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注目の新刊&オススメ絵本情報

2021/04/15

【連載】4月の注目の新刊&オススメ絵本紹介 〜人気シリーズ最新作〜

【連載】4月の注目の新刊&オススメ絵本紹介 〜人気シリーズ最新作〜

4月に発売された新刊絵本の中には、ファン待望のシリーズ最新刊がたくさんありました!
あなたのお気に入りシリーズの新刊は入っているでしょうか? ぜひチェックしてくださいね。
★新刊★「おれたちともだち」シリーズ番外編。“あの”リズムに乗って歌っちゃおう!
寂しがり屋のキツネと、強面だけど友だち思いのオオカミさん。そんな二匹と周りの「ともだち」のやり取りを温かに微笑ましく描いた人気絵本「おれたちともだち」シリーズ。
2018年に発売された『さよならともだち』で一区切りがついた本シリーズに、番外編が登場しました! その名も『ともだちいっしゅうかん』。キツネの一週間を描きながら、オオカミさんやクマさんなど、おなじみの「ともだち」が次々登場します。
しかもこの絵本、有名なロシア民謡「一週間」のリズムに合わせると、なんと歌えるんです!
「コリャ コリャ コリャ アーリャーラー♪」と謡いながら絵本を読めば、楽しさ倍増ですね。

ともだち いっしゅうかん ともだち いっしゅうかん」 作:内田 麟太郎
絵:降矢 なな
出版社:偕成社

『ともだちや』から始まり人気となった「おれたち、ともだち!」シリーズの番外編。キツネの愉快な1週間を描きます。月曜日にやってきたのはくまさん、え? おしゃれがしたいって? キツネ、早速考えました。火曜日に遊びにいったのはへびさんのアトリエ。キツネ、絵のモデルになったのですが! 水曜日はオオカミさんから、さりげなくプレゼントが。キツネ、じ?ん、オオカミさんたら、てれやだなあ。木、金、土、日は何がおこるでしょう。キツネのともだちいっぱい、いつも近くで、つついてみたり、なでなでしたり、うきうきしたり……降矢ななさんの絵が、細かいところまでまた楽しい! コリャ コリャ コリャ アーリャーラーのリズムにのって、キツネとオオカミとともだちの、1週間を歌います。



★新刊★なかなか外出できない子どもたちへ、ねずみくんからのメッセージ。
1974年にシリーズ一作目となる『ねずみくんのチョッキ』が出版されてから、45年以上に渡り子どもたちに愛され続けている「ねずみくんの絵本」シリーズ。2019年に絵を担当された上野紀子さんが亡くなられてからは、長年上野さんと共に「ねずみくんの絵本」シリーズを作られてきた、夫で絵本作家のなかえよしをさんが、新作を描き続けています。
最新刊『ねずみくんのピッピッピクニック』はシリーズ初となる春のピクニックのおはなし。ねずみくんとお友だちたちは、どこへピクニックに出かけるのでしょうか……?
この作品は、コロナ禍で遠くへ出かけることを制限されている子どもたちへ、ネズミくんから「大切なものは、遠くにでかけなくても、身近にあるよ」というメッセージが込められているのだそう。
ねずみくんたちのように、お弁当を持ってピクニックに出かけたくなる一冊です。

ねずみくんのピッピッピクニック ねずみくんのピッピッピクニック」 作:なかえ よしを
絵:上野 紀子
出版社:ポプラ社

「ねずみくんの絵本」シリーズ待望の、春のピクニックのお話。

いつもの公園の前で、待ち合わせをしたねずみくんとなかまたち。
今日はおべんとうを持って、みんなでピクニック。
ねみちゃんの吹く笛の音にあわせて、ピッピッピッと出発です。
でもどこを目指そうか、みんなの意見が合いません。そのとき、ちょうちょうがやってきて……?

