ちがうねん」 みんなの声

ちがうねん 作:ジョン・クラッセン
訳:長谷川 義史
出版社:クレヨンハウス
税込価格:\2,200
発行日:2012年11月15日
ISBN:9784861012334
評価スコア 4.53
評価ランキング 7,248
みんなの声 総数 52
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  • 今度は「あ!」

    • わにぼうさん
    • 40代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子9歳、男の子5歳

    もう一つの「どこいったん」の時に、ラストのところで
    「???」になった息子たちでしたが、
    ほら、ここのところがってヒントをだして、「そうか!」だったのですが。

    この「ちがうねん」は盗って逃げる方が主人公。

    だから、追いかけてくるドキドキを感じてくれたようです。

    そして、ラストのところで…次男が「これ、食べられた?」と
    気づいてくれました。

    盗ったらいかんよね、盗ったら。

    長谷川さんのインタビューで「ちがうねん」と「ちゃうねん」の違いを
    言ってたのは面白かったなぁ〜。

    たしかに、「ちゃうねん」だと軽いですもんね。

    「どないやねん」ってのも作ってほしいですが、
    おいおい、それとはちがうねん!ってツッコミきますかね(笑)

    投稿日:2013/03/29

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  • 長谷川義史/訳??ほんまかいな?
    結末、怖すぎやん!
    でも、大阪弁おもろすぎ〜!
    ジョン・クラッセンさんの絵の上手いこと!!(長谷川さん、スミマセン。)
    まったくタッチの違う絵でありながら、長谷川ワールド炸裂です。
    標準語なら評価は「ふつう」以下だと思う。
    だから、絶対原作を超えた面白さ!!のはず…。(原作読んでません。クラッセンさんスミマセン。)
    いや本当の話、大阪弁でなければこのシュールでありながらユーモラスな絶妙のバランスは出ないと思います。
    長谷川義史/訳、これからも目が離せません。
    今後の翻訳絵本も期待「大!大!大!」です。

    投稿日:2013/07/16

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  • これもまた!

    「どこいったん?」でもかなりの衝撃を受けましたが、
    さらにこれ!!
    別に、どうなったのかはっきり描かれていないけれど。
    どうしても「やった!」と思ってしまうのは
    大人だけ?(笑)
    帽子を盗った小さな魚が、大丈夫、絶対わからないって!
    と言いながら逃げていく。
    盗られた大きな魚は着々と追い詰めていく・・・
    あのカニ!全然信用できないじゃん!(笑)
    ま、こんなふうだよね、人生。
    本当に面白かった!

    投稿日:2013/03/28

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    2
  • ちょっぴりこわい

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    大きな魚の帽子を盗んだ小さい魚。ばれるわけがないと泳いでいきますが・・・。
    この絵本には独特の緊張感があって、どきどきしながら読みました。魚たちの表情がなんともいえずいいです。そして関西弁も絶妙です。他の方のレビューにもあった気がしますが、確かに標準語ならここまでおもしろくならなかったかもしれません。
    子どもは、大きな魚が小さな魚を追いかけていってもう少しで追いつくというシーンで「あー」っと言っていました。緊張感を楽しんでいたようです。
    悪いことをしてしまって、ばれたらどうしようとドキドキしている時間。一度はありますよね。それを思い出しながら読みました。

    投稿日:2016/10/28

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    1
  • こわい こわい こわい

    大きなさかなの帽子を盗んだ 小さなさかな。

    まず、こんなに愛らしい小さなさかなが、盗みをすることがこわいです。
    生きるためにとかではなく、ただ欲しかったという理由。
    自分本位で生きる現代人の身勝手さとダブってみえました。

    次に後ろめたさとの闘い。
    必死でじぶんに言い聞かせる、追い詰められた精神状態がこわい。

    そして、迫りくる追手と、消えた小さなさかな・・・。
    ドキドキドキドキ・・・。
    でも、娘が無邪気にこの追いかけっこを楽しめるのは、やっぱりこの口調!

