ジェイミー・オルークとおばけイモ」 みんなの声

ジェイミー・オルークとおばけイモ 作・絵:トミー・デ・パオラ
訳:福本友美子
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2007年02月
ISBN:9784895726603
評価スコア 4.15
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みんなの声 総数 12
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  • 楽しい想像の世界の願望

     アイルランドの昔話です。
     アイルランドは、19世紀に宗主国イギリスのように製造業が発展せず農業に依存し、兄弟の分割相続がおこなわれたので、農地の細分化が進み、地租として納めなくても良いジャガイモ栽培が進んだ国です。
     ジャガイモが貧農の唯一の食料となり、“ジャガイモ飢饉”の直前には人口の三割がジャガイモに生存を依存する状態になっていたそうです。
     かの、1845年の“ジャガイモ飢饉”で100万人の餓死者を出し、J.F.Kやウォルト・デズニィー、そしてオバマ大統領の先祖がアメリカへ渡ったのもこの頃であったと聞きます。

     このお話を読み、当時の貧農にとって夢のような「おばけイモ」が、、アイルランドの伝承に登場する靴職人の妖精レプラコーンの力を借りて実現するのは、当時のひとびとにとって、楽しい想像の世界の願望であったと思います。

     それにしても、徹底したものぐさぶりな主人公ジェイミー・オルークには呆れましたが、結果奥さんのアイリーンが苦労から解放されることで納得し読み終わりました。
     
     エンディングの賢いレプラコーンの笑顔に、息子は「やっぱり持ってるじゃん。黄金たんまり!」と笑っていました。

    投稿日:2010/03/07

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  • おばけなんとか

    少し前におばけりんご、の話を読んだので、やれやれ今度はいもか…と思いながら読み始めました。しかし、今回はなまけものが主人公。奥さん、なんでこんな怠け者と離婚しないんだーー!と心の中で憤りを感じてしまいました。

    投稿日:2024/12/31

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  • アイルランドの昔話

    表紙の巨大なおばけ芋に興味を持ち読んでみたくなったので、図書館から借りてきました。ジェイミー・オワークは、アイルランド一の怠け者です。なんだかんだ言っては、仕事をさぼって、のらくらしてました。おくさんのアイリーンが腰を痛めて寝込んでしまったので、アイリーンが芋ほりしなければ、冬中芋なしで、食べ物がないと考えるジェイミー・オワークにちょっと腹がたってしまいました。妖精の靴をつくるレプラコーンを捕まえて、願い事を叶えてもらったのが、巨大な巨大なおばけ芋だったわけです。でもおばけ芋のおかげで、不自由なくご馳走をいつも届けてもらえることになったので、怠け者癖は相変わらずなおらないから、願いは、”怠け癖をなおしてほしい”と頼めばよかったのになあと思いました。

    投稿日:2018/09/01

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  • ちょっと・・・。

    8歳長女と6歳次女に読みました。

    アイルランドいちのなまけものジェイミー・オルークが主人公。働くのではなく、妖精に大きなジャガイモの種をもらって、いろいろありはしますが、最後は働かなくても暮らせるようになるお話です。

    私は楽してめでたしめでたしというこのお話の終わり方には、ちょっとなーと違和感を持ちました。

    投稿日:2016/11/16

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  • 昔話いろいろ

    日本の昔話はよく知っていますが、たまにはなじみのない外国の昔話も読んでみたいと思い、手に取ってみました。
    アイルランドの昔話だそうです。

    ジェイミー・オルークは、アイルランド一のなまけ者。
    ジャガイモを育てるのもさぼってばかりで、おかみさんのアイリーンが代わりに畑を耕す始末。
    でもアイリーンが寝込んでしまい、夜中に教会の神父さんの所へ相談に出かけます。
    その途中、レプラコーンを見つけたジェイミーは…?

    このお話の中に出てくるレプラコーンというのは、アイルランドで昔から言い伝えられている妖精です。
    小人の靴屋に出てくる妖精というのも、このレプラコーンなんだとか。
    妖精からもらった魔法の種で、ジェイミーはおばけいもを手に入れ、村中を大騒動に巻き込んでいきます。

    日本の昔話には、『こんなことをしてはいけない』とか『こういうことをすると、こうなるよ』と、どこか教訓めいた教えが込められているものが多いように思います。
    なまけ者のジェイミーが働かずにすむ権利を得るというラストを読んで、昔話でも国が変わればえらく趣が違うんだなぁとなんだかおかしくなりました。

    やっぱりこのお話の中で一番得をしているのは、レプラコーン本人かもしれませんね(笑)

    投稿日:2013/03/14

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  • すっ飛んでるストーリーが面白い!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子11歳