驚きの結末には、「大切なものは、遠くにでかけなくても、身近にあるよ」という、著者からのメッセージがこめられています。じんわり心安らぐお話です。

★新刊★ヨシタケシンスケファン待望の新刊です!
ヨシタケシンスケさんの絵本ファンの皆さん、お待たせしました!
ヨシタケシンスケさん最新刊は『おしっこちょっぴりもれたろう』や『なつみはなんにでもなれる』と同じ小さな子どものこだわりや発見を切り取った、小さな版型の絵本シリーズです。
今回の主人公は「あきらくん」。まだ小さいあきらくんは、大好きなチョコの包みが開けられないみたいです。「でも、もうすこしおおきくなったら、ボクはきっとなんでもあけられるようになるとおもうんだ」と、なんでも開けられるようになった自分のイメージを膨らませるあきらくん。
あきらくんのユニークで大きな想像の世界に一緒に飛びこんでいきましょう!

あきらがあけてあげるから あきらがあけてあげるから」 作:ヨシタケシンスケ 出版社:PHP研究所

くやしい。ボクはくやしい。
ボクはチョコがたべたいんだけど、このふくろ、あけにくいんだよ。
ボクはまだちっちゃくてちからもよわいから、このふくろはあけられないんだ…。
でも、もうすこしおおきくなったら、ボクはきっとなんでもあけられるようになるとおもうんだ。
じぶんのぶんもみんなのぶんも、ぜーんぶあけてあげたい。
あきらがあけてあげるから!

どんなものでもあけられるって、なんだか楽しい!
夢が広がるヨシタケシンスケのユーモア絵本。



★新刊★「まってました!」と言いたくなる。お父さんの読み聞かせにオススメの絵本。
もとしたいずみさんの文章、石井聖岳さんの絵で、題名が『まっていました』……。これを見て、ピンとくる方もいるはず…? そう『まっていました』は、2007年に出版され、第13回「日本絵本賞」や第39回「講談社出版文化賞 絵本賞を受賞した『ふってきました』の続編なんです!
『ふってきました』では、女の子の元にとんでもないものがどんどん「ふってくる」おはなし。
『まっていました』は男の子が「誰か(何か)」を「まっている」おはなしです。一体、何を待っているのか? 待っているものはいつやってくるのか……。のんびりとした世界観がこの絵本の特徴です。
お子さんへのはじめての読み聞かせ考えている、お父さんにもオススメです。

まってました まってました」 作:もとした いづみ 石井 聖岳 出版社:講談社

「なにしてるの?」「まってるの」「いっしょにまってていい?」「いいよ」たろうがなにかをまっていると、どんどん仲間がふえてきます。でも、いったいたろうは、なにをまっているのでしょう……? 
おだやかな「待ち時間」をゆるやかに体験していると、ここちよい風がふいてくる、そんな空気感をもつ絵本。また、読みきかせに挑戦してみたいお父さんに、おすすめの一冊です。



ふってきました ふってきました」 作:もとした いづみ
絵:石井 聖岳
出版社:講談社

びっくりさせて ごめんね。
空からふってきたものは、いったい……?思わず笑顔になる絵本

★新刊★アニメはもう観ましたか? 絵本のシリーズもオススメです!
4月から放送開始したテレビアニメ「どすこいすしずもう」。皆さん、ご覧になりましたか? アニメ「どすこいすしずもう」はアンマサコさんによる同名の絵本作品が原作。そして、『どすこいすしずもう』にはそれぞれのキャラクターを主人公にしたシリーズが続々出版されています。
4月に発売されたシリーズ最新作は華麗な技を繰り出す「くるまえびぞう」のおはなし。

どすこいすしずもう くるまえびぞうの ひみつ どすこいすしずもう くるまえびぞうの ひみつ」 作:アンマサコ 出版社:講談社

アニメ化決定! 「くるまえびぞう」の得意技は宙を舞うえびとんぼがえし! うっとりするような技で今日もみんなの心をわしづかみ!
読み聞かせ3歳から ひとり読み5歳から

