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		娘が図書館でみつけました。 
「この絵本の絵、いわさきちひろさんの?」と。 
ひらがなも読むことができる娘ですが、「いわさきちひろ」の 
文字を読んだわけではなく、絵をみて気づいたようでそれがうれしくて 
借りてきてしまいました。 
この物語、遠い昔読んだとは思うのですがすっかり忘れていて。 
あらためて読んでいいお話だなあと思いました。 
いわさきちひろさんが描く男の子が、「やさしく素直で、でもきちっと 
芯がある主人公の男の子」と絶妙にマッチしていてすうっと入って 
いくことができました。 
娘は恐がりですので、りゅうが登場する場面ではびくびくしていましたが、 
見たこともないものを、人のうわさでただ怖がるのではなく、この男の子 
のように自分の頭で考え、判断できる人にいつかなってほしいなあと 
思います。もちろんやさしい気持ちも持って。 
手元に置きたい絵本です。 (ぽこさんママさん 40代・ママ 女の子4歳)
		
		
        
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