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されどオオカミ」 その他の方の声

されどオオカミ 作・絵:きむら ゆういち
出版社:あるまじろ書房
税込価格:\1,540
発行日:2016年10月20日
ISBN:9784904387092
評価スコア 4.55
評価ランキング 6,732
みんなの声 総数 46
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  • 小学生

    昔話風ですが、伝承の昔話の特徴が見当たりません。
    どちらかというと、小学生以上の子どもに、何かを考えさせる絵本のような気がしました。
    テーマが根深い問題に対して、絵もストーリーも少し教訓的で安易な表現のような感じがして残念かな…と思いました。

    投稿日:2017/12/01

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  • オオカミの存在のありがたみ

    されどオオカミ、切なさが少しありました。人間のバートルと、オオカミのタオがあともうちょっとで心を通わせるところで結局、通い合うことができませんでした。そこが少し、切なくなりました。タオが攻撃される前、バートルの仲間の中で裏切り者がいたのではないかと、感じてしまったほどです。オオカミのタオをやっつけたところで、自然の問題解決にいたらないどころか、もっと問題が大きくなってしまい、自然の生き物はむやみやたらに傷つけることは良くないことをよく教わりました。オオカミの存在のありがたみがよくわかった絵本でした。

    投稿日:2017/04/08

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  • タオの言葉

    これは大人向けの絵本かもしれないですね。
    バートルやタオの言動には、ハッとさせられました。

    人間、動物、自然。
    自分たちの事だけじゃなくて、まわりとどう共存していくか。
    とても難しいけど、自分なりにしっかり考えなければいけないなと思いました。

    「やっぱりおまえも…」

    タオの言葉が重く響きました。

    投稿日:2017/04/07

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  • 自然界と人間の都合と

    きむらさんの作品だ・・・
    と、「全ページためしよ」みで楽しませていたきました

    はじめ、ミッキーさんの帽子を
    被っている男の子?
    と、
    洋服がちょっと、変わってる・・・
    あ・・・モンゴルなんですね

    モンゴル=遊牧民=ゲル(移動式家)
    のイメージがあり
    ちょっと、日本チックな雰囲気だなぁ・・・

    敵を知るには
    徹底的に観察!
    相手を知るーなるほど

    で、敵=いやなやつ
    だけでなく
    いいところに気づく所が
    主人公バートルのすごいところです

    おおかみの「タオ」は
    それ以上に賢いんですね

    お互いに、通じるものがあったのに・・・

    日本にも
    動物の住む山と
    人間が生活する町の間に「里」があって
    その里は「境界域」であること
    人間が動物の生活区域を犯しては
    いけないこと 等
    おはなしを聴いた事があります

    その境界の了解が昔はお互い出来ていて
    住み分けもきちんとしていて
    人間の自然に対する「畏敬」もきちんとしていたのにー

    今、それが崩れて
    野生のクマやいのしし、サル・・・が街に現れ
    大変なことになっていますーって
    温暖化、動物の食べる木の実の減少 等の
    原因も多々ありますが

    人間の驕りに気付かされます

    タオ亡き後、バートルはこれから
    どうするのでしょう?
    読後、みんなで話し合うのも
    いいかもしれませんね

    いろいろ考えさせられる作品でした

    投稿日:2017/04/13

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  • すべての存在に意味がある

     深い作品で考えさせられました。人間が、困っていることを解決しようとして行動した結果、その先には、思わぬことが待っていたのでした。

     すぐ目の前のことだけを考えて合理的に動いてもだめなのだ、と思い知らされました。それはこのお話の中だけのことではなく、今、私たちが生きているこの世界、この社会も同じ。知恵を持って生きなければ、繁栄するつもりがむしろ逆の道を辿ってしまうと教えられました。

     一見、邪魔なものに思えても、実はすべてに意味があり、バランスが保たれていると言えるのでしょう。全か無かということではなく、グレーゾーンを残しつつ、悩みながら互いに共生の道を探りつつやっていくことが真の道なのだと思いました。そして、そこには これで終わりという終着点はありません。

     バートルとタオが、相対する存在でありながら、互いに認め合っているのが かっこ良かったです。一緒に生きる道を見つけられなくて残念です。それは、知恵と知識があり考えることができる人間の責任と仕事です。今回のことで学んだバートルと村人たちが、新しい生き方を見つけることを願っています。

     太く、力強い絵からは人間や動物がそれぞれ懸命に生きているという感じ、「命」が伝わってきました。

    投稿日:2017/04/10

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  • 力強い絵

    人間本位で考えていると、とりかえしのつかないことをひきおこしてしまうのかもしれません。
    この地球で生きる生き物として、他の生き物たちとどう生きていくのか、考えさせられます。
    力強い絵とわかりやすい言葉で、物語にひきこまれました。

    投稿日:2017/04/02

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  • モンゴルのお話しです
    オオカミは自分たちが生きるために  人間達の家畜を捕って食べるのです
    人間は 羊や鶏をオオカミに食べられ    怒るのですが・・・・・

    バートルは オオカミのタオが オオカミのボスであり その様子を見て 弱いものを守り  自分より群れのことを考えていること  みんなを守っていることを 知るのです

    オオカミ達も一生懸命生きている     
    バートルは、 人間達の方が 森や草原を独り占めにしているのではないかと思うのです

    バートルは オオカミたちも人間達と同じように生きていることを知るのです

    しかし、人間たちはオオカミが家畜を襲うのでオオカミを殺そうとするのです
    バートルはみんなに頼まれて オオカミを退治するリーダー役になるのですが・・・・・
    バートルがオオカミのタオにやられそうになると みんなは一斉に鉄砲でタオを殺してしまうのです

    この事は 自然の摂理をこわしてしまい オオカミがいなくなると 逆に羊が 増え  草原が荒れ果ててしまうことになるのです

    自然の摂理をこわすことが 逆に人間の生活を悪くすることを
    バートルはオオカミたちから 教えられるのです

     自然の摂理の大切さ!を教えられました

    きむらゆういちさんの話しは   モンゴルから学ぶ  お話しでした。

    投稿日:2017/03/21

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  • 胸が熱くなる作品

    いつか、必ず多くの子供たちの前で読んであげたいと思いました。

    作者の代表作『あらしのよるに』にも通ずるところがありながら、この作品には、もっと深いメッセージが込められています。

    『あらしのよるに』で描かれた「敵となるはずのもの同士の友情」だけではなく、いま地球上のあちらこちらで起きている、人間の愚かさから生じるさまざまな問題について考えさせれられる作品です。

    最後は、映画を観たあとのような感情が芽生えました。

    ぜひ、子供たちと読みたいです。

    投稿日:2017/03/18

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  • 同じ生きもの

    昔話のような内容で、教訓のある絵本です。
    本来は敵同士である主人公とオオカミの、心の交流にほっとしました。
    だからこそ、この結末は残念です。
    人間も、オオカミも、同じ生きもの。
    お互いを憎しみ合うより、どのように共存するか考えるのが大事だと思いました。

    投稿日:2017/03/17

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