「3びきのくま」はいろんな出版社からいろんな作家さんが描いたものが出てますが、個人的にはこの絵を気に入っています。昔に自分が読んだ、懐かしい感じがするからです。
お父さんくまの名前はミハイル・イワノビッチ。お母さんはナスターシャ・ペトローブナ。子どもはミシュートカ。繰り返し出てくるので、上手に読めるように予習してから子どもに読んであげる方がいいと思います。「おおきいのはミハイル・イワノビッチの、ちゅうくらいのは・・・」という具合です。スープも椅子もベッドも、ミシュートカのがぴったりで、とうとうベッドで眠ってしまった女の子。くまの親子に見つかって最後は逃げておしまい。途中がおもしろいだけに、最後の終わり方が若干変な感じがするのですが、ロシアとかのお話には多いですね。
大きさをはっきりとわからせたいと考えるなら、いもとようこさん版のほうが良いかもしれません。