●アニメ公式チャンネルで絵本の読み聞かせ動画配信中!
●うさぎたちのイースターをのぞいてみませんか?
「イースター」、日本ではまだあまりなじみの薄いイベントかもしれません。でも、ヨーロッパをはじめとした海外では、ハロウィンやクリスマスと同様、とても大切なイベントのひとつです。そんなイースターの出来事を、美しい絵と共に味わえる絵本が『みならいうさぎのイースターエッグ』です。

みならいうさぎのイースターエッグ みならいうさぎのイースターエッグ」 作:エイドリアン・アダムズ
訳:三原 泉
出版社:徳間書店

米国で40年以上愛されている
イースターの絵本

うさぎのオーソンの父さんと母さんは、
イースターのたまごに絵をつける仕事を
しています。
ひとりむすこのオーソンも、その仕事をしたいと
思っていましたが、まだ父さんたちも、
オーソンをあてにしていませんでした。
ところが、オーソンが一家の古い車に
イースターエッグのような模様をかくことを
思いつき、それが評判になります。
そして、オーソンの考えついた
新しいイースターエッグも人気がでて…?
初版1976年、米国で40年以上愛されている、
楽しく美しいイースターの絵本。


作者のエイドリアン・アダムズは夫で児童文学作家のロンゾ・アンダーソンと共に、アメリカを代表する絵本作家と言われるひとり。彼女の作品には、『みならいうさぎのイースターエッグ』と同じうさぎのオーソンを主人公にした『こうさぎたちのクリスマス』もあります。どちらも繊細で美しいタッチがみどころです。
クリスマスとイースターの時期に手に取ってほしい作品です。

こうさぎたちのクリスマス こうさぎたちのクリスマス」 作:エイドリアン・アダムズ
訳:三原 泉
出版社:徳間書店

美しいイラストレーションで愛されつづける、
エイドリアン・アダムズの絵本

クリスマスの3日まえ。
うさぎの少年オーソンのところに、近所のおさない
こうさぎたちがやってきました。
クリスマスイブに、クリスマスパーティーを
ひらいて、大人たちを呼びたいから、
オーソンに手伝ってほしいというのです。
どうせぼくが全部準備させられるんだから、と
気の進まないオーソンでしたが、いつのまにか
計画に巻きこまれて、大奮闘します。
1978年の刊行以来、米国で40年以上愛されている、
美しくてたのしいクリスマスの絵本。
『みならいうさぎのイースターエッグ』の姉妹編。

●体中で春を感じたくなる一冊。
歌人・小説家の東直子さんと、イラストレーターで『あかにんじゃ』や『紙ひこうき、きみへ』などの絵本の絵を多く手掛ける木内達郎さん。
お二人がタッグを組んで生まれた「きせつのおでかけえほん」シリーズは、アメリカ「Society of Illustrators 2009年」書籍部門で『あめ ぽぽぽ』と『ほわほわ さくら』が銀賞を受賞するなど、国内外で注目を集める人気シリーズです。
ページのどこを見ても満開の桜が楽しめるだけでなく、東さんの洗練された言葉がじっくりと優しく耳に残ります。声に出して読んで、絵本のお花見を満喫してくださいね。

ほわほわさくら ほわほわさくら」 作:ひがし なおこ
絵:きうち たつろう
出版社:くもん出版

春が近づくと、誰もが待ち遠しくなる“桜”。
その桜の花びらが、子どもの手のひらに舞い落ちてきました。

ほわ ほわ、ふわん、ふるるる、ほろろん…。
風に吹かれた花びらを子どもが追いかけていきます。

うららかな春の日、満開の桜を見に、
親子でお散歩にでかけたくなる絵本です。


●4月の新刊&オススメ動画公開中。

※掲載されている情報は公開当時のものです。

木村春子(絵本ナビ)

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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」
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