お絵かきが楽しくなってきた3歳の頃、何度も読んで、クレヨンたちの真似をして絵を描きました。(ちなみに、この本のおかげでちょうちょやお花などが書けるようになりました!)
もちろん最後は真っ黒に塗りつぶし、シャープペンでドカンと花火にしました。
くろくんは最初、自分達の絵を黒くされたらたまらないと仲間はずれにされてしまいます。娘は自分をくろくんに置き換えて「自分だったら泣いちゃうかも」と言ってました。くろくんの寂しさ、くやしさ、喜びも、絵本を読みながら一緒に経験することができて、お友達に対してよりやさしい気持ちが生まれてきた気がします。
また、お友達はどんな子でもみんな、なにかしらステキなところがあって、それぞれすばらしいんだということもわかってくれた気がします。
園などでたくさんの個性豊かなお友達と接している子ども達に、ぜひお勧めです。