今まで何冊かだんごむしの絵本を読んだことがあります。
でも、「だんごむしが好きな娘のために」というよりは
「むしがわりと苦手な娘が少しでも苦手じゃなくなるように」
といった気持ちで読んでいました。
絵本を読んで身近に感じてくれたら、親しみもわいてくるかなあって。
結果的には絵本と実物じゃやっぱり違うんだよねえ(哀)という
感じだったのですが。
しかし、最近、娘はなぜだか急にだんごむしが好きになったのです。
今まで虫と言えば、心の友は、てんとう虫だけだったのに(笑)。
だんごむしとアリさんも晴れて仲良し(娘の中では)になったよう
なのです。
そんな娘のために、「だんごむしが好きな娘のために」(笑)
図書館から借りてきました。
母娘共々楽しく読みました。何冊かすでに読んでいても、また新たに
「そうなんだ〜」と知ることもいくつもあったし!
だんごむしが、アリから身を守るために丸くなること、
でも、その丸くなることはアリ以外には有効ではなく、丸くなった
まま、カエルやとりなどには丸飲みにされてしまうこと、
本当はこんちゅうじゃなくて、カニやエビの仲間だったこと、
少しの間だったら水に落ちても平気なこと。。
娘は少し前につかまえただんごむしを飼おうとして、死なせてしまい
ました。この絵本を読んで、また飼う気まんまん。
「ひとりぼっちじゃ寂しかったんだ。だから、だんごむしちゃんの絵も
描いて一緒にいれてあげる」と言っていました(そんなことは、絵本の
中には書いてなかったのですけれど。笑。きっと「ふゆはなかまたちと
いっしょにすごしたいんだよ」というフレーズが印象に残ったのだろうな)。