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「あのね」と、くまこちゃんは話しかけます。 すると、くまおくんは何でも先回りしてやってあげます。 また話しかけようとしますが、口下手なくまこちゃんは、うまく伝えられません。 二人の気持ちは、小さくもすれ違い…? ミリオンセラーの「いつでも会える」に続くシリーズ第2作。 2025年6月刊

「いつでも会える」を読んで、同じ菊田まりこさんの作品で装丁も似ていたので買いました。もう10年以上も前、結婚する前のことです。
「うらやましい」と思ったのは、こんな風に愛されたい、こんな風にしてもらいたい、と思ったからではなくて、こんな風に一生懸命相手のためにできるほど人を大切にしたいと感じたからです。
主人はとっても優しくていつも私や子供たちのために、地味な仕事を進んでやってくれて、本当に感謝しています。でも、そんなパパのために、私は何をしてあげているかな、と考えるとなかなか彼自身を喜ばせるようなことはしてあげられていないように思います。「ママは家族のために一生懸命やってくれている」と言ってくれるパパに、幸せになって欲しいなと、今再び読んで思います。 (ぎんにゃんさん 30代・ママ 女の子3歳、男の子1歳)
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