わすれられないおくりもの」 みんなの声

わすれられないおくりもの 作・絵:スーザン・バーレイ
訳:小川 仁央
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1986年10月
ISBN:9784566002647
評価スコア 4.77
評価ランキング 652
みんなの声 総数 181
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181件見つかりました

  • 命の大切さ

    この本は命の大切さと周りの皆への気遣いの大切さを
    おしえてくれます。子供なりにそれがどう伝わるでしょうか?それは親の背中で示すものではないでしょうか?
    親の語りの大事な本かもしれません。

    まわりのだれからも惜しまれて死んでしかも死んでからもみんなに慕われるーーー
    そんな死に方私にはまだできそうもありません。
    連れ合いにも、子供にも 孫にも 周りの知人にも・・・・・・
    でもまだあの世に行くには暫くありそうだから、
    今日からこの本のあなぐまさんみたいになれるように
    やってみようかな?

    さしあたり、今夜は 晩御飯のあと、「ありがとう、美味しかったよ!!!」て言ってみよう。
    これは親にも示唆に富む本です。
    あなぐまさん ありがとう!

    投稿日:2008/05/17

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  • 子どもの反応は?だけど・・・

    • はるひびきさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    数年前に自分で購入しました。
    内容からしても、子どもたちから毎日「読んで!」とせがまれるような絵本ではないのですが、
    それでもたまに「今日はこれ」という日があります。
    子どもたちが、どのように受け止めているかわからないけれど、
    5歳のあの頃と、小学2年生の今と、これからもう少し大きくなった数年後と、どう感じ方が変わるのか、楽しみです。

    投稿日:2008/01/17

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  • 大切なこと

    人が生きるということ、人が死ぬということ、教えていくのが難しい永遠の課題だと思っています。残す人と残される人と、両方の視点から考えてある本だと思いました。残す人は、みんなが過ごしやすいように。。。と考え、残される人は、どれだけ偉大な人だったか。。。と感じ、これって言葉には出来ない思いだと私は感じました。じいいいいんっとくるお話です。子供よりも大人に必要な本なのかもしれませんね。

    投稿日:2007/05/02

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  • 死ぬのなんか怖くないのだよ

    あなぐまさんが高齢になって、あっちの世界に行ってしまって、その後あなぐまさんが残してくれたものを感じてしみじみ思う話です。姪っ子のまわりには近親者(病気になったことはあって爺ぃとか婆ぁは手術したけどまだ生きています)で死んだ人がいなかったせいか、姪っ子にはまだ早かったようでピンときませんでした。
    あなぐまさんが死んであなぐまさんに料理を教わったとか、紙でハサミを上手に切るのもあなぐまさんに教わりました。いろいろ教わって物じゃなく心を教わったことを残されたものはしみじみ思うのです。ものより思いで残されたものは思うだけであなぐまさんのことをしてくれたことを思い出すのです。
    でもみんなそれぞれ寿命がきたら死んで、心を教えることで、くりかえしくりかえし永遠に生命は流れていく死ぬのなんか怖くないのだよといっている話です。

    投稿日:2007/04/28

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  • 回想シーンがあるから

    • 千日紅さん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳、女の子1歳

    息子(4)には、あまりわからなかった様子です。

    最初、何も解説せず、読み聞かせましたが、アナグマが死ぬ前から話がはじまっており、亡くなり、みなが思い出に浸り、回想シーンがいくつも並ぶ…という、お話の構成がよくわからなかったようです。

    死ぬことを、「長いトンネルのむこうにいくよ」と、詩的な表現で語っているし、それから思い出の話に移っていくので、「回想シーン」のある話ははじめての息子には、難しいのだと思います。
    小学生くらいのほうが、すんなりわかるかもしれません。

    お話の約束事のようなものは教えて、その後また、読みました。
    いいお話だと思います。

    投稿日:2007/04/20

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  • 死というもの

    死にかかわる話はあまり読ませないほうがいいと思われているけどそれは間違いだと思います。このおはなしも友人が死んでしまうというはなしですが悲しいながらも友人を思う=人思う気持ちを学ぶことができると思います。

    投稿日:2007/02/05

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  • 死とは

    • キャメさん
    • 20代
    • その他の方
    • 栃木県

    生き物には寿命があります。
    死は、誰にでも必ず訪れます。
    もちろんおじいちゃんやおばあちゃん、お父さん・お母さんといった年長者に先に死が訪れることは不思議ではありません。

