シリーズの中でも、息子が特に好きなのがこの「かいすいよく」。
私も小さい頃、ワクワクしながら読んでいたのを思い出します。
まず、手紙と地図と浮き袋の入ったぶどう酒のビンが素敵。
貝殻の栓抜きで開けるというのも、ぐりとぐららしくて好きです。
うみぼうずって、どんな生き物なんだろうとドキドキしながら読んでいくと、意外と普通の男の子。でも、ぐりとぐらの絵本だから、あえて怖くないうみぼうずにしてあるのかな?
そして、この絵本の見どころは、なんといっても色んな楽しい泳ぎ方!
くらげおよぎや、ひらめおよぎなど、楽しい名前が付いていて、海で泳ぎたくなってきます。特に、最後のイルカジャンプ、息子もやりたそうでした!
灯台の明かりが真珠というのも素敵だな〜と思いました。
昼間の真っ青な海の広がる景色だけでなく、真珠灯台の明かりと星空の見える砂浜の場面もいいですね。
夏に是非読みたい、ワクワクドキドキの冒険が詰まった一冊です。