まおなお

ママ・30代・茨城県、女2歳

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自己紹介
2歳の娘と、自営業の夫をもつ。夫には自ら稼ぐことを命ぜられ、お気楽専業主婦でいることに後ろめたさを感じる。
そんななか、唯一心がやすらぐのは、娘と一緒に絵本を楽しむ時間。娘がお話の世界に耳を傾けるようになって、ますます絵本好きが加熱。お財布と相談しつつ、せっせとコレクターのように名著を買いあさる。
好きなもの
絵本。(これはもうあたりまえか。)
サヴィニャックやモルバンなどの絵を眺めること。
通販カタログを眺める。(買うかどうかはお財布と相談)
ひとこと
少しずつ、絵本の世界を広げていこうと思っています。

まおなおさんの声

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自信を持っておすすめしたい 自然と対峙するとはこういう姿勢を言うのだ   投稿日:2006/04/27
わたしとあそんで
わたしとあそんで 文・絵: マリー・ホール・エッツ
訳: 与田 凖一

出版社: 福音館書店
ほんとに、もう、エッツの作品にはしてやられる。そんな言い方をしてはいけないのだろうけれど、ほんとうにいつも、物語の終わりは、いいしれぬ幸福感に全身が包まれるのを感じるのである。

あさひがのぼって、はらっぱへあそびにいった“わたし”。ばったさんやかえるさん、りすさんやかけすさんと遊ぼうと、近寄っていくのですが、動物たちは次から次へとそっぽを向いて行ってしまいます。誰も遊んでくれないので、“わたし”は池のそばの石に、音をたてずにこしかけていました。すると・・・。

「もりのなか」でもそうであるように、エッツの、自然に対するまなざしには感嘆させられる。自然の持つ神秘の力、厳しさ、やさしさを、ここまで深く感受している絵本作家は、そういないんじゃないかと思える。

巻末にあるプロフィールを読んでみると、「アメリカのウィスコンシン州の小さな町に生まれ、動物たちと親しんだ幼時は、のちのエッツに、決定的な影響を与えた」と書いてある。

そうか。やっぱり、幼い時の原体験って、大切なのだと痛感した。と同時に、娘に読み聞かせをしてみたのだが、「もりのなか」ほどの感動はなかったようである。ライオンさんやゾウさん、といった動物は、本やメディアでたくさん触れているから馴染みがあって、バッタやカメ、カケスなんかは、娘にとって未知なものだったなんて。

親としては子育ての仕方に疑問を感じてしまった。だからといって、都市計画された街に住んでいる娘を毎日、自然のなかへ連れ出すには無理がある。そうなると、親が身近な自然のなかで、なるべく目線を自然に合わせるようにしなくてはいけないのかもしれない。

そんなことを考えさせてくれる、親にとって大切な“自然の書”でもあった。追記になるが、訳がとても美しく、詩的な雰囲気になっていて、声に出して読まずにはいられない。
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自信を持っておすすめしたい かげがえのない存在の象徴   投稿日:2006/04/18
ボリボン
ボリボン 文・絵: マレーク・ベロニカ
訳: みやこうせい

出版社: 福音館書店
「ラチとらいおん」でおなじみマレーク・ベロニカの作品。「ラチとらいおん」ですっかりとりこになってしまった私と娘は、この「ボリボン」もまた、手離せない一冊となった。

主人公のガビは、なんでもこわしてしまういらずらっこ。おもちゃのきしゃはばらばらに、ボールはたちまちぺっちゃんこ。(ん?なんだか、私の娘に似ているぞ。)すっかりあそぶものがなくなったしまったある日、ガビがお母さんからくまのぬいぐるみ“ボリボン”をもらいます。ガビはよろこんで、“ボリボン”といっしょにあそびはじめ、きせかえごっこをするのだけれど・・・・。

子どもは、手加減を知らない。こうしたら、こうなるであろうと予測もせずに行動する。だから、色んな経験をして(身の危険がない範囲で)傷つき、泣いて、そして喜んで、成長し学んでいくのだろう。

