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注目の新刊&オススメ絵本情報2021/05/13 【連載】5月の注目の新刊&オススメ絵本紹介 〜おはなし絵本編〜
すっかり暖かくなって、外遊びが心地良い季節。新刊絵本にもそんな遊びを取り入れた作品がたくさんお目見えしました。
かわいい絵本、子どもの日常を切り取った絵本、心に寄り添ってくれる絵本。お子さんと一緒にたくさんの絵本に触れてみてください。
★新刊★大好き、どろんこ遊び!
子どもは大好き! でも、大人は洗濯が大変でちょっと困る遊びと言えば? そう、どろんこ遊びです! ときには大人だって、洗濯のことを考えずに、思いっきりどろんこ遊びをしたいって思うのではないでしょうか? そんなどろんこ遊びの楽しさを十二分に味わえる絵本が登場しました。内田麟太郎さんのリズミカルな言葉と、石井聖岳さんののびのびとした大らかな絵を見れば、誰もがどろんこ遊びのときの、泥や水の感触を思い出すはず。読み終わった後は、思い切って家族でどろんこ遊びを楽しんでみてはいかが?
大きな水たまりの前に、ゾウがやってきました。「ずぶり ごろん ごろごろごろ」。水たまりに転がって……泥だらけの「どろんこおばけ」に大変身! ぼくもわたしも泥まみれになって、どろんこおばけ〜! そこにやってきたおばけが変身したのは……!? 子どもたちが大好きなどろんこ遊び。身も心も解放して、思いっきり遊べるどろんこ遊びをイメージしながら、気持ちいい土や水の感触を一緒に楽しめる絵本です。
●深呼吸で心も体もリラックス。
ゆっくりと過ごしたゴールデンウィークも終わり、日常が戻りつつあります。でも、なかなか外に出ることができず、なんだかモヤモヤ、息苦しさを感じている人も多いですよね。そんなときは深呼吸がオススメ!
この絵本を読めば、自然と呼吸が深くなって、「すーは〜」と深呼吸。読み終わるころにはグッとリラックスできることでしょう。 作者のumecoさんは、世界的な絵本作家の登竜門と言われる「ボローニャ国際絵本原画展」に入選する実力派。絵本のすみずみから、癒しの雰囲気が漂ってくる一冊です。 このごろ、なんかモヤモヤしない? そんなときには大きく息をすってー、はいてー。そう、思いっきり深呼吸したら、気分もスッキリ! 子どもも大人も一緒に、すーはーして、元気いっぱいになろう! 普段あまり意識しない呼吸に着目した新しい呼吸絵本。
★新刊★心配事も「あら、そんなの!」で解決!
入園や入学、進級とはじめてのイベントが目白押しだった4月も終わり、毎日緊張していたお子さんも、少しずつ新しい生活にも慣れてきたころではないでしょうか? 不安なときは、どんどん良くないイメージが膨らんで、委縮してしまうことも多いですよね。そんなとき、明るくほがらかに「あら、そんなの!」とアドバイスされたら、ちょっと気持ちも軽やかになります。
この絵本に登場する、心配性なのらねこのプーと、大らかなたまみさんの関係がまさにそれ。とっても微笑ましく、こんな風にアドバイスされたら、新しいことにチャレンジすることも、もっと前向きに考えられるかもしれませんね。 のらねこのプーは、初めて人間のお誕生日パーティーに招待されました。うれしいけれど、服もなくてはだかんぼうだし、プレゼントできるものもないし、どうしよう……と、悩んでしまいます。そこで、ともだちのたまみさんのところへ相談をしに行ってみると、たまみさんは素敵な提案をしてくれました。プーもひと安心。でも、準備万端で迎えたパーティーの日の朝、なんだか胸はドキドキするし、お腹はしくしく痛むし、で、またプーの気持ちが落ち着かないのです。さあ、どうしたらよいでしょう……。楽しみだからこその緊張感という誰にでもある心の動きを繊細に捉えて軽やかに描き出した絵本です。初めてのことに挑戦するだれかへの贈り物にも! ![]()
★新刊★「おさんぽカー」に乗ってみたい!
保育園の中でも、0〜1歳の小さい子どもがお出かけのときに乗っている「おさんぽカー」。公園などで目にすると、かわいくてほっこり癒されますよね。実は小さい子ばかりでなく、歩いてお散歩できるようになった大きいお兄さん、お姉さんも「おさんぽカー」に乗ってみたいと思っているようなのです。
「ねこねこほいくえん」に通う、いたずら三人組、マル、ココ、メイが「おさんぽカー」に乗ることで起こす、ドタバタ大冒険とは……? 「黒魔女さんが通る」シリーズをはじめ数多くの児童文学や絵本を手がける石崎洋司さんが文章を担当し、新進気鋭のイラストレーター、北岸由美さんが絵を手がけた本作品。「おさんぽカー」に乗りたい、全てのお子さんの願いを、絵本で叶えましょう!
マル、ココ、メイは、「ねこねこほいくえん」に通う、いたずら三人組。
★新刊★父の日にオススメ!
