息子の保育園の担任の先生が貸してくれた本です。
ぴかぴかのくれよんたちが、箱を飛び出して見つけた白い紙。
大喜びで次々と絵を描いていくけれど、最後に残った「くろくん」は、仲間に入れてもらえません。でも、そこへシャープペンのお兄さんがやってきて・・・。
単純なストーリー?いえいえ、こどもたちは、自分を「くろくん」に見立てて、仲間はずれにされるのを「かわいそう・・・」と言い、最後のページで「よかったね」と、本当に嬉しそうに笑っていましたよ。
自分にしかできないこと、その人にしかできないこと。それを受け入れられるような気持ちを、こどもたちに自然に持たせてくれる、すてきなくれよんたちのお話です。