    しかし大好きな人が死んでしまうのは、残された者にとって悲しいものでもあります。

    避けられないことなのに、とても悲しみに包まれてしまう。

    そんな難しい「死」をテーマとしたのがこの絵本です。
    死とはどういうものなのか、何が残るのか。
    そんなことを教えてくれると思います。

    死とは、なくなるものばかりではないんですよ。

    投稿日:2006/12/16

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  • 事実は絵本よりも奇なり・・

    数ヶ月間、この本を子供に読んであげるタイミングをはかっていました。
    ちょうど、時期を同じくして、曽祖父の病状が、悪化してゆきました。病院にいくたびに、だんだん弱っていく曽祖父でしたが、私のことは、誰かわからなくなっても、かわいがっていた、ひ孫のことは、ちゃんと最後まで解ってくれました。が、年もとっていたので、先日なくなってしまいました。

    子供は、元気だったじいちゃんが、入院してだんだん弱っていく姿を見て、彼なりに、”年をとったら、いつかは死ぬんだ”ということを理解したようです。
    じいちゃんの命で学習させてもらいました。

    で、3週間ほどたって、さりげなくこの本を読んでみようと思いました。

    子供は、じいちゃんの死を通して、かなりリアルに死と向かい合ったので、
    「葬式したん?」
    というのが、絵本を読んだ第一声。正直、ぶっ飛んでしまいました。
    ・・・たしかに、彼は「お盆と正月よりも人がいっぱい来る」と、かなりハイテンションで、大人たちが空けたビールの王冠を集めてたっけ・・・そっちが気になるわけね・・・

    今回は、”事実は小説(絵本)よりも奇なり”となってしまいました。でも、最後に
    「ここで生きとるっていうことや、じいちゃんにたくさん遊んでもらったやろ?」
    というと、大きくうなずいていました。
    じいちゃん、ありがとう。

    たぶん、この本だけを、4歳の子供に読んだらば、
      トンネル=帰ってこれない=死
    ということになって、恐怖心をあおっていたように思います。
    きっと、小学生くらいなら、そうでもないんでしょうけど・・

    この本は、急いで与えるのではなく、タイミングを見て与えるのが大事だと思いました。

    投稿日:2006/10/12

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  • 死の乗り越え方

    • コルクさん
    • 20代
    • その他の方
    • 埼玉県

    大切な人を失って、涙を止められなかったり、悲しみの底に沈んでしまったり。
    誰かが死ぬということは、そういうことと戦うことなんだろうと思う。
    じゃあずっと悲しみにくれていればいいかって言うと、それも違くて。
    この物語では、大好きなアナグマさんの思い出を語ることで、自分達の心の中にはアナグマさんが居続けているということに、気が付きます。
    身についた教えは決して消えることなく、自分の中に溶け込んでいる。
    それはまぎれもない真実で、アナグマさんが生きていたという証にもなるのです。
    これも一つの死の乗り越え方なのかもしれないな。と思いました。

    しかしアナグマさんの言っていた、死に向かうときの表現には驚きました。
    目の前にはどこまでも続く長い長いトンネル。
    彼は足が弱くなっていたのに、力強く杖がなくても走ることが出来る。
    進めば進むほど早く走れ、しまいには身体が浮き上がるような自由さも感じる。
    当然死んだことはないのですが、不思議と理解できてしまいました。
    実際に死ぬときはこんな感じなのかな。
    「長いトンネル」。やっぱり<死>って難しいテーマですね・・・
    ここまでいくと哲学の世界ですから。
    小さい子にはリアルではないお話かもしれないですね。
    でもこういう考え方があるってことを、なんとなくでも理解してくれたら、この絵本に出会えた価値は十分あるでしょう☆

    投稿日:2006/08/02

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  • 受け継がれていく贈り物

    • ユナママさん
    • 20代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子4歳、女の子2歳、女の子0歳

    親戚の方にいただいたのですが、気になっていた絵本だったので、早速読んでみました。

    死んでしまったアナグマとの思い出を、仲間と語ることで悲しみを乗り越えていきます。

    子供たちはまだ「死」をはっきりと理解できていないので、少し難しかったみたいです。私一人、読み終わってジーンとしていました。
    理解できるようになたら、また何度でも読んであげたいです。

    投稿日:2006/05/31

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