なまけもののフラッシュは、おくさんのサッシェにうながされ、しぶしぶ働きにでることに。 電報配達の仕事をもらったフラッシュは、昼も夜もいっしょうけんめい働きます。 そんなある日、フラッシュは、またやる気がなくなってしまいました…。 犬たちの表情がとってもキュートな作品。 最後のハッピーエンドもほほえましい。
いろんな事を考えさせてくれる絵本です。
怠け者だったフラッシュが、シャッセの一言で働き者になったのは何故なのでしょう。
フラッシュは働き者の奥さんシャッセに、負い目を感じていたのでしょうか。
それにしても、急に働き者になったフラッシュの豹変にはビックリです。
働くことが楽しくなったのでしょうか。
今まで、働きに出ていたシャッセが家にこもったのは何故でしょう。
答えは最後に明らかにされるように思うのですが、フラッシュに「一家の主」としての自覚が芽生えたからでしょうか。
怠け心に気を許したフラッシュが手にしたのは、なんと自分宛てのメッセージだったというのも、心憎い演出でした。
また、働き者になるしかありませんね。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
|