あたごの浦 讃岐のおはなし」 みんなの声

あたごの浦 讃岐のおはなし 再話:脇 和子
絵:大道あや
出版社:福音館書店
税込価格:\990
発行日:1993年
ISBN:9784834011944
評価スコア 4.62
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みんなの声 総数 25
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25件見つかりました

  • 読んだ後に心がやんわり

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子10歳、男の子6歳

    海の静けさからにぎやかさへそして静けさへとうつりゆくようすが、読んでいる心をやわらかくしてくれます。
    ほんとに、このお話のように、だれもいない浦に魚たちがあがってきて演芸会をしているといいなあ!って、大人でも思えます。
    お魚達が、種類がちがってもみんな仲良しで、楽しいこと好きなようすが、平和を感じさせ、安堵しました。
    讃岐のおはなしということで、実際に讃岐の方に読んでもらうと、また味が出るんだろうなあって思います。

    投稿日:2009/07/30

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  • つかまえてみたいとおもいました。

    ぼくは、魚つりがしてみたいです。

    魚たちが、うみで、おどっていたので、たもをもっていって、つかまえてみたいとおもいました。

    たくさんとれそうでいいなあとおもいました。

    「みょうみょう…」ってはやしたてるのが、おもしろいとおもいました。

    きいていると、ねこのなきごえみたいとおもいました。

    何回もくりかえしているのも、たのしそうだとおもいました。

    たこが、なすをたべているのに、びっくりしました。

    ほんとうに、たべるのかなあっておもいました。

    投稿日:2009/05/07

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  • 印象深い絵本

    海岸で魚たちの学芸会が始まったところで、釣り好きの息子は、「たも持って行ったら、たくさん捕まえられそう」と大はしゃぎで目を輝かせていました。

    そういうお話ではないんですけどね。

    たこがなすを食べる場面にも「食べるの?」と驚いていました。

    絵の色遣いが和風な感じだからでしょうか、味わいもありますし、落ち着きます。

    「妙々々々…」というはやしたての繰り返しがとても耳に残りました。

    これは声に出してこそわかる響きだと思います。

    方言も優しい響きがあり、絵とあいまって、印象深い絵本でした。

    投稿日:2009/05/07

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  • みょうみょうみょうみょう!秀逸な昔話。

    • ちゅら。さん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子12歳

    月の綺麗な晩のこと。
    あたごの浦の砂浜に、おーけなおたこ(蛸)が上がってきて、
    おなすび(茄子)ちぎって食べていたんだと。
    すると、鯛もやってきて「これこれおたこ・・・」

    もう、はじまりからして面白く引き込まれます。

    そして、鯛さんの提案で、海のお魚演芸会が始まります!
    月の光に照らされて。
    「ふぐ」やら「おたこ」やら・・それぞれの自慢の芸をみせてくれます。
    みんなは大喜びして「妙々々々々々」とはやしたてます。

    なんとも穏やかで面白く、味のある昔話です。

    さらに、絵が素晴らしく、そのまま着物の柄にして欲しいくらいです!

    この絵本の作者は『脇和子・脇明子:再話』とあります。
    脇明子さんが子どもの頃にお母さんの脇和子さんから、
    眠る前に聞いていたお話だそうです。

    こういう昔話、気負いが無くて楽しい気持ちで安心して眠れそうですね。
    寝言で「みょうみょうみょうみょう・・・」なんて言ってしまいそうです。

    投稿日:2009/04/24

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  • あじのある讃岐弁

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    昔話でも民話でもなさそうなのですが、讃岐に伝わるおはなしなのでしょうか。

    大人にはびっくりする展開でも、子どもたちは喜んでその世界に入り込んでいけそうです。
    「妙々々々々・・・・」のはやしことばが印象的です。
    どんな口調でいうのか興味があります。

    自分たちで工夫して楽しんでいるところがいいです。

    投稿日:2008/11/06

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  • 妙々々々々々々って?

