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生まれたばかりの弟が、お母さんのだっこを独り占め。もう大きいはずのおねえちゃんだけど、弟みたいにだっこされたくて……。お母さんのお手伝いをしながら、そんな気持ちを伝えようとする子どもの心を描くレトロ感覚の版画絵本です。
おかあさんはいつも弟を抱っこ。弟が寝たあとにお姉ちゃんは、おかあさんのお手伝いをしながら「いろんなだっこ」をおかあさんに聞いていく。「〜のだっこはどんなふう?」おかあさんが「こんなふう」と答える。出てくるののは身近な動物。そしておかあさんの抱っこに包まれ、最後は「お姉ちゃんのだっこ」で終わる。とても優しい気持ちになれる。「おかあさんのだっこ」では読みながら自然に子供を抱きしめている。版画なのも良い。
内容はとても簡単で3歳の娘は暗記している。なのに内容はとても濃い。いらいらしている時に読むとほんとに落ち着く。 (かのなさん 20代・ママ 女の子3歳、男の子6ヶ月)
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