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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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かよたさんの声

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ふつうだと思う なぜか憎めない三人組   投稿日:2013/05/11
すてきな三にんぐみ
すてきな三にんぐみ 作: トミー・アンゲラー
訳: 今江 祥智

出版社: 偕成社
こわーいどろぼう三人組。夜になると宝を奪いに出かけます。
ある日連れ帰った女の子に、宝の使い道を聞かれ、どろぼう達は考えます。

絵の色使いが独特で、お話の中に吸い込まれるような素敵な絵。こわーいどろぼうということですが、脅し道具がとってもおちゃめで、なぜか憎めない。
一般的に悪いと思われている人が、心根まで悪いとは限らないもの。逆もまた同じで、そんな皮肉も含まれているのでしょうか。

素敵なお話ですが、文が少し読みにくい感じがしました。次は原書で読んでみたいと思います。
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なかなかよいと思う 不思議なお話   投稿日:2013/05/09
ニコラス・グリーブのゆうれい
ニコラス・グリーブのゆうれい 作: トニー・ジョンストン
絵: S.D. シンドラー
訳: きたむら さとし

出版社: BL出版
永遠の眠りにつくはずだったニコラス・グリーブ。しかし、一匹の小犬が骨を持ち出してしまったために、安らかに眠ることはできず…骨の奇妙な旅が始まります。

イツマデモ サガスノダ

1ページ目を読んだ時は、どんな怖い話なんだろうと思いましたが、読んでみると怖いというよりも霊的なものを感じさせてくれる不思議なお話でした。
お話は淡々と進み、特に山場もないのですが、全体的な雰囲気が好き。絵もお話にぴったりで素敵です。
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ふつうだと思う 初めての秋   投稿日:2012/12/26
ファーディとおちば
ファーディとおちば 作: ジュリア・ローリンソン
絵: ティファニー・ビーク
訳: 木坂 涼

出版社: 理論社
こぎつねファーディのお友達は、緑の葉っぱをたくさんつけた大きな木。
ところが最近、木の元気がありません。
葉っぱがかさかさになり、黄色や茶色になっています。
葉っぱは1枚2枚と散っていき、とうとう最後の1枚になってしまいます。

まだ「秋」というものを知らないファーディ。
おそらく初めての秋なのでしょう。
木を心配する姿が可愛らしく、ほっこりとした気分になりました。
季節の移り変わりを理解し始めたお子様にピッタリな絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい ありそうでない非現実的な日常   投稿日:2012/08/11
空の飛びかた
空の飛びかた 作・絵: ゼバスティアン・メッシェンモーザー
訳: 関口 裕昭

出版社: 光村教育図書
空を飛べると思い込んでいるペンギンと、ペンギンは飛べないということを知りながらもペンギンに力を貸す男のお話。

鉛筆画というシンプルさと、ところどころに散りばめられた色…とても印象的で美しい絵です。
ゼバスティアン・メッシェンモーザーさんの鉛筆画も素敵なのですが、関口裕昭さんの訳もとても素晴らしいと思いました。お話の雰囲気を壊すことなく、むしろその世界観を広げているような気がしました。

信じること、努力すること、失敗を恐れないこと。
このお話の意図するところは、この辺りにあるのかもしれません。
だけど、私は単純に、このありそうでない非現実的な日常がとても楽しく感じました。
図書館で借りてきて読みましたが、購入しようと思います。
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ふつうだと思う アヒルが水中に顔をもぐらせている理由   投稿日:2012/08/11
こねこのトムのおはなし
こねこのトムのおはなし 作・絵: ビアトリクス・ポター
訳: いしい ももこ

出版社: 福音館書店
お茶会の日、綺麗な服を着せてもらった子猫たち。
子猫たちが大人しくしていられるわけもなく…服は汚すし、ボタンは落とす。最後には、アヒルのパドルダックさんに服も帽子も持って行かれてしまいます。

