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都会のワニ

都会のワニ(小学館集英社プロダクション)

都会に生きる孤独なワニの姿を通じて「自分の在り方」を問いかける“あなた”のための物語

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教室はまちがうところだなかなかよいと思う みんなの声

教室はまちがうところだ 作:蒔田晋治
絵:長谷川 知子
出版社:子どもの未来社
税込価格:\1,650
発行日:2004年05月
ISBN:9784901330404
評価スコア 4.45
評価ランキング 10,969
みんなの声 総数 65
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  • 間違う事が子どもの役目

     教室はまちがうところだ
     ……
     まちがうことをおそれちゃいけない
     まちがったものをわらっちゃいけない

    ほんとうにその通りだと思います。
    教室だけでなく、子供時代そのものがまちがったり、失敗したり、困ったりしなきゃいけない時代だと思います。

    この本では、先生がクラスの子どもたちに訴えている内容になっています。
    が、実は先生が自分で自分に言い聞かせているのではないか。
    世の中の先生方に対しても、子どもたちの為に『そんな教室つくろうや』と言っているのではないか…ふとそんな気がしました。

    子どもの間違いや失敗を恐れているのは、本当は大人たちなのかもしれません。
    間違わないように先回りしてお膳立てしたり、失敗しないように干渉したり…
    親や先生が、子どもの間違うことを受け入れてあげられなければ、子供は間違ってはいけないんだと思ってしまう。
    失敗してはいけないんだと思ってしまう。

    子どもにかかわる大人達にぜひ読んで欲しい本だと思います。

    投稿日:2008/07/05

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    4
  • 4月の読み聞かせで読みました

    • みいのさん
    • 50代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子13歳、女の子7歳

    読み聞かせボランティアで、4月に、2年生の教室で読みました。
    2年生になったばかりの子供たちに、合っているかなと思ったことと、絵が素敵だったので選びました。

    子供たちの前で詩を読むのは初めてだったし、時々方言のような言い回し(…そんなものはおりゃあせん、…おらぁ根性まげねぇだ、など)があって、うまく読めるか心配でした。
    また、読み聞かせの時、担任の先生も子供と一緒に聞いていらっしゃるので、先生からのメッセージのような本を私が読むのは、おこがましいかなという感じもありました。
    でも、気心の知れた先生なので、気にせず読むことにしました。

    まず、表紙にまだ習っていない漢字が載っているのを、読める、読めないと盛り上がり、そのすきに、絵の中の子供の数をせっせと数えている子がいて、おもしろかったです。
    内容も伝わったようで「まちがってもいいんだ。」「いっぱい、手を上げてみよう。」という声が聞こえました。
    もう少し上の学年になると、手を上げるのが照れくさくなる子も多いので、その頃読んでもいいかなと思いました。

    あと、何かと我が子にむかって「なんで、こんな間違いをするの!」と言ってしまうことが多い自分が、深く反省させられる本でした。

    投稿日:2010/04/23

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    2
  • 勇気が出てくれるといいな

    小学校1年生の娘の授業参観に行ったとき、家では妹たちのリーダーとなって「しきりや」の娘が、手もあげずに小さくなっているのを見て、ちょっぴりショックでした。完璧主義の娘は、間違うことをはずかしいと思っているにちがいない。なんとかしなければ。と思っていたときにこの絵本のことを知り、娘に差し出しました。
    娘も「まちがってもいいんだ」ときっと頭では分かっているのだと思いますが、この絵本を読んで勇気が出てくれるといいなと思います。
    親の私も、読んではっとさせられました。「まちがいだらけのぼくらの教室。おそれちゃいけない、わらっちゃいけない。安心して手をあげろ。安心してまちがえや」。いろいろ失敗して、人は成長するものです。小学生にだけでなく、人生の応援歌にもなりそうな詩だなと思いました。

    投稿日:2012/03/11

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    1
  • 蒔田さんは教師だったんだ だからこのお話が 子供の気持ちになって分かるのですね

    長谷川知子さんの絵が おもしろいので お話がよりわかるのです 

    文字も手書きで読みやすいです!

    本当に子供の時 手を挙げて発言するときドキドキした思い出がありますし   おしゃべりしていたとき当てられて・・・・・頭が真っ白 トンチンカンな事言って おおはじかいて 顔が真っ赤になったこと合ったのを思い出しました

    誰にでもある まちがい・・

    神様でさえ間違う世の中  まして人間 本当に完璧な人はいないから間違っても良いんだ そんな雰囲気が 教室にあればいいと共感します

    大人の世界だって同じ 間違いだらけですものね! 

