この本に出会ったのは、読み聞かせの活動をするようになってからのこと。ある人から、「読んであげてね。」と頂いたものでした。「今更この本・・・?」と思いながらも、今の子たち意外に定番の昔話とか知らなかったりするから・・・。
で、読んでビックリ。なんてシュールで、シビアなお話なんでしょう。
昔聞いたお話は、ある意味子どもに残酷さを見せ付けたくないという先人の知恵なのか?
なんでも原作に最も近いということで、そう聞くと納得。グリムとかも原作がかなり残酷なのは有名な話しだし。
子どもがある程度の年齢になったら、1度は読んであげて欲しい本だと思います。
小学校で3年生に読み聞かせましたが、ほとんどの子が「普及版さんびきのこぶた」しか知らなかったので、しばし沈黙が流れたのがなんともいえなかったです。