“ボリボン“は、ただのぬいぐるみであるけれど、ガビにとっては大切な友達なのだ。娘もよくぬいぐるみと会話をしている。“ボリボン“は、自分にとってのかげがえのない存在の象徴のように思える。ガビも、“ボリボン”の不在という経験を通して、相手を思いやる、という気持ちを育んだに違いない。

マレーク・ベロニカの絵もステキで、飾っておきたいくらいです。
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自信を持っておすすめしたい 神秘的な森の世界   投稿日:2006/04/14
もりのなか
もりのなか 文・絵: マリー・ホール・エッツ
訳: まさき るりこ

出版社: 福音館書店
紙の帽子をかぶり、おもちゃのラッパを持った“ぼく”は、もりのなかへ散歩にでかけます。そこでライオンやゾウ、カンガルーを始めとする動物たちが、“ぼく”の散歩についてきます。やがてはラッパを持った“ぼく”を先頭にした大行進になって、森の中を練り歩く。そして一休みして、みんなでおやつを食べ、ハンカチ落としをし、“ぼく”が鬼になってかくれんぼをします。かくれんぼの終わりに“ぼく”が出会ったのは・・・。

初版が1963年。私が生まれる前のものとは。娘に読み聞かせるために購入したのですが、こんな傑作な絵本だとは知らずに大人になってしまったことが悔やまれます。

2歳半の娘もそうですが、全てのものに生命を感じる子どもの感性(アニミズム)が、みずみずしく表現されています。だから娘はすんなりと受け入れることができたのでしょう。読み聞かせてる私までもが、幼い頃にタイムスリップしてしまったかのように、子どもの心に寄り添うことが出来た数少ない絵本のひとつと言ってもいいでしょう。

白と黒の二色で描かれた絵も、現実の世界とは違った神秘的で奥深い森の様子が伝わってきて、読むものをぐんぐん引き込んでしまう魅力がある。
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なかなかよいと思う いつでも子どもが帰れる場所でありたい   投稿日:2006/04/11
ぼくにげちゃうよ
ぼくにげちゃうよ 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: クレメント・ハード
訳: 岩田 みみ

出版社: ほるぷ出版
子うさぎが「ぼくにげちゃうよ」と言って、母うさぎのもとから逃げようとします。子うさぎは、ある時は魚になり、またある時は庭のクロッカスとなり、あらゆるものに姿を変えて、母うさぎから離れてひとりになろうとします。

もちろんこれは至極たわいもない母と子の会話のやり取りだけれども、それがなんとも愛情に満ちていて、ウィットに富んだ母の返答もお手本にしたいくらい素敵なのである。

2歳半の娘はすっかりこの母うさぎと子うさぎのやり取りが気に入ったようで、「庭のクロッカスになって、逃げちゃうよ」とか、「小鳥になって逃げちゃうよ」とか言ってきます。そして私はこの本の母うさぎのように、「植木屋さんになっておまえを見つけますよ」等々の返事をしています。

やがて一人で学校へ行き、外の世界で飛び出して行くであろう我が娘の、安心して帰れる場所でありたい。そう思わせてくれた一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 生活に身近な”おそうじ”が楽しくなる   投稿日:2006/04/11
ぐりとぐらのおおそうじ
ぐりとぐらのおおそうじ 作: 中川 李枝子
絵: 山脇 百合子

出版社: 福音館書店
冬の間締め切っていた窓を開け放し、春のにおいを思いっきりかいだ“ぐり”と“ぐら”は、部屋中がほこりだらけなのに気がつきます。そこで、ボロになったセーターやタオルなどを自分の身体に巻きつけて、縦横無尽におおそうじを繰り広げます。そこへ、うさぎのギックがやってきて、“ぐり”と“ぐら”の姿を見て、おばけと勘違いしてしまいます。