    こんな 考え方があれば みんな 自信をなくさなくてもいいね

    まあ いいや こんな いいかげんさも 人間には大事 大事!

    図々しいところまで行かなくても 自分をもっていて 間違ってもやり直せる人間になりたいですね 

    子供だけでなくて  大人も 

    みんなに読んで欲しいな〜

    ちょっと 元気もらえるかもね! 

    投稿日:2010/03/15

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    1
  • 1年生4月によみます

    1年生はみんな、キラキラ素直に元気に楽しげに教室で過ごしている様子でも、小さくて薄くて細い胸にたくさんの思いを抱えていて、まだその思いを言語化出来ない子も多くて、みんな必死に一生懸命学んでいます。その中で、ちゃんとしようと頑張る子ほど間違える事を恐れてしまいがちなので、この本を通して、間違えてもいい事を伝えます。先生間違えることたくさんあるよ。だから先生も毎日お勉強してるんだよ。って。次の時間の一斉に挙がる小さくて美しい手を皆さんにも見せてあげたいです。

    投稿日:2024/05/28

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  • タイトルを見て、このメッセージを一年生になった娘に届けてあげたいと思い、読んでみました。

    「きょうしつはまちがうところだ」のフレーズに、娘は「?」という顔をしていましたが、読み進めるうちに「まちがえてもわらったりしたらいけないんだよね」と、自分なりに理解していたようです。

    方言のような話口調に馴染みがないので、せっかくのメッセージがうまく伝わっていない部分もあって少し残念ですが。今のところ娘は学校で元気に手を挙げているようなので、もし間違えてしまっても、この絵本を思い出し、そこからまた立ち上がる勇気を身につけてもらえたらなと思います。

    投稿日:2021/05/05

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  • 誰だって間違う!!

    • はーとままさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子9歳、男の子3歳

    2年生の読み聞かせに選びました。
    担任の先生に2冊持って行くと、少し前に『答えを間違うことは恥ずかしくない』と話したところなんですと。
    だから、こちらにしました。
    題名のとおり、間違っても良いんだよと言うメッセージがたくさん書かれてます。
    神様だって、先生だって間違える!!
    間違えても良い教室を作ろうじゃないか!!
    きっと担任の先生もそう言いたかったんだと思います。
    絵本のように誰も答えなかったら、先生がひとりでしゃべってるだけになっちゃうからね!
    絵本のように、みんなには間違えても大丈夫!良いんだよ!!と伝えたかったです。

    そして、小4の息子にも読ませてみました。
    息子もなかなか手が挙がらない子で。
    こんな教室があったらいいな〜と言ってました。
    先生!!そんな教室を作ってあげて下さい!!!

    投稿日:2017/09/15

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  • 学校で

    • ちょてぃさん
    • 40代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子12歳、女の子8歳

    学校で読み聞かせボランティアをしています。
    子供達が緊張している新学期の教室で読み聞かせるのに良いかと思います。間違うことは、恥ずかしいことではないよっていうことをきっとこの本から子供達も感じ取ることができるでしょう。いきいきとした絵も印象的です。

    投稿日:2014/05/07

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  • 子どもの気持ちを楽にするね

    娘はうるさいくらい、積極的に自分の考えを言う子どもなので
    この絵本に描かれている子どもの気持ちは、わからないかも
    しれません。
    だけど「まちがったことを言っちゃったらどうしよう!?」と
    小さくなってしまうタイプの子どもにとっては、教室での時間は
    きっとしんどいものだったりするだろうなと思います。
    この絵本を読んで、少しでもそういう子どもの気持ちが楽になります
    ように。この絵本に登場する先生のような人がたくさんいますように。

    投稿日:2013/09/15

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  • 安心感

    「教室は まちがうところだ」
    このメッセージは、子供にとって安心できる言葉なのではないでしょうか?
    特に新一年生は、初めての学校で不安が強いでしょうから、心が軽くなるでしょうね。

    そして、このメッセージは大人にとっても重要でしょう。
    「まちがえる子供」を受け入れてあげなければ、子供はのびのびと間違えられないですからね。

    投稿日:2013/09/07

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