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やこちん

ママ・50代・兵庫県、女の子21歳

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やこちんさんの声

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自信を持っておすすめしたい 家族のカタチ   投稿日:2025/08/24
あおのいえ
あおのいえ 作: いとう みく
絵: 丸山 ゆき

出版社: 童心社
猫を拾ってきて「飼いたい」という
主人公のあおちゃん
話が展開していく中で
登場人物が次々投入され
若い男女の夫婦に
男の子のあおちゃんのいる3人家族なんだと思い
読み進めました。
しかし・・・
最後に近づくに従って
その家族の形が、はたから見る人にとっては「フクザツ」であると言われている状態で
夫婦と思っていた二人も、実は・・・。

人は、いわゆるステレオタイプな型に、なんでも当てはめて考えてしまうものなんだなと
再認識させられるようなお話です。

読み終えてから、どこかにその思い込みの種となるような
ミスリードさせる何かはなかったと
再読しましたが
書いてない部分を勝手に想像しながら読み
無意識の「おもいこみ」が、なかなか手放せない自分に気づきます。

性別について、深く考えさせられた一冊です。

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自信を持っておすすめしたい 生きること   投稿日:2025/08/24
少年とクスノキ
少年とクスノキ 作: 東野圭吾
絵: よしだ るみ

出版社: 実業之日本社
人は、毎日、数限りない選択をしながら生きています。
「朝ごはん何食べようか」というライトなものから
「この人と結婚しようかどうか」というような
人生を左右するようなことまで・・・
そんな時「これを選んだら、この先どうなるんだろう」と思ったことないですか?
私は、これをすごく考えて、
「今」の選択をとても考え込んでしまうんです。
そして、その時の選択を何度も振り返って
それが正しかったかの検証を「今」行ってしまいます・・。

この本は、絵本の体裁ですが
そんな、大人に
「今を生きろ!!振り返ることに意味はない。明日のことを案じず、生きている『今』を大切にしろ」という強いメッセージを送ってきます。

大人でなければ受け取れない何かを孕んだ
東野圭吾らしい一冊です。


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自信を持っておすすめしたい 見入ってしまう   投稿日:2025/08/12
新幹線のたび 〜はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断〜
新幹線のたび 〜はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断〜 作・絵: コマヤスカン
出版社: 講談社
青森から鹿児島まで、3つの新幹線で1本に結ばれた日本列島を旅する絵本。
山の間を縫うように走る新幹線を見て
日本って山と海の国なんだなぁと
しみじみ感じました。
地図も新幹線も、ほんとうにリアルに描かれていて
鉄道の旅に出かけたくなる・・
そんな一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 戦争の悲惨さを伝え続ける島   投稿日:2025/08/12
うさぎのしま
うさぎのしま 作: たての ひろし 近藤 えり
出版社: 世界文化社
大久野島には何度も足を運んでいます。
ひとつは、うさぎのかわいらしさに触れるため
もうひとつは、ライフワークにしている戦争遺跡を訪ねるためです。

うさぎは本当にかわいらしく、すぐ寄ってきてくれて
触ったり餌をあげたり(#^^#)
ただ
そのウサギは、実験用の動物が逃げ出して野生化したりしたものでなく
戦後、持ち込また外来種であること
また、大久野島の環境資源では支えられる頭数を超えていることを
この本で知りました。

戦争中は、地図から消された島であった大久野島。
今も、その傷跡を晒し続け、
まだ立ち入れないエリアもあります。
そんな島のシンボルであるウサギも
また、現在の環境破壊の縮図のような存在として
何かを伝えているような気がします。

この本を入り口に
リアルな大久野島を感じてもらいたいと思います。
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自信を持っておすすめしたい 素直な心   投稿日:2025/07/21
やなせたかし おとうとものがたり
やなせたかし おとうとものがたり 詩・画: やなせ たかし
出版社: フレーベル館
やなせさんは、巻末のエッセイで
「この詩集は、ぼくだけの感傷として、弟へのレクイエムとして書いたもので、世間の人に読んでいただく気はなかった・・」と書いていて
確かに、とても私的な文章のように感じました。
だからこそ、弟と過ごした時間を
ずっと心の大事な部分にしまっていて
それを見せてもらっているような気持ちにもなりました。