    なまけものの夫ジェイミー・オハークのシリーズです。
    この話は元がアイルランドの昔話で、アイルランド人のおじいちゃんから物語ってもらったものだそうです。
    トミー・デ・パオラはおじいちゃんから耳元で「ジェイミー・オハークは、アイルランドいちの怠け者……」と、始まるらしいです。
    私もそんな機会があれば、めちゃめちゃ聞かせてほしいです。

    ストーリーはすっ飛んでる展開が面白いです。
    大きく育ち過ぎたジャガイモを村の人たちに分ける太っ腹(実はそれなりの理由があるのですが)なシーンはとっても楽しそうでした。

    結果的に妻・アイリーンの機転で大円団を迎えるのですが、彼女は本当によく出来たお嫁さんです。最後にちゃっかり全てがよい方向に流れたのを自分の手柄にしてしまうジェイミーですが、私だったらこんな怠け者の夫は捨てちゃうかもね。

    トミー・デ・パオラの明るく愛嬌のある絵も見ごたえがありますが、
    お話そのものもとても面白いので、ぜひ声に出してお子さんに読んであげてください。
    読み聞かせに使うなら小学校4年生以上から高校生までお薦めです。

    投稿日:2011/05/09

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  • ジャガイモの意味

    アイルランド一の怠け者だというジェイミー・オルークのお話。
    アイルランドの昔話だということで、妖精のレプラコーンのことも知らないのですが、そんなことは抜きで楽しめます。
    今まで全てをかみさんのアイリーンにまかせていたジェイミーでしたが、かみさんが腰をいためて起き上がれなくなるとすっかり困ってしまいます。
    相談しようと教会に行こうとした通りがかりに見つけた妖精のレプラコーン。
    金貨をため込んでいるという妖精らしいですが、世界一大きなジャガイモになるという種を渡して逃げていきます。
    本当にとてつもないジャガイモができました。
    それを掘り上げようとしているところは、ジェイミーも働いていますがびくともしない。
    村の人々と掘り上げたイモは転がって…。
    ジャガイモを食べ続けてもうジャガイモは結構と思った村人たちのため、大きなジャガイモが結果的にジェイミーを助けてくれたお話でした。

    最後にたくさんの金貨を前にニコニコしているレプラコーンが御愛嬌。
    レビューで、アイルランドにおけるジャガイモの意味を知り、軽いと思ったこの絵本も背景があることを知り、昔話もあなどれないと思いました。

    投稿日:2011/02/24

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  • おばけイモにまつわる悲喜こもごも

    アイルランドの昔話だそうです。

    なまけものがうまくいく話は、人生には思いがけないいいことがあるということを表しているということらしいというのを何かで読んだことがあります。

    ジェイミー・オルークがレプラコーンという妖精からもらったじゃがいものたね。

    ヤーノシュの「おばけリンゴ」という話を思い出しました。

    おばけイモにまつわる悲喜こもごもがおもしろかったです。

    こんなイモがあったらどのぐらい食べられるのかな?でも飽きてしまいそうとかと思いました。

    おもしろいお話がアイルランドにはあるんですね。アイルランドの昔話も読んでみたくなりました。

    投稿日:2010/02/24

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  • アイルランドの昔話

    タイトルに惹かれて図書館で借りてきた絵本です。
    アイルランドの昔話なんですね。

    ジェイミー・オルークはアイルランド一の怠け者。そんなジェイミーがある晩レプラコーンという妖精に偶然出会い、そのレプラコーンから巨大な芋のなる種をもらいます。家に帰り、その種をまくとみるみるうちに巨大な芋が・・・。
    結果的にはジェイミーは大して働きもせずに、富を得てしまうというお話です。

    アイルランドでは有名なお話なんでしょうか?分かりませんが、馴染みのない日本人が読むと、努力もせずに怠けたままで幸せになるという展開に、少々疑問が残りました。
    昔話としての面白さはあると思いますが、個人的には何となく馴染めませんでした。

    小さい子には難しいかもしれません。小学生低学年位になればが面白さがわかるかもしれませんね。

    投稿日:2009/08/11

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  • 愉快なはなし

    • イザリウオさん
    • 30代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子8歳、男の子6歳

    この絵本はアイルランドの昔話です。
    なまけもののだんなさんで、最期はめでたく望みがかなうのですが、どうも結末が良すぎるのが、正直、面白くありませんが・・・。
    結末よりも途中のドタバタぶりが面白くて、最期まで飽きずに読めます。
    この絵本を読んで、何と言うか、人間はたとえどんな短所があっても、自分を信じてさえいれば逆境も乗り越えられる、というような考えに至り、元気がわいてくるような本でした。

    投稿日:2008/09/30

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