ひとあし ひとあし―なんでもはかれるしゃくとりむしのはなしなかなかよいと思う みんなの声

ひとあし ひとあし―なんでもはかれるしゃくとりむしのはなし 作・絵:レオ・レオニ
訳:谷川 俊太郎
出版社:好学社 好学社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1975年
ISBN:9784769020066
評価スコア 4.52
評価ランキング 7,516
みんなの声 総数 51
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  • 生き延びるに足りる十分な知恵

    命を狙われて、とっさに出た言葉、
    「ぼくいろんなものの ながさを はかるんだ」
    しゃくとりむしが計ったのは、本当は相手の自尊心だったのかもしれませんね。

    純粋にその計る場所が面白いのでページをめくる楽しさがありました。
    そして、最後の大ピンチ、目に見えないものまでをはかった“しゃくとりむし”には
    思わず、お見事!と言ってあげたくなります。
    しゃくとりむし! 君には生き延びるに足りる知恵が十分にあるね! 

    『スイミー』と同じくらい、低学年の読みきかせや、教科書にすら掲載して欲しいと
    思ったレオニの作品でした。とてもお薦めです。

    投稿日:2011/12/08

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    3
  • しゃくとりむしは、動きの可愛いユニークな虫です。
    本当に1インチの長さではないように思うのですが、大人になったらほぼほぼそのくらいなのでしょうか。
    長さを測るのは得意ですが、ナイチンゲールの歌を測るのは…。
    でも、歌の長さも考えたら測れますよね。
    歌いはじめから、歌い終わるまでに動いた長さが、時間の視覚化…。
    などと自画自賛したのですが、しゃくとりむしさん、ただ逃げちゃっただけ?

    投稿日:2020/04/21

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  • しゃくとりむし君大活躍!

    あるひこまどりに会い、食べられそうになってしまうしゃくとりむし君。
    自分は便利であることをアピールし、いろいろなものの長さを測り始めます。
    あるあさ、別の鳥に出会い、体の長さではなく、うたをはかってくれといわれ、こまったしゃくとりむし君。いい考えが思い付き・・・。
    ひとあし ひとあし。小さいけれど働き者の虫君です。

    投稿日:2019/08/09

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  • しゃくとりむしが全てを測る!?

    しゃくとりむしは、鳥に食べられないためにいろんなものを測ってあげます。が、ある日、自分の歌を測らないと食べてしまうぞ!という鳥に出会い、逃げ出します。

    そういう測り方もあるね!と読んでいてラストが面白かったです。それが一番賢いな、、、。娘は「えっ。もう終わり?」といっていましたが、「毛虫面白い」と言っていました。なかなか良かったです。

    投稿日:2011/12/05

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  • しゃくとりむしの知恵

    レオニさんの本を開くとき、「今回は、どんな絵なんだろう」と、いつもワクワクします。
    いろんな手法で、テイストの違う絵を見せてもらえるので、本当に楽しみです。

    今回も、色鮮やかな鳥が楽しめました。

    お話のほうは、しゃくとりむしの知恵が勝ったということでしょうか。
    食べられまいと必死になれば、いろんなことが思いつくものなんでしょう。

    投稿日:2011/12/02

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  • なんでもはかれる?しゃくとりむし

    • ランタナさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    鳥に食べられたくない尺取り虫が機転を利かせ、
    鳥達の自慢の場所の長さを測ってゆくおはなし。
    白地に映える、鳥達の自慢の部位が強調された構図の絵が、
    どれもポスターになりそうな大迫力!
    確かに、測るだけの魅力があるかも、と思わされます。

    長さが分かったからって、どうということもないのだけれど、
    何か目に見える形で確認できると、嬉しいんでしょうね。
    そんな気持ちをくすぐる尺取り虫くん、なかなかやるなぁ。

    最後に現れたナイチンゲール。
    素敵な名前の鳥は、和名「サヨナキドリ」という、
    泣き声が欧州で最も美しいと言われる、実在する鳥なんですね。
    「わたしのうたをはかってごらん」と難題を押し付けます。
    どうなることかと読み進めれば・・・あぁー、そうよね!それが一番!

    虫が苦手な方でも、多分大丈夫。
    美しいコラージュと、表紙から裏表紙まで続く小さな尺取り虫探しも楽しむべく
    おうちでの読み聞かせがおすすめです。

    投稿日:2011/12/02

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  • なるほど

    この虫は世界共通?!“しゃくとりむし”なんですね。

    絵本にでてくるしゃくとりむしは賢いです。まず、こまどりに飛びつかれそうになった彼はいろんなものの長さを測れると一知恵。そこでこまどりは自分のしっぽを測らせました。すっかりノッてしまったこまどりは、彼を乗せて次々と他の鳥達の“いろんなもの”を測らせます。

    ある朝、彼はナイチンゲールという鳥に出会い「うたをはかってごらん」と言われました。「いたなら ともかく うたなんて」・・・洒落まで言ってしまうなんてさすが。でもそこは賢いしゃくとりむし。最後は「なるほど」というはかりかたをしますよ。

    息子は各ページでどこにしゃくとりむしがいるかがメインだったようです。その結果最後のページは文と合わず???のようでした・・・

    レオ・レオニさんの絵本は、息子が幼稚園で「スイミー」を読んでもらって、私にも読んで欲しいとすすめてくれたのがきっかけです。絵の配色や谷川俊太郎さんの詩のような訳に魅かれています。

    投稿日:2011/12/01

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  • しゃくとりむしで物を図ってみたくなる。

    はらぺここまどりに食べられたくなくて、「いろんなもののながさがはかれるんだ」とこまどりのしっぽを図ってあげる。
    その後もフラミンゴ・オオハシ・さぎっといろんなとりを図ってあげて。
    最後にはナイチンゲールに「うたをはかって」と言われて、どうするのかと思ったら。
    歌っている間にひとあしひとあし進んでいって、いなくなってしまう。

    しゃくとりむしで図る事が出来るんだ!というのが
    子供には驚きだったようで、
    読み聞かせの後、いろんなものを図りたいブームが
    おきました。

    絵もとっても素敵で。読み応えのある絵本です。

    投稿日:2011/11/25

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  • けっこうおもしろいじゃん!

    • ムスカリさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、女の子3歳、男の子0歳

    しゃくとりむしは鳥に食べられそうだったけど、頭がいいからしっぽを測ってあげるといって助かった。

    そしていろんな鳥のくちばしやくびや足なんかをはかった。

    そしてナイチンゲールにうたをはかれといわれて考えた。

    「やってみるよ」といってうたをうたってもらった。はかるふりをしてちょとずつちょっとずつ遠くにいっていなくなった。

    どうやってはかるのかな?と思ったけど逃げちゃったのがおもしろかった。
    (小2息子の感想です)

    投稿日:2011/11/25

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  • 鳥たちとしゃくとり虫

     お話がおもしろいのはもちろんですが、デザイン画としても楽しめる絵本です。カラフルなのに落ち着いた色あいがすてき。

     大胆な構図の鳥たちと余白のバランスは、見応えがあります。
     鳥としゃくとり虫の大きさも対比も、おもしろいです。
     私は「きじのしっぽ」が気にいりました。ポスターがあったら飾っておきたいです。
     
     歌を計る、、、どんな寓意がこめられているのか、私にははっきりわからないけれど、心に残ります。
     しゃくとり虫がいなくなった草むらから、しばらく目がはなせませんでした。

    投稿日:2011/11/25

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