やなせさんの幼少期は、
ちょっと普通の家族とは違い
そのために、複雑な気持ちを抱えていたことを
この詩集の中では、とても素直に書かれています。
また
人生にタラればは禁句だが・・としつつ
もし弟が生きていれば、父が生きていれば・・と回想し
でも、そうはなかったところで
今(とても幸せだと、実は感じている)があるのだということも
噛みしめてらっしゃるように感じました。

人生の終盤に際かかった今
とても心にしみる一冊になりました。
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自信を持っておすすめしたい 人であること   投稿日:2025/07/19
ひとのなみだ
ひとのなみだ 作: 内田 麟太郎
絵: nakaban

出版社: 童心社
戦争に関しての図書・絵本を読むように心がけている。

この本も、戦争をテーマにした本だが、
他の同類の本と一線を画すのは
「今の戦争」を描いているところかと思う。

徴兵されて、人間が戦地に赴くのでなく
ドローンやロボットが、プログラムどおりに攻撃する。
そこに心はなく、
ましてや、そこにいる人間に思いをはせ、涙することもないだろう・・。

そこに人間がいて、こちらも人間であることを想像すれば
今も現在進行形である「戦争」は
やむのではないか・・・。

きっと希望はある。
そう思いたい。
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自信を持っておすすめしたい 戦争にいたる神髄   投稿日:2025/07/14
もっとおおきな たいほうを
もっとおおきな たいほうを 作・絵: 二見 正直
出版社: 福音館書店
大きな大砲を打ちたい王様
撃ってみたところ、相手はもっと大きな大砲を持ってきて・・・。
大砲の大きさで相手の上を行こうと
お互い「もっとおおきく」と大砲を作り続けます・・。

結局、相手の大砲は魔法で作った張りぼてで
手元には無駄なものが残る・・という流れ。
それを使う場所を探しに行かなかった王様はえらかった。

最後は面白話に落とし込まれる展開ですが
戦争って、こんなことから大きくに発展するのかも・・と
「おもしろ」の後ろに隠れた「不穏」も感じてしまう
深読みできる一冊です。
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自信を持っておすすめしたい DNAとは・・・   投稿日:2025/07/10
うまれて そだつ わたしたちの DNAと いでん
うまれて そだつ わたしたちの DNAと いでん 作: ニコラ・デイビス
絵: エミリー・サットン
訳: 越智 典子
監修: 斎藤 成也

出版社: ゴブリン書房
うちの旦那は禿げています。
でも、旦那の父は禿げていません。
旦那の母方のおじいちゃんは禿げています。
なので
「サザエさんちのタラちゃんは禿げるかも・・。
そして、あなた(娘)の産む息子も禿げるかも・・」
こういう話をよくします。

連綿と続くDNAのコピー。
ただ、おじいちゃんがいて、おとうさんがいて、じぶんがいて・・という話だけでなく、
種を超えて、みんな少しずつ違って、でも繋がっている・・。
そんな壮大なスケールのお話です。

ひとつひとつ書き込まれた動物たち、植物たち。
みーんなかわいいです(#^^#)
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自信を持っておすすめしたい 怖楽しい   投稿日:2025/07/09
うまかたやまんば
うまかたやまんば 絵: 赤羽 末吉
再話: おざわ としお

出版社: 福音館書店
たくさん読んだと思っていた昔ばなし。
でも、まだ知らないのがあった!!

お話は、繰り返し系の古典的なものですが
その設定が怖い・・。
山姥のリアルな描写と、馬が部分的に食べられていくところは
ハラハラを通り越して
顔を手で覆いたくなるほど
(でも、続きが気になって、指の間から見てる・・てな感じ)

途中、本の向きが縦仕様になるところも斬新で
最後まで飽きることなく読める
勧善懲悪の一冊です(#^^#)
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自信を持っておすすめしたい 人間は、生命という、ひとつの大きな流れの中にいます   投稿日:2025/07/09
レイチェル・カーソン物語 なぜ鳥は、なかなくなったの?
レイチェル・カーソン物語 なぜ鳥は、なかなくなったの? 作・絵: ステファニー・ロス・シソン
訳: おおつかのりこ
監修: 上遠 恵子

出版社: 西村書店
知人が「センスオブワンダー」という本が好きだというので
その作者の伝記絵本であるこの本を手に取りました。

まず本を開くと、
「自然の中では、すべてのことからがつながっている」という文字が
目に飛び込んできました。
そして
そう考えるに至った物語が
とてもとても丁寧に紡がれていました。

人間も、地球という大きな船の一員なんだと
やさしく教えてくれる
良書です(#^^#)
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