「やなぎむらのおはなし」シリーズの夏編。
今回は、やなぎむらの住人がホテルを開業するお話です。
ベッドは草の葉で虫達が手作りしたり、入口や看板を作ったりと、見ているだけでワクワクするお話です。
開業したホテルには、続々と虫の宿泊客がやってくるのですが、そこに招かざるカエルもやってきて、大混乱。
カエル対虫達の攻防も、楽しめる作戦で勝利に終わりますが、子供には大受けでした。
食肉性のカマキリが、仲良く宿泊するのは違和感がありましたが、カエル対虫という構図では仕方ないのかも知れませんね。
やなぎむら全体が、ほたるホテルになるという発想が、素晴らしく奇麗な絵と相まって、素敵な作品になっていると思います。