎日「鬼怖い、鬼怖い」と
    言って怖がっています。

    昔のまんが日本昔話の「鬼は〜ウチ」と言った寂しい
    おじいさんと鬼の宴会の話を見せたり、花咲かじいさんの
    鬼をみたりといろいろな鬼に接してきたのに。
    そんなに怖いかな〜なんて大人の勝手な判断で不思議に
    思っていました。

    そんな時このレビューで「ないたあかおに」を知りました。
    お友達が欲しくてアピールするあかおにに、自分が悪者に
    なって手を貸すあおおに。

    そんな二人の姿は鬼どうこうではなく、二人の仲の良い
    友達の話になっていました。「鬼でもいろんな鬼がいるんだね」
    と話したら、涙ながらに無言で頷いていました。

    いろんな鬼を知ったところで、元気に節分の豆をまいて欲しいと
    願うばかりです。(笑)

    投稿日:2011/02/01

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  • グッとくる。

    青鬼くんの友達を思う優しい気持ちにグッとくる絵本です。

    大人が読んでも満足できてオススメです。

    青鬼くん、どこに行ってしまったのか分かりませんが、戻ってきたら今度は赤鬼くんが間に入って人間と仲良く暮らしてほしいなと思います。

    自分の子供がもう少し大きくなったら絶対読み聞かせたい一冊です。
    友達を想う気持ちや、友達がいなくなってしまった悲しさ、色々な気持ちが学べる絵本です。

    投稿日:2010/12/04

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  • 親友

    • かがやきさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子9歳、男の子6歳

    今年も節分の季節が過ぎました。
    節分を前に、たくさんの「ないたあかおに」を読みましたが、
    この本が気に入りました。
    小さい頃、たぶん母が読んでくれた本です。

    人間と仲良くなりたいあかおにに、
    親友のあおおには体を張って希望を叶えてくれました。
    でも、あおおには旅に出てしまいます。

    親友との別れを引き替えに人間との繋がりができたあかおには、
    失ってから初めてその大切さに気付く…。
    切ないお話だと大人になってから知りました。

    息子達にもあおおにみたいな親友がみつかるといいな。
    息子達があおおにみたいな人になるといいな。
    そう思いました。

    投稿日:2010/02/09

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  • 真の友情

     いろいろな挿絵で出版されていますが、私が選んだのは池田龍雄さんの絵。鬼だけれども、人間味あふれる表情に、とても好感が持てたからです。(スラッと背が高くて、スリムな鬼も、ちょっとめずらしいですよね。)

     教科書などにも出てくる有名なお話ですが、改めて読んでみると、お話の素晴らしさだけでなく、日本語の美しさにも感動します。そして、あかおに、あおおにの心の機微が、とてもよく表されていて、相手のことを思いやるこまやかな心遣いもまた、日本的なよさを醸し出しているように思いました。

     娘には、「真の友情」(特にあおおにの立場にたっての)は、理解し切れていないようでしたが(それでも、あおおにからの手紙を読むときには、真剣な顔で聞き入っています)、娘の心の成長を楽しみに、毎年節分の頃になったら読んであげたいと思っています。

    投稿日:2010/02/04

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  • 1月末から2月に

    赤鬼の素敵な気持ち、そして青鬼の切ない気持ち、泣いたのは鬼だけでなく私もです。
    話の序盤、あ〜よくあるパターン・・・と言う感じですが、最後の最後に泣けます。
    こどもよりも大人の心にズキッと来る作品かもしれません。

    投稿日:2010/01/24

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  • 読みてがないてしまいます

    • 石の花さん
    • 30代
    • ママ
    • 石川県
    • 女の子10歳、男の子8歳

    私が大好きで、子供が、1歳やそこらで買った気がしますが、今までに何度か読んできてますが、最後は私が声につまりきちんと読めなくなってしまい、申し訳ないのですが。
    自分のことよりも、友達のこと、相手のことをここまで考えてあげられる大きな心は、親子の愛に近いと思います。だからこそ、子供の頃より、自分が親になった今のほうが、より涙するのだと思います。
    読む年齢によって、そのときの自分に置き換えて物語に入る角度が違ってよめるおはなしだと思います。「いい鬼もいる」そんな一言で片付けられる話ではありません。

    投稿日:2010/01/08

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  • 心優しい鬼

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    久しぶりに読んでジーンとしました。どうにか人間と仲良くなりたいと思うけれど、うまくいかない赤鬼。それを助けてあげようと思う青鬼が、自分が悪者になって手助けします。青鬼の置手紙に泣く赤鬼。。

    池田さんの書く鬼は、顔が優しく人間っぽいです。
    全体的にやさしい色調で、このお話の醍醐味を引き立ててると思います。

    「赤鬼は青鬼さんに悪いことをしたかもしれないけれど、
    青鬼は優しい人だ」というのが上の息子の感想。
    もう少し心の機微を読み取るには時間がかかりそうですが、
    また何度も読み返して、だんだんわかってくるかもしれません。

    子供たちの祖父に留守番を頼んだ折、
    下のこが読んでくれとせがんできた数冊の本の中に、この「ないたあかおに」があったそうです。意外でした。
    ロングセラーのお話には何か、子供にをひきつけるものがあるのかなと思いました。

    投稿日:2008/11/01

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  • どこまでもきみのともだちに心を打ちます

    • doruさん
    • 40代
    • その他の方
    • 兵庫県
    • 姪7歳

    人間と仲良くなりたい「あかおに」最初やさしいおにであることをたてふだにしたけど人間には信じてもらえませんでした。それで「あおおに」と「あかおに」は一芝居うつことに。。。確かに「あかおに」は人間の信頼を得て、人間と仲良くなったけど、そのきっかけをつくってくれた「あおおに」と離れるとは思わなかったのでしょう。「あおおに」との別れがなんだか悲しい物語でした。
    「どこまでも きみの ともだち」に心が打たれます。

    投稿日:2008/05/06

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  • 青鬼くんの深い思いやり

    • とむままさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 男の子13歳、女の子11歳

    2月となると・・自然に手にとってしまうのがこの絵本です。

    人間と仲良くなりたい赤鬼とそれでは・・鬼の友達がいては困るだろう・・と去っていく青鬼の優しくてちょっぴり悲しいお話です。


    鬼の絵本はたくさんあるのですが、鬼ってなんだろう?

    鬼=悪いでいいの?
    鬼は外!はどうしてなの??


    本当の優しさって・・と年を重ねる毎に感じかたに
    変化のできる深い1冊です。


    たくさんの本がでていますが、我家は昔からある池田龍雄さんのどことなく優しい鬼の絵の絵本が一番なじみ深いです。

    投稿日:2008/02/05

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  • 誰かのためにできること。

    いろいろ出されている≪ないたあかおに≫。
    私が小さい頃から慣れ親しんでいるのが、
    この池田龍雄さんの挿絵のものです。

    赤鬼、青鬼、村人の三者の思い。特に青鬼の切ないまでの
    友達を思う気持ちに多くのことを考えさせられます。
    誰かのことを思って、ここまで自分を犠牲にできるのかな?
    いいえ、きっと青鬼は犠牲になったなんて思っていない。
    どこかでずっと赤鬼の幸せを祈っていることでしょう。

    長男は、去年の節分で読んだときに、
    いい鬼もいるんだね。鬼は外!はかわいそうだね。
    と言いましたが、今は
    青鬼さん、どこ行っちゃったんだろうね。。
    帰ってきたらいいのにね。。とつぶやいています。
    そう。差別なくみんなで仲良く暮らせるのが理想だね。

    投稿日:2007/02/03

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