コーラもピザも、サッカーも好きでない
「浮いている」男の子、ウエズレー。
7歳の息子も、最初の23ページで
「この子全然、ボクと正反対」とのコメント。
でも・・・
どんどん読み始めていくうちに、
マイペースで自分の文明を作っていくウエズレーに
どんどん心を奪われていきます。
息子も、「自分だけの世界」とか「秘密基地」とかが
大好きな7歳。
ウエズレーが黙々と、着々と、
ウエズレーの国を作り上げていくのを、
興奮したまなざしで追いかけていました。
同じようなことはとてもじゃないけどできない。
でも、
最初は他の人が評価しないことでも、
自分らしく、そして、
自分を信じてやり続けることの大切さを、
しっかりと息子に教えてくれた一冊だと思います。