彼の手は語りつぐ」 みんなの声

彼の手は語りつぐ 作・絵:パトリシア・ポラッコ
訳:千葉 茂樹
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2001年05月
ISBN:9784751519844
評価スコア 4.78
評価ランキング 548
みんなの声 総数 17
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

17件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
  • 今から160年ほど前に アメリカで南北戦争がありました
    若者たちが戦争に招集され 悲惨な戦争を行うのです

    白人の若者が銃で撃たれて怪我を負ったのです それを見た黒人の若者は背負って助けるのです
    自分の家に連れていきました  母親は 彼の傷を手当てしてかくまうのです  何の差別もなく 同じ人間の命を 大切にした母親のすばらしさ・・・でも銃で撃たれて死んでしまうのです 悲しい出来事です・・・

    二人は敵に見つかり捕虜収容所に入れられ 引き離されます
    その時 黒人の彼は 白人の彼と手を握りあうのですが・・・

    引き離され 二人の人生は違う歩みに 
    白人の彼は 収容所から解放されて 生き残ります
    黒人の彼は 死んでしまうのです
    この話を将来子供や孫に語り継いだ 白人の彼・・

    奴隷制度の廃止を求めて・・
    「奴隷に生まれることは、苦しみがどっさり、 学ぶ中で 
    たとえ奴隷でも 自分の本当の主人は、じぶんいがいにはない」
    本当に 差別や 奴隷制度があった 時代 今もなおこの差別が残っているのですが  人間の命は平等だと語り継いでほしいと願います! (悲しい実話です)

    投稿日:2025/10/31

    参考になりました
    感謝
    1
  • ぜひ多くの人に読んで欲しい!

    • げがんさん
    • 30代
    • ママ
    • 奈良県
    • 女の子9歳、男の子7歳、男の子5歳

     アメリカ、南北戦争の時代、北軍に属する2人の少年兵の実際にあった物語です。白人の少年、セイ(シェルダン)が負傷して動けなくなっているところを、黒人の少年ピンク(ピンクス)が助けるところから物語が始まります。作者、パトリシア・ポラッコさんの家に5代にも渡って語り継がれてきたそうです。(内容はぜひ読んで欲しいので、詳しくは書きません。)

     この本を手に取ったとき、全く内容は知らなかったのに、何かビビッとくるものを感じて即購入。帰って読んでみて、胸がしめつけられ、なんとも言えない感情になり、泣きそうになりました。そしてすぐに夫にも読んでみてと勧めました。少年たちの絆、母親の愛情、そして悲しい歴史。セイの戦場に戻りたくないという、素直な気持ちにも、とても共感しました。

     ぜひ、多くの人にこのお話を読んでほしいと思い、先日大人向けの絵本の朗読会があったので、こちらの本を読みました。みんな真剣に聞いてくださり、夫も参加したのですが、「最後泣きそうになった」と。実は読み終えた自分自身も、少し涙がこぼれてしまいました。夫は一度自分で読んでいたのですが、朗読で聞いてみるとまた感じ方が違ったと言っていました。そして、朗読の最後、本を閉じる前に全員で「ピンクス・エイリー」と声に出して言いました。また機会があれば、ぜひ朗読したいと思います。

     少し長いのと、内容も難しいかなということもあり、我が家の9歳、7歳、5歳のこどもたちにはまだ読んでいませんが、近いうちに一度、上の子には読んでみようかと思います。

     余談ですが、こちらの本、英語の原題は『Pink and Say』といいます。YouTubeで検索すると、英語の読み聞かせがいくつか見つかり、なかにはピンクのお母さん、モーモーベイのセリフを南部訛りで読んでいるものもあって、こちらも良かったので、気になる方は検索してみてください。



    この本が、多くの人に届きますように。


    投稿日:2025/10/12

    参考になりました
    感謝
    0
  • 戦争の悲惨さを

    この物語は、アメリカの南北戦争での実話とあります。私たちにとっては、社会の授業で習った外国での歴史上の出来事の一つですが、このような生身の人間のドラマがあったのです。それは、他のどの出来事にもいえることでしょうが…。絵本という形でであったことで、もう一度、知ることの大切さを思いました。

    投稿日:2022/07/18

    参考になりました
    感謝
    0
  • 実話の重み

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、男の子5歳

    よく本でお薦めされているので図書館で借りて読みました。
    5歳の息子には少し難しかったようですが、
    8歳児の息子は神妙な顔で聞いていました。

    戦争のお話はたくさんあるけれど、
    実話で、しかも白人や黒人、奴隷制度に関した
    お話はあまりなく、
    子どもたちにもあまり身近に
    感じられにくかったかもしれませんが、
    多様化してきている今、
    いろんな考えや人種がいること、
    でも、本質はとても似通っていることを
    子どもたちにも感じ取ってほしいと
    この本を読み終えた後、思いました。