    満月の夜に、海で大宴会をするお魚たちのお話です。
    たまには、こういう風情のある本もいいかと思い、6歳の息子に借りてきました。
    残念ながら、息子の感想は、
    「ちょっと意味がわからない。」
    でしたが(^^ゞ
    私が印象に残ったのは、魚たちの演技を見て、みんなが感心していう言葉。
    「妙々々々々々」
    みょう、みょう、みょう、みょう、みょう。
    これは、ええぞ、ええぞ、ええぞ、ってなもんでしょうか。
    1つ1つの演技に対して、他の魚が、みょう、みょう、みょう、みょう、みょう。
    なんだかわからないけどおかしい。そんな感じでした。

    投稿日:2008/07/07

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  • 魚達の演芸会

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子14歳、男の子12歳

    讃岐のおはなし、とあります。
    表紙からひなびた印象です。
    でも、文章が始まると、夜の砂浜、一気にその世界へ誘ってくれます。
    そこへ、おたこ登場。
    いいですか、おたこ。
    そうこうしている内に、鯛登場。
    挙句に、魚達を呼び集めて演芸会とあいなるのです。
    そう、演芸会、ということで、かくし芸へと座は盛り上がり・・・。
    実に渋い展開です。
    でも、これぞ日本の味わいです。
    ちょっと難しいですが、是非音読で独特の語り口を堪能ください。
    「妙々々々々々(みょうみょうみょうみょうみょうみょう)」
    今晩夢に出てきそうです。

    投稿日:2008/05/20

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  • 微「妙」に笑えます!

     東北弁なら得意なんですが・・・讃岐弁?で語られるこの絵本は、読みなれるまで練習が必要ですね(汗)。

     鯛が一声かけると、海から魚達が一斉にあがってくるんです・・・奇「妙」です。

     お蛸さんと鯛さんの掛け合いが絶「妙」で、他の魚との会話もほのぼのとしていて、微笑ましいです。

     囃し立てるアイノテが、「妙々々々々」というあたりが、娘とツボに入りました。

     絵本を読んだ後は、親子で「ミョウ・ミョウ・・・」を連発!間違いなしです。

     もうすぐ5歳の娘と一緒に、まったりとした時間が過ごせました。ハハハ。

    投稿日:2008/04/01

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  • 妙妙!

    • 四パパさん
    • 30代
    • パパ
    • 大阪府
    • 女の子4歳、男の子2歳

    古本屋で見つけて即購入した掘り出し物ですが、決め手は何
    というか、全体的にゆるい雰囲気がとても良いんです!
    ある晩おたこや鯛さん等の魚達が陸で演芸会を始めるんです
    が、魚達はどんな芸を見ても「妙妙妙〜」とはやしたてます。
    「何でも面白いんかい!」とツッコミたくなりますが、何を
    やっても面白い雰囲気がいいなあーと感じます。
    鯛さん→ふぐの芸の連続は最強コンボでつぼにはまりました。

    最初に読んだ時に、にやにやしながら「へんな絵本〜」と
    言った娘に、「好きな絵本は?」と聞いた時に「おたこ」と
    言った息子の反応が可笑しく、2歳からでも印象に残る
    ぐらいインパクトがあったんだと思います。

    お気に入りの場面
    娘:芸を披露した後の魚達の「これどうじゃ?」
    息子:おたこ
    僕:鯛さん→ふぐの芸へつながる最強コンボ

    投稿日:2008/01/11

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  • 思い出の1冊

    • ぽぷりん♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 愛媛県
    • 男の子15歳、女の子13歳、女の子9歳

    たこが茄子をちぎっては食べ、魚たちが浜に上がって演芸会。
    有り得ない世界と、まったりした文章がうまく溶け合って
    それはそれは「妙」な絵本です。

    中学生の子どもたちが幼い頃 大好きでした。
    今でも、
    「こらこら、おたこ。お前はそこで何をしよんや?」
    「へえ、○○しよります。」
    というフレーズが耳に残っていて、日常会話で使ってしまいます。笑

    独特な言い回しの面白さは、男性の声のほうがより楽しく聞こえるかもしれません。この絵本だけは、私よりパパに「読んで」とせがんでいました。

    思い出に残る1冊です。

    投稿日:2007/11/12

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