ひとりぼっちの、ぐるんぱは、いろいろなところへ働きに行きます。でも、いつも失敗ばかり。「もう けっこう」と辞めさせられてしまいます。この、繰り返しが、子供をぐんぐんお話の世界へ引き込んでいくようです。
最後には、子供たちのための幼稚園を作り大成功を収めます。
ぐるんぱの失敗作でできた幼稚園がとっても楽しそうです。
働きに行った先の、ご主人の名前も面白いです。
失敗のたびに、ぐるんぱの「しょんぼり」が増えていくのも、工夫されているなと思います。
最初のぐるんぱのさみしそうな表情と最後のうれしそうな表情がとてもよく描かれています。
「失敗は成功のもと」くじけずがんばろう!!と励まされます。