    最後のほうは、涙なしには
    読めませんでした。

    投稿日:2021/02/20

    参考になりました
    感謝
    0
  • 知ることからはじめよう。

    実話だけに、心にくるものがあります。
    親であり、もう立派な年齢の大人ですが、奴隷制度について深い知識もなく、こういう本をよむことで、もっと人として色々考えないといけないなと改めて感じた次第です。
    これから未来を担う子供達に、人としての大切なことは何かを考えみなが平等に生きられる世界を作るためにも、読んでほしい1冊に思いました。

    投稿日:2019/05/12

    参考になりました
    感謝
    0
  • ひいひいひいおじいさんに起きたホントの話

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子21歳、女の子16歳

    すごく想いのこもった作品でした。
    中高生のお子さんたちに、南北戦争を習った(または習う前)後に紹介したいな〜と、思って、試しに音読してみたら、なんと!33分かかりました。
    間を考えずに、とりあえず一通り読んでみての分数なので、間を入れて読むともう少しかかりそうです……。
    残念。読み聞かせは難しそうです。ブックトークでの紹介を何らかの形でしていけたらいいなと思っています。

    この話は、作者パトリシア・ポラッコのひいひいひいおじいさんに当たる人に本当に起こったことで、
    ひいひいひいおじいさんの「シェルダン」が、当時15歳で南北戦争に参加していた頃の思い出を
    彼が大人になってから自分の子どもに語り、その子がまた子どもに語り…と、パトリシアもお父さんから語り聞いた話です。
    パトリシア・ポラッコの絵本のほとんどは自分が実際に経験したことを物語った作品が多いですが、
    この作品は、直接作者にあったことを語っているわけではなく、終始語り手(聞き手でもあります)として存在しています。

    シェルダンを助けてくれた少年は黒人の「ピンクス」。南部の奴隷の1人でしたが、主人が文化人だったのか、ピンクスは文字が読め、たぶん当時は画期的なアイテムであった“メガネ”を持っていました。
    ピンクスの母、モーモー・ベイは、愛嬌があって大らかでとても母性の強いやさしい人。
    シェルダンは彼らが『確かに生きていた』ことを伝えたかったのでしょうね。
    でも、まさか自分のひいひいひ孫が絵本という媒体で、このふたりの物語を伝えてくれるとは思ってなかったでしょうね〜。ぜひぜひ、たくさんのお子さんたちに手に取ってほしい1冊です。

    投稿日:2016/06/07

    参考になりました
    感謝
    0
  • あの時、首を傾げていた息子が…

     『教材に使えるかも』と思い、家でこの絵本を開いていると、当時6歳の息子が「読んで、読んで。」とせがむので、『ちょっと、早いな〜。』と思いつつ、読む前にアメリカの歴史のさわりを説明してみました。
     
     アメリカの大陸には、黄色い肌の人たちが最初に住んでいました。
     そこへ船に乗って、白い肌の人たちがやって来ました。
     白い肌の人たちは、住みやすい場所を切り開くと共に、黄色い肌の人たちを、奥地へと追いやりました。
     やがて、白い肌の人たちもたくさんになり、他国に負けぬ経済力をつけるため、働き手がもっと欲しくなりました。
     そこで、アフリカの大陸から黒い肌の人たちをお金で買って、たくさん連れてきました。
     以来、黒い肌の人たちの多くは、アメリカの南にの方で働かせられる奴隷となりました。
     
     奴隷は、自分の考えを持ってはいけない。
         自分でものを決めて行動してはいけない。
         ご主人様(白い肌の人)の言いつけ通りに生きなければならない。
         心も体も自由が認められていない。

     あの時首を傾げていた息子が、今春久々に手にした一冊です。
     読後、「この戦争のあと、黒人問題はどうなったのか?」と質問されました。
     残念ながら、ピンクの期待通りの世の中になるまで、まだまだかかりそうな事。
     オバマ大統領は、ほんの一筋の光でしかない事。
     目には見えない差別が、アメリカ社会の中にたくさん残っている事。
     
     あの戦争に参加した、北軍の白人と黒人の意識の隔たりが、二人の少年の姿に典型的な形で投影されていると思いました。
     
     ポラッコさんの5代前の方が、当のシェルダン(セイ)だったと言うことも、一つの衝撃でした。
     
     15歳の少年たちまでもかり出され、生死の山野を駆けめぐり、死から逃れたい・自由を勝ち取りたいと願いつつ戦っていたかと思うと、凄惨さがリアルに伝わってきます。

     経験のない我々が知りうる「戦争」は、時間数の限られた教育と選択を惑うほどのメディアをとおしてのものに頼るのみです。
     次世代の人々にとっては、説得力にかける脆弱なものと思われるかもしれません。
     が、とにかく語り継いでいくことが、一つの確実な手段であることは間違いないと思いました。

