「おさかなどろぼう」 大人が読んだ みんなの声

表紙のねこの絵にひかれて、読んでみました。タイトルどおり、ねこはおさかなどろぼう。おさかなをもったくまを狙います。のんきなくまと、お魚がほしいだけだけど、どんどん世話好きな様子をだしてくるねこ。やりとりがおもしろかったです。いいコンビになりそう。

ネコのトラは市場にでかけあるクマさんにあい、ある考えで
つけていきました。

お魚をうまくちょうだいできるようにいろいろと考えて行動
しますが、裏目に出てしまいます。

クマさんもそれに気づいてかどうかはわかりませんが、
いっしょに食べませんかとお食事に招待です。
クマさんのやさしさに心がゆれます。

ルラルさんシリーズのいしいひろしさんの作品です。
表紙から漂う、主人公の猫の、この何とも言えない表情がたまりません。
お魚泥棒って、おどろおどろしいですが、
いしいさんが描く猫は、脱力系のトラです。
ふむふむ、クマさんのお魚を狙っているようですが、一筋縄ではいかないのですね。
意外に神経質なトラの行動が面白いですね。
脱力系なのに、まさしく、ハラハラドキドキ。
それに対するクマさんの反応も自然体だけに絶妙です。
「あ！　たしかに！」というセリフが効いています。
まあ、大団円の結末がお見事じゃあないですか。
幼稚園児くらいから、まったりと楽しみたい作品だと思います。

タイトルが面白そうだったので読みました。
お魚泥棒の猫さんがクマさんが買った魚に目をつけて、盗もうとするけれど、なかなかチャンスが現れず…四苦八苦する様子がとても滑稽で面白いです。
絵も優しいタッチでほのぼのしていてストーリーと合っていて楽しめました。
最後のオチもほのぼのしていて、安心しました。

表紙を見るとなんだかちょっと悪そうなかおつきをしたねこ。
いかにもどろぼうしそうな企んだ顔つきをしています。

でもストーリーを読むうちになんだかとっても親近感が湧いてきて、可愛いどろぼうさんだなという気持ちに変化しました。

そして、くまさんのなんともおおらかであったかい性格の良さ。
固定観念が覆されます。

泥棒しようと必死だったけれど、最後は、優しいくまさんのお陰で一緒に念願のお魚をいただけて・・ハッピーエンド！

なんだかかわいいどろぼうさんんに癒されました。

トラはおさかなどろぼう　みんなのすきをねらって　おさかなを　どろぼうしちゃうのです・・・・・
ところが　のんびりやのクマさんは　トラが思うようにはいきません

トラは　お医者さんになったり　　アイスクリームやになったり　消防士になったり　いろいろ　クマさンの隙をねらっててお魚どろぼうしようと思うのですが・・・・・
どうもうまくいきません

クマさんはトラがおなかすいているのに気づいて　　一緒にごちそうしてあげるのです　　のんびりやで優しいクマさんのほうが　一枚上手のようですね
トラも　どろぼうしないで　こんなクマさんの優しさを身につけてほしいですね

「おかしなこともあるもんだ」は、即買いしました（笑
カピバラさんのもほしかったけど・・・

いしい氏作品は
なんなんでしょう
大きな事件とか冒険ではなくって
日常の
身近な出来事が
コミカルで
なんておもしろいんだろう！
って、気付かせてくれるというか・・・

登場人物
いえ
動物の個性も、なんとも
素敵！なんですよね

このねこちゃんもくまさんも
いいアジ出してます

ホッとするのかな？
心がポッと温かくなりますよ

全頁試し読みで読みました。おさかなどろぼうのねこのトラですが、手を洗って料理しないクマさんに、お医者さんの白い服に着替えたり、アイスクリーム屋さんに着替えて、魚を長くほっておくと腐るとか、クマさんが焼いている魚をほっておいたから、消防士になって現れたりなかなか神経質なおさかなどろぼうだとおもいました。優しいクマさんに焼き魚をご馳走になってよかったです。裏表紙のクマさんとトラが仲良くお昼ねしている絵がとても微笑ましかったです。

リアルなトラねこさんの絵が、とてもかわいいのです。
だれかのおさかなを、ちょっといただいて毎日暮らしているようですが
なんてたくさんの種類の変装道具でしょうか。
どれもなかなか似合っています。
のんびりくまさんのおさかなを狙っているトラは、かなり心配性なんですね。その辺も面白かったです。
楽しい絵本を作ってくださってありがとう。