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まいごのどんぐり」 みんなの声

まいごのどんぐり 作:松成 真理子
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2002年09月
ISBN:9784494009008
評価スコア 4.86
評価ランキング 57
みんなの声 総数 92
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92件見つかりました

  • 友情のカタチ

    • えぼんさん
    • 30代
    • その他の方
    • 愛知県

    シルヴァスタインの「おおきな木」を思い出させるお話です。おおきな木が母性で無償の愛なら、こちらは友情で無条件の信頼という印象です。子ども時代のエピソードが豊富でケーキ(ドングリ)だけでなくコウ君(男の子)にも共感しやすいので物語に入りやすく、絵柄の親しみやすさも伴って小さな子でも受け入れやすい深い絵本だと思います。

    投稿日:2015/06/30

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  • 成長

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    「ケーキ」と名付けられ大切にされるどんぐりと男の子のお話。
    離れ離れになってしまったケーキとコウくんですが、年月が経って互いに成長していく様が絵でしっかりとかかれていてすてきなお話だと思いました。
    3歳児にはまだちょっと互いが成長していくところが分かってないかなーという印象でした。
    ラストシーンいいですねー。

    投稿日:2014/09/24

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  • 笑いあり涙あり!

    • はなっちょさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子5歳、男の子3歳

    みなさんのレビューを読んで、即買いしました。予想をはるかに越えるほどのお話でした。
    ケーキ(どんぐりの名前)目線での語り口調がまた感情移入できるツボではないでしょうか。
    読んでいて、こどもたちだけでなく私までクスッと笑ったり、そうかと思えば涙で声が震えたり、何度読んでも読み飽きず、こどもたちも何度もリクエストしてきます。
    絵の中のケーキを探しながら、ここにいるね!と楽しんだりもしています。
    いいお話に出会えたなぁと心温まる思いです。うれしいことです。

    投稿日:2014/05/10

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  • 通じ合う気持ち

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子12歳、男の子9歳

    絵本ナビで評価が高くて以前から気になっていた本です。
    地元の図書館の蔵書にはなかったので、思い切って購入してみましたが
    大正解でした!

    どんぐりが大好きな少年に大事にされていたどんぐり「ケーキ」のお話です。
    大事にしていたのに、いつの間にか手元から離れてしまったどんぐりは
    芽を出して木としてずっとコウちゃんを見守っていました。
    大きくなったコウちゃんは「ケーキ」だと直観します。

    それは、ケーキがずっと見守ってた優しさももちろんですが
    コウちゃんが素敵な大人になったからこそ、気持ちがつながったのだと思います。

    良く遊んだ場所、大切にしてる宝物・・うちの子供たちにもあります。
    久しぶりに、子供二人に読み聞かせをしたのですが、コウちゃんの気持ちが共感できたのか、2人ともいいお話だといってくれました。
    親目線の感想ですが、コウちゃんのような青年になってほしいなーと思いました。長く読める一冊になりそうです。

    投稿日:2013/11/23

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  • 叙情的

    • ちょてぃさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子11歳、女の子7歳

    小さな男の子がどんぐりを見つけ…やがてその男の子はどんどん成長し、大人になって・・・どんぐりは?
    誰でもどんぐり拾いに興じた経験はあるのではないでしょうか?そして、小さく愛らしいどんぐりの虜になったのでは?

    うちの娘達も御多分に漏れず、どんぐり拾いをし、拾ったどんぐりから大きな木に成長してほしいという夢を抱いて、幼い頃、庭にどんぐりを埋めたことがあります。

    そんな経験があっても、なくても、この本の叙情的な美しさに引き込まれてしまうでしょう。

    投稿日:2013/01/05

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  • 固く結ばれた絆

    コウくんが大事にしているどんぐり。
    『ケーキ』と名付けられたそのどんぐりの目線で描かれていく絵本です。

    コウくんは大切にしているどんぐりと、いつも一緒です。
    どこかに飛ばしても、おしりに書かれた『ケーキ』という名前を見つけてすぐに探し当ててくれます。
    でもそんな時、コウくんは森の中で木の実を拾っている最中に、知らず知らずのうちに『ケーキ』を落っことしてしまい…?