ぐりとぐらシリーズのなかで、娘が2番目に気に入っている絵本です。一番目のお気に入りはやっぱり「ぐりとぐら」ですが、これは、生活に身近なものがたくさん登場してくるので(部屋のカーテン、チョッキ、セーター、ほうき、バケツなどなど)、2歳半の娘にはとても親近感が沸いたようです。自分でも「おおそうじする」といって、“ぐり”と“ぐら”の格好を真似しておそうじをしようとします。

冬から春へと変わる季節の節目に、とてもおすすめな絵本です。
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なかなかよいと思う おやすみ前に心安らぐ一冊   投稿日:2006/04/08
よるくま
よるくま 作: 酒井 駒子
出版社: 偕成社
夜眠りに付く前、子ども(特に私の娘)はとてもおしゃべりになります。この「よるくま」は、そんな眠りにつく前のひととき、子ども(ぼく)と母親が交わす会話のなかで展開されていくストーリーです。

“よるくま”と一緒に“ぼく”は、いなくなった“よるくまのお母さん”を探し回ります。はちみつ屋さんに行っても、公園に行っても、“よるくまのお母さん”は見つかりません。心細さと不安で、とうとう“よるくま”は夜の闇のように真っ暗になってしまいそうになるのですが・・・。

子どもにとって眠るということは(特に私の娘の場合)、好奇心が遮断されるみたいに感じられるようで、寝かせようとすると大変な抵抗をしてきます。また、夜の闇というのが、とても怖いのでしょう。

酒井駒子さんの描く夜は、安心と不安が同居した空間、それゆえに誰かに見守られて眠りにつく幸福が、鮮やかな黄色と黒で表現されています。

おやすみ前に読む一冊にとてもおすすめの絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 単純明快・勧善懲悪ストーリー   投稿日:2006/04/07
三びきのやぎのがらがらどん
三びきのやぎのがらがらどん 作: (ノルウェーの昔話)
絵: マーシャ・ブラウン
訳: 瀬田 貞二

出版社: 福音館書店
三びきのやぎが森のくさばで太ろうと出かけていきます。森へ行くには橋を渡らなければなりません。でも、その下には恐ろしいトロルが住んでいる。

子どもの頃に読んだ絵本のなかで印象に残っている一冊です。とくにトロルが強烈で、大人になったいまでもマーシャ・ブラウンの描くトロルは恐ろしいです。

それにもかかわらず2歳半の娘はわりと気にいっているようで、時々読んでと言ってきたり、お散歩などの移動の途中でもお話をせがんだりします。

それはたぶん、ストーリーは単純ながらも物語として完成されているからなのでしょう。
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なかなかよいと思う 本当の真心に触れる   投稿日:2006/04/05
りゅうのめのなみだ
りゅうのめのなみだ 作: 浜田 広介
絵: いわさき ちひろ

出版社: 偕成社
山の奥に住んでいるとされる、おそろしい竜。子どもたちは、良くないことをすると、竜が出てきてまるのみされてしまうと言われ、恐れていた。

そんな中、竜を恐れないひとりの子どもが、自分の誕生日に竜を呼びたい思い、山奥へと出かけていく。

いわさきちひろの絵が、全編にただよう“真心”をかもし出していて、浜田広介の洗練された文章と見事に調和している秀作です。

2歳の娘には早すぎるかな、と思って読んでみたら、ずっと最後まで聞き入っていました。
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自信を持っておすすめしたい 「だいきらい」の気持ちの裏側   投稿日:2006/04/04
きみなんかだいきらいさ
きみなんかだいきらいさ 文: ジャニス・メイ・ユードリー
絵: モーリス・センダック
訳: こだま ともこ

出版社: 冨山房
センダックの絵が好きなので購入しました。ストーリーも簡潔ながら、小さな子どもの気持ちが的確に表現されていて共感でき、娘のお気に入りの1冊となっています。絵とストーリーがとてもマッチしていて、娘は暗記してひとりで読んだりしています。
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