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秋の森でであった人間の女の子,ハーミーちゃんを好きになったオコジョのタッチィ。でも,ハーミーちゃんは別の男の子が好きで…。少し大人になったタッチィの淡い初恋と,好きな女の子のために頑張る姿が感動を呼びます。
オコジョのタッチィの秋のお話しです。これで四つの季節が揃いましたね。この絵本では、タッチィの淡い恋心が描かれています。森の奥でであった女の子、ハーミーちゃんと落ち葉の中でお茶会をしようと計画するタッチィ。毎日少しづつ準備をする中で、ハーミーちゃんに淡い思いを抱いていたのですが、ハーミーちゃんがお茶会に呼びたかった人のことを知って‥‥ハーミーちゃんに冷たい態度をとってしまいます。
でも、くまくんの助言で、自分にとって本当に大切な気持ちに気づいたタッチィ。ハーミーちゃんが勇気を出すことが出来るように心から応援をするのです。
読み終わった後、ちょっと甘酸っぱい、懐かしい気持ちを思い出しました♪
微妙な心の動きは小さい子供にはちょっと難しいかもしれません。文章も長めなので、小学生〜におすすめです。
秋の風景がしっとりと暖かく描かれている絵も、じっくり味わってくださいね。 (すずらんぷさん 30代・ママ 女の子11歳、女の子9歳)
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