もっとおおきな たいほうを」 アダム&デヴさんの声

もっとおおきな たいほうを 作・絵:二見 正直
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:2009年11月
ISBN:9784834024753
評価スコア 4.66
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みんなの声 総数 66
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  • きつねは、人間の自らの欲望を映す鏡

     持ったら使いたくなるのはわかりますが、それが大砲ですか。
     それも、相手がきつねとは。
     川の魚をきつねが食べたところで、幾ら減るというのかしら?
     なんとも、人間の欲望の象徴ともいえる王様でした。

     きつねといえども、攻められれば応戦します。
     大砲の大きさ比べから始まり、威力をそっちのけにして、色やデザインやらへの競争へ…。
     ここいらでホッとして笑いました。
     
     ラストのページで、使い道のなくなった大砲の再利用に息子は「おしゃれじゃ〜ん。」

     作者の意図は推し量れませんが、大人が読むと『ムムム…。』。
     子どもが読むと、ナンセンスな比べっこに笑える作品かと思います。

     きつねは、人間の自らの欲望を映す鏡だったと、私は解釈しました。

    投稿日:2009/11/26

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