    投稿日:2010/01/05

    参考になりました
    感謝
    0
  • 悲しすぎるけど受け止めたい実話です

    読み終えて、救いようのない悲しみに包まれたのです。
    同じ国民が闘い、人種を越えた友情があった。それも奴隷解放に向けたリンカーンの政策による南北戦争。
    文字も読めない15歳のシェルダンにとっての戦争は何だったのだろう?家に帰りたい。
    ピンクスにとっての戦争は自らを奴隷制度から解放するための闘い。
    それにしても、同じ人間同士、国民同士が殺戮の中で振りまわされてしまうのです。

    怪我をしたシェルダンを助けた黒人のピンクスは、自分の家に彼を連れ帰って怪我を治療します。
    家には母親一人。父親は戦争に行き、他の者は逃げてしまった。すべて戦争のせいです。
    その母親が二人を守るために南軍に殺されてしまいます。
    そして、二人も南軍に捕えられて捕虜収容所へ。
    シェルダンは生き残り、ピンクスは殺されてしまったという。

    これを運命と言ったらあまりに悲しいことでした。
    これが事実と言ったら、現代はその史実の上に成り立っているのでしょう。
    この物語のキーワードは腕。それもリンカーンと握手した腕が、ピンクスに取ってもシェルダンにとってもとても大きな意味を持っていました。

    ただ、タイトルは原題の「ピンクとセイ」の方が好きです。
    心の通い合いの物語だから。

    投稿日:2009/12/09

    参考になりました
    感謝
    0
  • オバマ大統領就任をきっかけに紹介しました

    • 西の魔女さん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子15歳、男の子11歳

    奴隷制度をなくそうと同じ志のもとに戦った
    白人の少年シェルダンと
    黒人の少年ピンクスに芽生えた友情が描かれています。
     
    読みながらこの戦いの中にある矛盾を感じました。
    同じ志を持って戦っているはずなのに
    白人と黒人は別々に部隊を組んでいるようでした。
    そして黒人の部隊には始めのころ武器も与えられず
    素手や棒のきれはしで戦っていたとか。
    後になって武器を与えられますが 
    おそらく白人部隊のおさがりだったのでしょう
    とても古い銃だったとありました。
    読む前は 奴隷制度の廃止=黒人差別の根絶…
    そんな気持ちでいましたが
    戦争に勝利し 奴隷制度が廃止となっても 
    (歴史を振り返れば分かりますが)
    悲しいかな…黒人への差別はなくならなかったのです。
    未来への希望を抱き入隊したピンクの気持ちを思うと
    とても残念な結末でした。

    残酷ですがこれが現実だし 
    アメリカの辿ってきた歴史なのですよね。

    そして折りしも今年 アメリカ国民によって
    黒人であるオバマ氏が大統領に選ばれました。
    この問題を解決していく上で 
    大きな一歩を踏み出したであろうこの年に 
    ぜひ紹介したい本だと感じ 
    昨年度、5年生のおはなし会に持って行きました。
    このおはなし会のあと 
    教室に絵本を一週間ほど置いていただいたのですが
    たくさんの子どもが手にとってくれたとか(息子談)
    紹介してよかったな…と思いました。

    投稿日:2009/06/09

    参考になりました
    感謝
    0
  • 一人ひとりの人間の生き様が全て歴史

    • さわちゃんですさん
    • 40代
    • せんせい
    • 兵庫県
    • 女の子22歳、女の子17歳、女の子13歳

    戦争は国と国が戦っているのではなく
    生身の人間同士が殺しあっているのであり
    歴史はどこか偉い人が動かしているわけではなく
    一人ひとりの人間の生き様が全て歴史なのだ

    そしてその歴史を伝え続けることに意味がある
    本人が亡くなってしまっても
    彼を知る友人によって伝え続けられることで
    彼は歴史の中で生き続ける

    投稿日:2008/12/20

    参考になりました
    感謝
    0

17件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょが にげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / わたしのワンピース / ねないこ だれだ / おおきなかぶ ロシアの昔話 / がたん ごとん がたん ごとん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • おばけずし
    おばけずしの試し読みができます!
    おばけずし
    出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
    なんと! おばけも おすしが 大好き!?苅田澄子&柴田ケイコのユーモア絵本


ねこねこ日本史シリーズ 累計190万部突破 日本一かわいくて学べる歴史マンガ

みんなの声(17人)

絵本の評価(4.78)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット