どんぐりむらのおまわりさん」 みんなの声

どんぐりむらのおまわりさん 作・絵:なかや みわ
出版社:Gakken Gakkenの特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2012年09月04日
ISBN:9784052035944
評価スコア 4.74
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みんなの声 総数 81
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81件見つかりました

  • 息子、いっちに共感

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、女の子2歳

    どんぐりむらのおまわりさんと、
    おまわりさんになりたいどんぐり少年、いっちの物語です。

    いっちは、おまわりさんになりたい一心で、
    困っている村の人たちを助け、日々奉仕に努めています。

    そんないっちはある日、意を決して、
    「いますぐおまわりさんにしてください!」と交番に言いにいきますが、
    まだ小さいからできないとおまわりさんに言われてしまいます。

    「まだこどもだからできないよ。」
    「まだ小さいから、だめだね。」

    おまわりさんと同じような、悪気のない大人のコトバで、
    どれだけ子供たちを傷つけ、悲しくさせてきただろう・・・。

    いっちの悲しい表情を見て、思わず考え込んでしまいました。

    一緒に読んでいた7歳の息子の方は、
    いっちに共感。

    おまわりさんに言われて湧き上がってきたくやしさ、
    おとしもののつえを、見つけたのに、
    また見落としてしまったくやしさ、
    「信じてるよ」と大人に言われたけど、
    でも口先だけだとわかっているくやしさ。

    たくさんのくやしさをかかえたいっちの姿を、
    食い入るように、見つめていました。

    子供でも、大人と同じように、
    認めてほしいことがたくさんある。

    村のみんなのためにがんばるおまわりさんは、
    決して悪い人ではないけれど、
    それでも平均的なオトナの姿をよく映し出しているように思いました。

    表面だけのうわべの態度は、
    こどもはすぐに、見破ってしまう。
    おまわりさんといっちから、教わった気がしました。

    一方の息子は読み終わった後に、
    「このどんぐりの世界に、どんぐりになって、住んでみたいなぁ〜。」

    いっちの悔しい思いも無事晴れたところで、
    彼の気分も晴れたみたいで、
    どんぐり村の世界に思いを馳せていました。

    投稿日:2014/06/18

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  • 3歳3ヶ月で、最近、レゴの泥棒とお巡りさんのシリーズが大好きな息子に図書館で借りました。
    パトカーは大好きなのですが、いまいち、おまわりさんについては分かっていない息子。
    この絵本を読んで、おまわりさんの仕事を認識し始めたようでした。

    「どんぐり」という、子どもたちが大好きでよく遊ぶ木の実を登場人物にし、
    とてもかわいらしい絵本でした。
    子どもたちの興味をそそること、間違いない!
    そして、温かいストーリーもいいですね。
    いっちの三輪車姿は特にかわいかった。
    遊び心満載で、詳細に書き込まれた絵を見たり、
    同シリーズの登場人物を見たり、いろいろ楽しめるのもいいです。
    「どんぐり新聞」と絵本の絵がリンクしているのが面白かった。

    が、息子は、横断歩道でパン屋のお母さんが自転車から降ろされてしまうのが、
    納得いかないようでしたが、
    とても興味をもって読んでいました。


    投稿日:2014/06/17

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  • どんぐりむらのヒーロー 受賞レビュー

    おまわりさんに憧れるいっちくんと、それを見守る心優しいおまわりさんのお話です。

    おまわりさんに助けてもらってから、大きくなったらどんぐりむらのおまわりさんになる!と、毎日一生懸命がんばるいっちくん。

    いっちくんにとっておまわりさんは、カッコいいヒーローなんですね!

    そして弟のにっちくんはそんなお兄ちゃんの姿を見て、お兄ちゃんみたいになりたい!と憧れたりするんだろうなぁ〜きっと。

    このシリーズはお話も大好きなんですが、絵もとっても魅力的なんです!

    どんぐりむらには、ぼうしやさんやぱんやさん、れすとらんなど色んなお店があります。それに交番や保育園なんかも。
    みんな木の中にあって小さくて可愛くて、とっても素敵なんです!

    私が一番行きたいのは、どんぐりとしょかん。どんな本があるのか、ワクワクしちゃいます。

    このシリーズを読んだ後はいつも、小さくなってどんぐりむらに住んでみたいなぁ〜と思います!