    関西弁で綴るちょっぴりブラックなストーリー。
    ドキドキです!

    投稿日:2014/01/09

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    1
  • 前作「どこいったん」は、大切なものを盗られた方が主人公。
    それに対して、この「ちがうねん」は、盗った方が主人公です。

    前作と同様・・・
    個人的には、それ以上にハラハラとする内容でした。

    気持ちの良いはずの広い海が、
    果てしなく続く闇のような、なんとも不気味な空間に思えます。

    悪者である小さな魚に 同情する気持ちはありませんが、
    それでも、衝撃の結末には 思わず息をのんでしまいました。

    はっきりと描かずに 匂わせているところが、なんとも効果的。

    どちらかと言えば、大人の絵本なのでしょうか。
    けれども、敢えて子どもにも読んで聞かせたい一冊です。

    投稿日:2013/11/27

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    1
  • きゃ〜!ドキドキ!!

    図書館から借りてきて、4歳と9歳の娘たちと読みました。

    『どこいったん』はまだ読んでいないのですが、
    『ちがうねん』→きゃ〜!!ドキドキするわ!!!o(>▽<)o

    なんでしょう、この静寂(汗)!
    そしてこの小さいさかなの身勝手さと、カニの裏切り(笑)。
    大きいさかなの、目が怖い〜(^o^;)★
    しかしそこが面白いですよね!
    4歳の次女も、「カニ、教えてるじゃん!」と突っ込んでいました。

    いや〜、いや〜、それにしてもどうなったん?(- - ;)
    大きいさかなの穏やかな表情とは裏腹に、
    私はひょえ〜(汗)な想像をしてしまいました。
    次女は「帽子、返してもらったんだねぇ♪」と、気楽そうでした。

    4歳の次女にも、追いかけてくるドキドキ感などは伝わったと思いますが、
    もっと奥の深い恐怖感(?)などの楽しみ方はまだできなかったかなと思います。
    9歳の長女は、「怖っ!」とだけ言っていました。

    こういう絵本は、大人の方が楽しいかもしれませんね。
    『どこいったん』も是非読んでみようと思います!

    投稿日:2013/11/26

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  • 怖い

    表紙のインパクトのある絵にびっくりします。大きな魚から黙って帽子を盗ってきてしまった小さな魚の言い訳が最もらしく聞こえてきますが、悪いことはいけないことだし、代償がとても怖いと思いました。きっと大きな魚の帽子は、似合っていないと思われてもお気に入りの帽子だったと思うし、蟹を信用してしまった小さな魚も可哀そうに思ったりしました。結末は怖いですが、絵がとても可愛いし、蟹の案内もとてもインパクトがあっておとぼけが可愛かったです!

    投稿日:2013/06/19

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    1
  • 何が起こったの?

    大きなさかなの帽子を盗んで逃げる小さなさかな。
    小さなさかなのモノローグが続きます。
    大きなさかなが目をさまし、小さなさかなを追いかけます。
    目が不気味です。
    追いつかれる直前に海藻のジャングルに逃げ込んだ小さなさかなですが、大きなさかなは迷うことなくそのジャングルに入って行きます。
    何が起こったのでしょう?
    残酷な結末しか想像出来ません。
    帽子は大きなさかなの元に戻りました。
    何が起こったのか、肝心なシーンがないので不気味なままお話は終わります。
    余韻だけが残りました。

    投稿日:2013/05/07

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  • ユーモラス

    5歳娘に読みました。

    悪いことをしている小さい魚。
    わかっているけど、引き返せない、いいわけしつつ、平気を装いつつ逃げる小さい魚。

    だんだん後ろから迫ってきているとも知らずに…

    読みながら、ドキドキしている娘の表情が面白かったです。

    悪いことをした小さい魚は何か制裁を受けたのでしょうか。それもこちらの想像にお任せといったところで、ドキドキ感もハラハラ感もあり、考える絵本で、とてもよかったです。

    投稿日:2013/04/21

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