「あやかちゃんのゆうびんきょく」 みんなの声

あやかちゃんは　きのう、ダンボールで　ポストを　つくりました。

この最初の一文を読んだ時に、ぴくっと娘の身体が反応するのを感じ、
「ヤバイ！」と思いました。
最初から、工作好きの娘をガンガン刺激してくれてます。

意外な差出人に、意外な受取人。
こうきたか〜！と意表を突かれました。
配達先も、本棚の３段目の９冊目だったり、階段の８段目だったりと
ユニーク！

ああ、家でお手紙ごっこが流行るのが目に見えます。
そして、必ず、手紙を書かされるのだろうなあ〜。
「箱があったら、とっておいてね！」という娘の声を聞きながら、
あきやまさんって、どうしてこう上手いんだろうと感心したのでした。

あきやまさんの絵本は家族で大ファンですが、これは子供が大うけの一冊です。


色んな場所に手紙を届けるのですが、押入れや、冷蔵庫など思いもよらない場所に、うしやペンギンなど思いもよらない生き物が住んでいるのがとても意外で楽しいです。

子供は普段から、手紙を届ける行為そのものに興味があるので、作ったポストに手紙が入っていて、それを届けるという内容は、とても喜ぶと思います。

次の日にポストに入っていた手紙を見ながら、この動物はどこに住んでいるのかと、子供と考えるのも楽しいですよ。


私の子供はこれを読んだあと、「大きくなったら、郵便屋さんになる」と言っていました。

娘がはまっていて、毎日読んでいるのですがある日
「ちょっとじゃん」と、言ったのです。
何が、って聞いたら手紙の数が少ないから、大変ではない
とのことでした。
自分ならもっとたくさん出来ると張り切っていました。
ゆうびんやさんごっこはしたことがないので、やってあげたいのですが、はたして２歳の息子と私と娘で成り立つのか。。と不安でしたが、人形さんを使ってやってみたらとっても楽しかったみたいでせっせと手紙を書いて、配達してくれています。
息子は、きりんさんが階段から出てくるのですが手と顔が違うところから出てくるのがおもしろいらしく、よく笑っています。ペンギンさんはちょっと泣いている絵なので可哀相と同情しています

あきやまただしさんの描くあたたかな絵本。

あやかちゃんがおうちでポストを作りました。
次の日ポストを見ると中に手紙が・・・。
お父さんとお母さんとおねえちゃんが入れておいてくれたのです、とでも続くのかしら？と思ったら大間違い。
押入れの中の番地や、本棚の番地へのお手紙です。
それを受け取るのはどんな人？？？

子供達は「あ〜〜〜〜〜ポスト作りたいね！」「あした作ろうね〜ママ」とおおはしゃぎでした。

ポストを本当の手紙が入っているところが楽しいですね。届けに行くと、押入の中からうしが出てきました。このうしは、うしのお布団から出てきたのでしょうか？

あきやまただしの絵本は、意表をついていますね。ここからどうしてこの動物が？と深く考えずに楽しむといいのかな？と思いました。

息子が図書館で借りてきたのですが、借りてきた日は、5冊ほどあきやまただしを選んでいました。息子が今非常に気になっている絵本作家です。

お手紙を出す、というお話はよくあるけれど、これは反対。
あやかちゃんは、お手紙を出すほうじゃなくて、配るほうなんです。
自分で作ってお部屋においた段ボールの郵便ポスト。
中に入っていたお手紙の宛名が楽しい。
「押入れの２の２」とか「冷蔵庫の１の１」とか「本箱の３の９」
ただの場所じゃなくて、番地までついているのがなかなかイケてます。
息子は、
「お母さん？おうちに、そんなところなんてないよね？」
と笑っていたけれど、ちゃんとあるんです。
あやかちゃんが配達にいると、待ってましたとばかり、ペンギンやキリンが、ひょこっと現れて手紙を受け取る。
自分のうちのどこかしこに、実は、いろんな動物が住んでいて、お手紙出したら、もしかして返事が返ってくるの？
そういうふうに想像すると、楽しいですよね。
「たか君もいろいろお手紙書いてみよっかなぁ。」
なんて言いながら、またまた、あきやまただしワールドに引き込まれてしまった息子でした。

手紙の差出人も受取人も
あやかちゃんのお家に住んでいるであろう動物達です（＾＾）
ポストには沢山のお手紙・・・
ポストを作ってみたものの、正直困ってしまいますが
でもあやかちゃん、律儀に住所を調べてちゃんと届けます。
絵的にはあやかちゃん、団子っ鼻のおかっぱ頭
ん〜決して可愛いとは言えない感じですが
やることは１００％・・・可愛いすぎます！！

現実ではそんな事ありえないことなんだろうけど、
そんなことあったらきっと楽しいだろうな〜と・・・
次の受取人はだれ？？？と
夢いっぱい・・・で、楽しませてくれるストーリー。

こんな夢のあるポスト
うちにもあったらおもしろいだろうな〜！

子供が選んできた絵本です。

どんな話かわくわくしながら開いたら・・・。
読み進むにつれ、本当にどきどき、わくわく・・・。
次は何だろう？
次はどこだろう？
そんな風に楽しみながら一気に読んでしまいました。
とても、楽しいお話です。

一番子供が喜んだのは・・・
実は、裏表紙だったりします。

この本は、図書館で偶然娘が選んできました。

あやかちゃんが作ったポストの中にお手紙がたくさん入ってました。　
住所はれいぞうこだったり階段だったり・・・。
久しぶりのお手紙をもらって涙する子もいました。
たくさんの配達をきちんと終わって、翌日・・・。
ポストにはまたいっぱい！
大人気のあやかちゃんのゆうびんきょくです。

何しろ配達する場所が面白い！ 階段からキリンは思いつかないな・・・。
本当・・あきやまさんの発想に子どもとはまってしまいます♪

図書館に絵本を借りに行くと、必ず一冊はあきやまただしさんの絵本を借りてきます。
娘よりも、私があきやまただしさんの作品にはまってしまっていて、今回は、あきやまただしさんの赤ちゃん絵本を見つけてしまったお陰で、６冊も借りてしまいました。その中の一冊を、紹介します。

あやかちゃんが、ダンボールでポストを作りました。
朝、起きてみると、ポストの中には手紙がいっぱい。
あやかちゃんは、少し考えて、お手紙を全部配達することにしました。
ところが、その配達先が・・・

その受け取り先がまた変わっていて、おしいれの２の２だったり、れいぞうこの１の１だったり変わっています。
そして、その受取人もまた変わっていて、うしさんだったり、ぺんぎんさんだったりと、（どこに隠れてるん！？）ユーモアたっぷりなお話です。
絶対思いつかないからすっごくびっくりするし、読んでいて楽しい。
最後、あやかちゃんが困った顔をしているのがまた、かわいい。でも、優しいんですよね。
あやかちゃんを応援したくなります。

文句いいの娘も、今回ばかりはこの突拍子もない話につられて喜んでいました。
そして、「わたしも、ポストつくりたい！」

きっと、楽しいことがあるかもね。