    投稿日:2014/06/16

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  • とにかく、この村はいろんなものがありますね。
    交番ももちろんですが喫茶店も。
    シリーズでどんどん出せそうだな〜と
    村を見ていて思います。
    と、横にそれましたが、おまわりさん。
    きりっとしていてかっこいい!
    ほかのつぶとはちょっと違う。
    どんぐりのキャラをこれだけ描き分けるのも
    また大変だろうなあと感心しました。
    ほぼ全部の画面にカメラマンが出てきて、
    スクープ写真をとっているのですが
    それが付録の新聞にちゃんと反映されているのも
    面白く、娘もすごい!といっていました。
    説明してやらないとまだわかりませんでしたが。
    なんか、少しそのことに本文でも触れてくれたら
    より新聞が楽しめたかな〜と思いました。

    投稿日:2014/06/13

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  • 村を守る人

    息子は一番おまわりさんのおはなしがすきです。みんなのためにガンバル様子がとってもかっこいいんです。ぱんやさんのママも出てくるし、みなが生きている村を守る大切なお仕事ですよね。厳しいだけじゃなく優しい面もあって、みんなも頼りにしています。村のどんぐり、みんなが自分達の出来ることをしてここで生きている様子が分かって、読んでいて心が温まりました。

    投稿日:2014/06/13

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  • 将来の夢

    • さみはさみさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子2歳

    6歳の長男に読みました。

    長男の将来の夢は警察官なので、ちょっとドキドキしながら読みました。やさしいおまわりさんの仕事ぶりが紹介され、おまわりさんに助けてもらったことがきっかけで自分もおまわりさんになりたいと思う子供の頑張りが描かれます。

    とても感情移入できるお話で、前向きな気持ちになれる本でした。

    投稿日:2014/06/12

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  • ドキドキ、ハラハラが詰まった一冊! 受賞レビュー

    去年の秋ごろから「どんぐりむら」シリーズにはまった娘。これは3冊目くらいに図書館で借りて読みました。自分と同じような年齢と思われるどんぐりのおにいちゃんが、おまわりさんにあこがれて頑張る様子を、毎晩、ドキドキハラハラしながら、聞いてくれたようです。

    その後、しばらく借りていなかったのですが、本を読んだあと半年以上たった昨日急に「私、どんぐりむらのおまわりさんで出てきた子みたいに、自転車にちゃんと乗れるようになりたいの!」と言ったので、びっくり。よっぽど、印象に残ったのでしょうね!

    絵本の表紙の裏に書かれたキャラクター紹介で、どんぐりの木と種類を学んだり、他の話で出ていたどんぐりを見つけたり、と多彩な楽しみ方があるのも大きな魅力。

    ちなみに、母である私は、どんぐりのお兄ちゃんが家になかなか帰宅しなくて気をもんでいるパパママの気持ちに、大いに共感したり、おまわりさんの仕事へのまっすぐな姿勢に感動したり、どんぐりの種類の多さに初めて気づいたり。新しい発見がたくさんありました。大人も楽しめる、素敵な絵本です。

    投稿日:2014/06/18

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  • 大好きなシリーズ!

    娘も表紙を見ただけで、「あっ♪」と叫ぶほど、お馴染みのシリーズです。

    やさしくて、ちからもちで、げんきいっぱいで、とってもカッコイイおまわりさん!
    おまわりさんに憧れるきもち、一生懸命真似する姿、対象は違っても、こども達みんなが感じている思いでしょう。
    だから、とっても共感!

    今回、すごく楽しませてもらったのは、最初のあみだくじ。
    あみだ部分を手で隠して、結果を娘に予想させて楽しみました。
    そして、このあみだくじの結果が、ちゃんと本編に反映されていることに気づいた娘は、おおはしゃぎでした♪

    娘は、本編中に出てきたカメラマンにも注目。
    でも、この謎を読み解けたのは私でしたが(喜♪)

    本編に留まらず、背景も遊びゴコロがいっぱいです。
    大満足の一冊でした!

    投稿日:2014/06/11

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  • 三輪車でパトロール

     どんぐりむらのお仕事シリーズ本。今回は、おまわりさんのお話。
     おまわりさんにあこがれる、いっち。三輪車で村中をパトールする姿が、なんともほほえましなと思いました。
     おまわりさんのようには、なかなかできませんが、いっちだってちゃんと役に立っています。

     どんぐり色は、やさしい自然の色なので、ページをめくっているだけでいやされてきます。
     子どもから大人まで楽しめる絵本ですね。

     どんぐりむらの、いつもの住人(住つぶ?)も、みんないます。探しながら読むのもおもしろいですよ。

    投稿日:2014/06/09

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  • 夢にむかって・・・ 受賞レビュー

    「どんぐりむら」シリーズの第3弾。
    待ってました!!という感じでした。というのもウチの娘は「警察官になりたい」という夢があるのですが、警察官の絵本ってあまりなくて、あったらいいな〜とずっと願っていたので、この絵本が発売されてすごく嬉しかったです。

    お巡りさんに憧れ、お巡りさんになりたいと一生懸命に努力する「いっち」の姿が本当に素敵で応援したくなりました。夢があるっていいですね〜
    ウチの娘も「いっち」のように夢に向かって頑張ってもらいたいなぁと思いました。

    今回のどんぐり新聞にペーパークラフトは娘の宝物になっています。
    素敵な絵本をありがとうございました!!

    投稿日:2014/06/09

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