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ないたあかおに」 大人が読んだ みんなの声

ないたあかおに 作:浜田 廣介
絵:池田 龍雄
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1965年12月
ISBN:9784033020204
評価スコア 4.73
評価ランキング 1,164
みんなの声 総数 50
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大人が読んだ みんなの声から

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12件見つかりました

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  • 真の友達

    • きらきら虫さん
    • 40代
    • ママ
    • 茨城県
    • 女の子16歳、男の子13歳

    昨年のお話会で、ブラックシアターにしてやりました。

    ベースはこの本で、全文掲載の梶山俊夫(絵)の本も参考にしました。


    メンバー全員であらためて読みこむと、子どものころには見えなかったことも見えたりするのが面白くて。


    青鬼は友だち思いで、赤鬼のために旅に出て可哀そう。

    それに対して赤鬼は・・・?

    子どもの頃は、自分だけいい思いをしてちょっとずるいとか、まああまりいい印象じゃなかったかな?

    でも、じっくり全文を読むと、赤鬼がどれだけ人間と友だちになりたかったかわかるんです。

    「人間と友だちになれる!」そのうれしさに一芝居打ったのですよね。

    青鬼のこともちゃんと気使っているし。

    自分の夢だけしか見えなくなった、ちょっと猪突猛進タイプ?

    決して悪くないやつと、すごくいいやつが離れ離れになるから哀しいのですね。


    最初に読むならこの本でお話を知ってもらって、年齢が上がったらぜひ全文読んでもらいたいです。


    ブラックシアターの光が、せつなく美しく、素敵な作品になりました。

    投稿日:2010/11/24

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    3
  • 複数の画家さんの絵本がありますが…

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子13歳、女の子9歳

    子どもたちと読みましたが、自分の感想をメインで書きたいので、「読んだ人」はあえて『大人』で!
    実は、この絵本自分が子供の時に読んで、すごく気に入っていた絵本だったんです。持っていたはずなのですが、実家にはなく…。
    更に「ないたあかおに」は複数の出版社から、複数の画家さんのイラストで描かれているので、自分の求めている作品がどれか、最初探すのに苦労しました。

    でも、これです。1965年初版の池田龍雄さんが書かれたこの絵本が大好きだったんです!
    子どもたちは、「おにが細くっておにっぽくな〜い」とか言ってますが(確かに、私の記憶の中では、もう少し強面のおにだったような…、記憶というのは年月がたつと修正されるんですね)、
    特に見てほしいのは、赤おにが作った木の看板(手紙)です。
    その後ろに見えるおにの家が、妙にかわいいのも、赤おにの性格がにじみ出ていますよね。

    子ども心にいつまでも印象深かったシーンが2つ。
    1つは仲良くなりたかったのに、人間たちが逃げてしまったあとで、せっかく作った看板を壊している赤おにのページ。
    もう1つは、赤おにのために悪者になって、どこかへ行ってしまった青おにの住みか(岩場)の前で、たたずむ赤おにのページ。
    このシーンは、浜田さんの文章がひと際心に残ります。
    うちの子供たちは、わりと最近読みましたが、私は幼稚園の頃に読んでいるので、1人読みでも(ひらがなさえ読めれば)幼稚園から十分読めます。

    投稿日:2009/05/06

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    3
  • 私はこのお話は昔、読んだことがありましたが、あらためて読ませて頂きました。これは何よりもホットな気持ちにさせてくれます。私はある有料老人ホームで介護士をしていた時、パーティーで鬼に変身してパフォーマンスをさせて頂いたことがあります。それだけに鬼には親近感があります。このお話は友情とは何か、人間にとって大切なものとは何かについて、しっかり考えさせてくれます。素晴らしいお話だと思います。

    投稿日:2022/07/19

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    0
  • 大人向け「泣いた赤おに」?

