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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

まいごのどんぐり」 8歳のお子さんに読んだ みんなの声

まいごのどんぐり 作:松成 真理子
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2002年09月
ISBN:9784494009008
評価スコア 4.86
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みんなの声 総数 92
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8歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 固く結ばれた絆

    コウくんが大事にしているどんぐり。
    『ケーキ』と名付けられたそのどんぐりの目線で描かれていく絵本です。

    コウくんは大切にしているどんぐりと、いつも一緒です。
    どこかに飛ばしても、おしりに書かれた『ケーキ』という名前を見つけてすぐに探し当ててくれます。
    でもそんな時、コウくんは森の中で木の実を拾っている最中に、知らず知らずのうちに『ケーキ』を落っことしてしまい…?

    どこに行くにも一緒でどんぐりを大事に思っているコウくんと、大切にされていることをが嬉しくて、コウくんのことが大好きなどんぐり――異種族ではありますが、その間にははっきりと二人の絆が感じられました。
    森で落っこちた『ケーキ』は見つからないまま、それでもコウくんのことを見守り続けます。
    コウくんもどんぐりを忘れてしまったかのようにだんだん成長していきますが、本当は覚えていたんですね。
    そのことがわかった時には、胸が熱くなりました。
    ラストの『うれしいことです うれしいことです』という表現に、どんぐりのすべての気持ちが表現されていると思います。

    子供にも大人にもさわやかな感動を与えてくれる絵本、おすすめです。

    投稿日:2012/11/04

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  • 深いきずな

    コウくんの誕生日に出会った親友、それはどんぐりのケーキ。
    かけっこしたり、プールをしたり何をするにも一緒。

    かけがえのない存在でした。

    そんなある日、ケーキを落っこしてしまい…。 
    コウくんは何日も何日も一生懸命、泣きながら探しました。  そして、ケーキも同じ思いです。

    見つからないまま、何年も過ぎ。


    奇跡だと思いました。 
    でも、そんなことがおこってほしいとも思いました。

    コウくんが大きくなったケーキを見ていった一言が今でも忘れられません。

    コウくんとケーキがどんなに深いきずなで結ばれていたか分かる一瞬でしたね。

    わが子にも将来、こんな関係の持てる親友を作って欲しいと思います。

    投稿日:2012/05/26

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  • 秋をこよなく愛する娘へ

     娘の誕生日にプレゼントした絵本の中の1冊。
    秋に生まれ、秋の木の実や落ち葉をこよなく愛する娘へ。

     この日も、ちょうど紅葉を見に行った山で、どんぐりを拾い集めたばかりだったので、どんぐりが一面に描かれているページを見て、自分が拾ったどんぐりは、こんな形・・・、こんなのもあった・・・、と楽しそうにおしゃべりしていました。

     もみじの赤と夕焼けの赤が、とても美しい絵本です。
    娘は、読み終えた翌日に、早速、読者カードに感想を書いていました。
    「わたしは、最後のばめんが1番すきです。わけは、せいちょうしたコウくんに会えるからです。」

     大人になっても、コウくんのように子どもの頃の気持ちを忘れないでいてほしいな、と願っています。

    投稿日:2012/02/07

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  • たかがどんぐり、なんて言わせない!!

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子20歳、女の子18歳、女の子16歳

    コウくんとどんぐりのケーキは相思相愛。
    おしりに「ケーキ」と名前を彫ってもらい、コウくんがたくさん
    持っているどんぐりの中でも、特別大切にされている宝物。

    そんなケーキをコウくんは森の中で失くしてしまいます。
    涙がかれるほど泣きながらケーキを探すコウくん。
    そんなコウくんに見つけてもらおうと必死で名前入りのおしりを
    上に向けて待つケーキ。

    そこからの物語は、ケーキの色褪せる事のないコウくんへの愛。
    気付いてもらえないながら、じっと見守り続ける様子は切ない片思い。

    奇跡の再会は、時空を超え、ケーキの想いがコウくんに届いた
    のでしょう。

    読み聞かせに最適の一冊と言わせていただきます。
    読み終えた後、先生に「良いお話聞かせてもらったね。」の一言。
    この本を選んでよかった。

    投稿日:2011/06/17

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  • たくさんの人に読んでもらいたい絵本

    • ハンガラムさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子18歳、女の子10歳

    涙が溢れてきて仕方ないお話です。最後まできっちり読みたいけれど、いつも、こみあげて来るものを抑えられずになみだ声になってしまいます。子供にも大人にも紹介したいです。クラスで読み聞かせるには、遠目が利かない絵かもしれないと助言されたことがあり、迷っていましたが、やはりこのどんぐりの季節に読みたいと思っています。

    投稿日:2009/10/13

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  • ぜひ一度は読んで欲しい作品

    • ちょし★さん
    • 30代
    • ママ
    • 熊本県
    • 男の子10歳、男の子9歳、男の子8歳

    小学校の読み聞かせで使用しました。
    が、事前に練習している時には、何度読んでも涙が出てきてしまい。なかなかスマートに読む事が出来ずに困りました。

    コウくんがとっても大事にしているドングリの「ケーキ」。
    おしりに名前を書いてもらって、いっつもコウくんと一緒です。
    でも、次の秋のある日。コウくんのバッグから転がりおちたケーキは、とうとう見つけてもらう事が出来ずに・・・・。

    小さなお子さんから、もちろん読んであげられると思いますが、小学校高学年位に特に読んで欲しい作品です。

    コウくんとケーキの突然の別れ。ケーキのその後と、再会。
    どのシーンも清々しく優しく、そして読後も情景が浮かんでくるような感動の余韻が素晴らしい作品。

    ぜひ 子どもも大人も読んで欲しい一冊です。

    投稿日:2008/12/10

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