ピーターラビット第1〜3話にあったような、ワクワク感やドキドキ感があまり感じられず、そのせいか少し文章が読みにくい感じがしました。

個人的には子猫たちよりも、アヒルたちが可愛らしくて好きです。
特に最後の場面。
アヒルがいつも水中に顔をもぐらせているのは、そんな理由だったのかしらと思わず微笑んでしまいました。
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ふつうだと思う 幻想的な絵と詩的な言葉   投稿日:2012/08/11
スイミー 小さなかしこいさかなのはなし
スイミー 小さなかしこいさかなのはなし 作: レオ・レオニ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 好学社
レオ・レオニさんの絵本を読むのは、これが2冊目。
1冊目は「フレデリック」を読みましたが、少し絵の雰囲気が違うように感じました。

どちらの絵も素敵なのですが、舞台が海の中だからでしょうか、こちらはとても幻想的です。
レオ・レオニさんの幻想的な絵と、谷川俊太郎さんの詩的な言葉。
お話自体はシンプルなのに、本を開くと独特な世界が広がります。
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なかなかよいと思う 人食い鬼から身を守ったのは…   投稿日:2012/02/07
ゼラルダと人喰い鬼
ゼラルダと人喰い鬼 作・絵: トミー・ウンゲラー
訳: 田村 隆一 麻生 九美

出版社: 評論社
朝ごはんに子どもを食べるのが大好きという人食い鬼。
最近子どもを食べていないので、腹ペコです。
そんな鬼の前に現れたのは、人食い鬼の噂を知らないゼラルダ。
人食い鬼はゼラルダに飛びかかろうとしますが…。

鬼から身を守ったのは、強い武器でも大きな体でもなく、ゼラルダの優しい心と料理の腕。
恐いながらも、ワクワクするようなお話でした。
読み聞かせにもピッタリだと思います。(最初は恐がるかもしれませんが)

このお話をただの昔話・童話で終わらせないのが、最後のページ。
エンディングにちょっとしたスパイスを効かせてくれるこの絵が好きです。
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よいと思わない 悲しみを克服していく力   投稿日:2012/02/06
おおきなかわのむこうへ
おおきなかわのむこうへ 作: アルミン・ボイシャー
絵: コルネリア・ハース
訳: いとうみゆき

出版社: ひくまの出版
『ぼく たびにでるよ』
ある日、うさぎはあらいぐまに別れを告げ、死の世界へと旅立ちます。
残されたあらいぐま達が死と向き合い、悲しみを克服していくお話です。

うさぎは重い病気であったようですが、そのことが物語に書かれていないため、最初は内容が分かりにくいように感じました。
最後のねずみの言葉。命あるものの死は避けられないことで、残されたものがいくら願っても甦ることはありませんが、心の中では生き続けることができます。
それは死んだものの生きた証でもあり、残されたものが悲しみを克服していく力にもなるのだと思います。

個人的にはダイレクトなメッセージが好きではないので★1つ。
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なかなかよいと思う 心の中にある1本の木   投稿日:2012/02/05
大きな木のような人
大きな木のような人 作・絵: いせひでこ
出版社: 講談社
パリにある樹齢400年の2本のアカシア。
その1本の大樹にまつわる、植物学者と1人の少女の物語です。

ページいっぱいに描かれた水彩画も美しいのですが、文章も美しく深みのある言葉で描かれています。子どもには少し難しい絵本かもしれません。
心の中にある1本の木。
地上に根付く木がそうするように、心の木もまた根を張り、種を飛ばし、どこかで芽を出す。少女の種が植物学者の心で芽を出し、少女の心でも立派な木が育っているように感じました。
私の木はどんな木だろう、どこかで芽を出してるかしら…そんなことを考えさせられました。
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ふつうだと思う いい子にしていれば…   投稿日:2011/09/06
せかいでいちばんおりこうないぬ
せかいでいちばんおりこうないぬ 作・絵: アニタ・ジェラーム
訳: 常陸宮妃華子

出版社: 国土社
世界で一番おりこうな犬は、ハリーが大好き。
ハリーに『すぐにもどってくるから、おりこうにしているんだよ』と言われ、おすわりをしてじっと待っていました。
雨が降っても、雷が鳴っても、ひょうが降っても…。

とぼけた感じの犬がとても可愛らしい。
じっと待つという行為は、犬だけでなく、人間でも難しいものですよね。
『いい子にしていれば楽しいことがある』ということを理解してもらうために、お子様に読み聞かせてみるのもいいと思います。
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