あかいふうせん

あかいふうせん

  • 絵本
作: ラモリス
絵: いわさき ちひろ
訳: 岸田 衿子
出版社: 偕成社 偕成社の特集ページがあります!

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作品情報

発売日: 1968年
ISBN: 9784033040707

出版社のおすすめ年齢:5・6歳〜

出版社からの紹介

多くの人を感動させたフランス映画の傑作、「赤い風船」を絵本化。人間の言葉がわかる赤い風船と少年の友情を美しい絵で描きます。

ベストレビュー

風船は少年の心かも

心をもった赤い風船。
風船と心通い合わせる少年。
風船は、少年の心の鏡なのだと感じました。
絵が少しさびしいのです。
少年は一途なのです。
風船は、少年に従順だったり、奔放に飛び回ったり。
どこかに少年の希望を代弁しているようでもあります。
少年を取り巻く人たちにとって少年はどんな存在なのでしょう。
決して疎外されているようにも思えないけれど、少年の心とかみ合ってはくれません。
風船とともに少年には出会いがあります。
風船を割られるという悲しい現実があります。
風船が割れたりしぼんだりするのは当たり前なのに、この絵本の風船はどうして心に響くのでしょう。
この絵本ではどんなに小さく描かれていても、赤い風船の存在感が見る目を圧倒します。
風船の位置を見ながら、少年の心がすうっと伝わってくるのです。
いわさきちひろワールドです。
割れた風船と少年を迎えに来る色とりどりのたくさんの風船。
その風船たちとともに少年は空に飛び立ちます。
その象徴性は映画的ですが、理屈なしに素晴らしいと思いました。
(ヒラP21さん 50代・パパ 男の子12歳)

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