お子さんにとって、お父さんはどんな存在ですか? 頼もしい? 優しい? ちょっぴりこわい? それとも友だちみたい? どんなお父さんでも、子どもにとっては特別な存在ですよね。そんなお父さんと子どもの会話で物語が進むのが『お父さんは ぜったいにしなない』。ちょっとショッキングなタイトルですが、おはなしはユーモアとナンセンス溢れる、ユニークなもの。ぜひお父さんに読んでいただきたい一冊です。読み終わった後、絵本の中のお父さんのように、お子さんに質問攻めにされるかもしれないので、そのやり取りも楽しんでくださいね。
「お父さんが死んじゃったらどうしよう」「大丈夫、お父さんは絶対に死なない」。お父さんは、ずっときみのそばにいるよ。
★新刊★ダライ・ラマ14世、はじめての絵本。
チベット仏教の最高指導者であり、ノーベル平和賞を受賞した、ダライ・ラマ14世が、小さい子どもたちに向けてはじめての絵本を出版しました。ダライ・ラマ14世自身の幼少期の体験から「慈しみの心」を持つことの大切さを小さい子にも分かりやすい言葉で語りかけます。
絵を描いた、パオ・ルーさんは、ベトナム出身のイラストレーター。独特なアジアンテイストの色彩が物語により深みを与えてくれます。
愛にみちた教えで、世界中の精神的リーダーとみなされるダライ・ラマ14世が、初めて子どもたちに向けて絵本をつくりました。自らの幼い日をふりかえり、母に教えてもらった「いつくしみのこころ」がどれほど大切なものであったかを語ります。
★新刊★生き生きとした動物たちを描く、新人絵本作家のデビュー作!
こちらをじっと見つめるゴリラや、長いまつげをまばたかせたキリンなど、躍動感たっぷりの動物たちを描き注目を集めるイラストレーターのみやけゆまさん。そんなみやけさんの動物たちを隅々まで堪能できる絵本が出版されました。保育士として子どもたちと日々接しながら、描いた作品は生き生きとしていながらもユーモア満点。チータの飛んで行ってしまったてんてんは無事に戻ってくるのか……お子さんと楽しみながら読んでくださいね。
「ハーックション!」
★新刊★宮西達也さん最新作は、とってもかわいいモグラ3兄妹!
「ティラノサウルス」シリーズや『にゃーご』など、優しくてほっこり癒される絵本を生み出す名手・宮西達也さん。最新作の主人公は、土の中に暮らすモグラの親子です。出かけていったお母さんを探して、留守番していた巣穴から出てしまった、モーとグーとラーコの3兄妹。巣穴から顔を出すと、車がビュンビュン走る道だったり、ゴルフのカップの中だったりと、予想外の連続で……。迷路のような巣穴の作りと地上に出た後のくりかえしが笑いを誘う、ユーモア絵本です。
おるすばんをたのまれたモグラのモーとグーとラーコ。でも、いちばん下のラーコはおかあさんに会いたくて泣きだしてしまいます。3びきは、おかあさんをさがしに出発。あなからひょいっとでると、へんてこなところにばかりでてしまい……あぶない! 3びきは、ぶじにおかあさんにあえるのでしょうか。くりかえしが楽しい絵本。 ![]() ![]()
★新刊★物語を通して、かたつむりの生態を知ることができる!
雨の季節、子どもたちに人気の生き物と言えば? そう、カタツムリです。でも、カタツムリがどうやって生まれて、大きくなり、次の世代に子孫を残すか、大人でもなかなか知る機会がありませんよね。
この絵本は、主人公のでんでんちゃんを通して、ふしぎなふしぎなカタツムリの生態について知ることができる作品です。 カタツムリって、生まれたときから殻を持っているんだ! カタツムリって、冬には冬眠するんだ! カタツムリって雌雄同体なんだ! 読めば読むほどカタツムリの生態にビックリして、どんどん興味を惹かれることでしょう。 新たに出版された「むしのたまご」シリーズの第一作。同時期に『かぶとむしの ぶんぶんちゃん うまれたよ!』も出版されているので、2冊合わせてお楽しみください。
でんでんちゃんはうまれたばかりでも、自分で食べ物を探します。暖かいうちにたくさん食べて、冬になると殻にとじこもって冬眠します。そして3年たった春、体が大きくなって、殻のうずまきの数も増えました! しとしと雨が好きなでんでんちゃんはやわらかい体でどんな道も進みます。なめくじと似ているけれど、どこが違うかな? オスもメスもないカタツムリがどう卵をつくるかなど、楽しいお話の中で生態を知ることもできます。
★新刊★蒸し暑い夜に、涼しくなれる絵本はいかが?
まだまだ春の気配を色濃く感じていても、暦の上では五月は「初夏」。日本特有の蒸し暑さを感じる日中や夜が、すぐそこまで迫ってきています。今年はちょっと早めにひんやりとした気分を味わえる絵本を揃えてみるのはいかがでしょう?
『ばあばは、だいじょうぶ』の楠章子さんの文章に、『なんでやねん』や『からあげ』など多数の絵本を出版する、あおきひろえさんが絵を手がけた『ひえひえひんやりツアー』は、初夏から夏の終わりまで、長〜く涼しさを保てる、イチオシ絵本です。
商店街の福引で不思議な旅行券を当てた男の子。その晩、家にドクロがむかえにやってきた。さそわれるままに家族でついていくと、そこは氷の国「ひえひえランド」。オーロラをながめて、冷たい食べ物に、氷の宮殿でおもてなし。ひえひえで気持ちいいけれど、さすがに寒くなってきた。アイス夫人のおもてなし、氷風呂をことわると、怒りにふれて、あたり一面、真っ白な世界に……。読めば涼しくなって、ちょっとこわ?いお話絵本。
●5月の新刊&オススメ動画公開中。
※掲載されている情報は公開当時のものです。 木村春子(絵本ナビ)
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