    文章を読んで、ちょっと違和感を覚えました。
    梶山俊夫さんが絵を描いた「泣いた赤おに」と文章が少し違うのです。
    梶山版は、原作全文を載せていると記載されています。
    この池田龍雄版は、作者自身が簡略化したものでしょうか?
    タイトルも文章もひらがなに置き換えたのだから、子どもたちをイメージしての修正のはずです。
    でも、絵本としてみた時、赤おに青おにはいかにも人間的です。
    大人の目線で見ると、気弱な赤おにタイプ、赤おに思いの青おにタイプの誰かを想像できてしまいます。
    そうであれば、赤おにと青おには絶対に再会しなくてはいけないと思うのです。
    続編を考えるのは各人の課題でしょうか。

    投稿日:2021/06/26

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  • 何か一つのめぼしいことをやり遂げるには

    自分も小さい頃に読んだと思われる絵本です。
    記憶が定かではありませんが、なんとなく、印象に残っていたお話。
    青鬼の優しさと、それに気づく赤鬼の素直さに、ジーンとします。
    「何か一つのめぼしいことをやり遂げるには、きっとどこかで痛い思いか、損をしなくちゃならないさ」というセリフが、なんとも、悲しく、考えさせられます。

    投稿日:2020/07/16

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  • 昔からこの本を知っていて  本箱から出して読んでみました
    涙が出ます

    赤鬼は優しい鬼で 村人と仲良くしたいのですが・・・・鬼ですから人間になかなか 優しい鬼だとは 思ってもらえず・・・

    そんな時 友だちの青鬼がやって来て 話を聞き 何とかして赤鬼の願いを叶えてあげようと 考えるのです

    それは 自分が 人間に乱暴して そこへ赤鬼が青鬼を 懲らしめ 追い出すという作戦でした
    見事に 成功して 赤鬼は 人間と仲良くなれました
    しかし・・・・ ふと 青鬼のことを思い出して 訪ねにいくと

    手紙が書いてありました

    それを見て 友達思いの青鬼の優しさに 涙しました

    なかなか こういう友だちはいません 
    私もこんなふうに 友だちを大切にできるかな〜?

    投稿日:2019/11/26

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  • イラストもいい!

    「ないたあかおに」の絵本は何冊もありますが,池田氏が描くこのあかおにとあおおにの表情が哀愁さえ感じてとてもよかったです。
    鬼=怖いものというイメージは薄れてしまうほどで,親しみさえ覚えたくなりました。
    幼児期の子供に読み聞かせるには最適な「ないたあかおに」ではないでしょうか。
    それぞれの絵本に味があり,5歳幼稚園年中さんの娘にどの「ないたあかおに」を与えようか悩みます(笑)。

    投稿日:2016/01/18

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  • いい鬼

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳、女の子0歳

    人間と仲良くしたい鬼のお話。
    あかおにのために動くあおおにの姿がとても印象的です。
    あおおにの真実を知るのはあかおにだけなのですね。
    このお話に出てくる鬼は悪い鬼ではなくいい鬼です。
    あかおにとあおおにはその後、再び会うことはあったのでしょうか。

    投稿日:2014/03/14

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  • 友だちのために

    表紙の、赤鬼の表情がなんとも切なくて、手にとってみました。
    人間と友だちになりたい赤鬼は、手紙を書いて家の前に貼りますが、人間は怖がって誰も声をかけてくれません。友だちの青鬼がその話を聞いて、ある行動に出ます。そのおかげで、赤鬼は人間たちと友だちになることができました。とても喜びました。でも、心配なこともあったのです。
    友だちとは…とても深い思いがありました。考えさせられました。また、風景や周りのものの文章描写が、とても繊細で、何度も読んで、言葉をかみしめることができました。

    投稿日:2014/02/26

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  • 青おにはどこへ

     このお話は、いろいろな画家さんが絵を描かれています。何度も読んだお話で、内容はわかっていても、読むたびにひきこまれてしまいます。
     赤おにの気持ちも、青おにの思いやりもわかるので切なくなってきます。そして鬼をこわがる人間の姿もリアルです。
     
     青おにはどこへ行ってしまったのか、また戻ってくるのでしょうか。
    赤おには、人間となかよくできたのでしょうか、、、。読み終えたときに余韻が残ります。しみじみする絵もお話にぴったりでよかったです。

    投稿日:2013/04/02

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