    どこに行くにも一緒でどんぐりを大事に思っているコウくんと、大切にされていることをが嬉しくて、コウくんのことが大好きなどんぐり――異種族ではありますが、その間にははっきりと二人の絆が感じられました。
    森で落っこちた『ケーキ』は見つからないまま、それでもコウくんのことを見守り続けます。
    コウくんもどんぐりを忘れてしまったかのようにだんだん成長していきますが、本当は覚えていたんですね。
    そのことがわかった時には、胸が熱くなりました。
    ラストの『うれしいことです うれしいことです』という表現に、どんぐりのすべての気持ちが表現されていると思います。

    子供にも大人にもさわやかな感動を与えてくれる絵本、おすすめです。

    投稿日:2012/11/04

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  • 子供より私が…

    胸がキュンとなる とってもきれいな絵本でした。
    うちの息子ちゃんには せつないこの気持ちが伝わったのかは
    疑問ですが
    読んでいる私の方がぐっときました。

    絵もおはなしもとってもすてきでした。
    特別な1冊に巡り合えた気分です。

    投稿日:2012/10/23

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  • 「ケーキ?」がうれしくて

    秋になったので、どんぐりのお話を と
    5年生の読み聞かせに選びました。

    園児のコウくんとどんぐりのお話なので
    5年生にはどうだろう もう少し小さい子向きかしら と迷いましたが
    おとなになったコウくんが「ケーキ?」と聞くところが私は大好きで
    この再会の場面を味わえるのは高学年から
    と思い直し読むことにしました。

    ずっとずっとコウくんの足音に耳をすまし、見守り続ける‘ぼく’は
    若い日の片想いにも
    成長する子どもを見つめる親心にも似ていて
    どんぐりの‘ぼく’にいつしかどっぷり感情移入。
    だから、コウくんの「ケーキ?」が嬉しくてしかたない。

    「ケーキ」と名付けられた時点で
    コウくんと‘ぼく’は人対物ではなく
    特別仲良しなふたりになったのでしょうね。
    幼い日の記憶は
    いつしか忘れ去られたようにみえて
    実は心の奥深くに眠り続けていて
    ふとしたきっかけで目を覚ますのでしょう。
    春を待って眠るどんぐりのように。

    ふたつの「うれしいことです。」
    ひとつめは平坦に、
    ふたつめは「こと」にアクセントをおいて読みました。
    間をおいてゆっくりと。

    しみじみとしたうれしさの余韻に包まれ
    それをこわさないよう
    手がそっと静かに本を閉じていました。

    投稿日:2012/10/11

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    1
  • 世代を超えて

    このお話を初めて知ったのは、Eテレでやっていた「テレビ絵本」でした。
    あまりの感動に、図書館でも何度も借りましたが、やはり手元に置いておきたいと、今秋ついに購入しました。

    あらためて、本当に素晴らしい絵本です。
    ドングリと小さな男の子との話ですが、それぞれに年月を経て成長していくので、すでに絵本を卒業してしまった年代の子どもさん、あるいは大人でも十分感動できます。

    コウくんにとって、ケーキと名付けられたドングリは、宝物というより親友に近い存在。
    春、初夏、梅雨、夏、それぞれの季節を一緒に過ごし、そしてまた秋・・・そのどの場面も、美しい色彩で描かれています。
    そして、ドングリを無くした場面の息を飲むような真っ赤な夕日・・・

    ドングリは成長しながらも、コウくんのことをいつも見守ります。
    小学校に入学し、中学生になり、町もどんどん変わっていく・・・
    それでも、ドングリはコウくんのことを思い続け、コウくんもまたケーキのことを忘れていなかった。
    変わりゆくものの中にあって、変わらずにあるもの・・・

    そして、奇跡のような再会。
    「うれしいことです。うれしいことです。」
    涙なくしては読めない名作、世代を超えて沢山の人に読んでもらいたい1冊です。

    投稿日:2012/10/11

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  • 心の通い合いに感動

    • けいご!さん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子13歳、男の子9歳

    男の子に大切にしてもらっていたどんぐりの気持ちと、
    大切などんぐりをなくしてしまった男の子の気持ちと、両方の気持ちになって読みすすめていく、心がかなり動かされるお話でした。
    絵本に出てくるどんぐりのように、あらゆるものには心があるのかもしれないですね。この絵本を読むと、そのものの心を汲んであげようという優しい気持ちが、読み手に生まれてくると思います。

    話の盛り上がりにはやや欠けますが、全体的に心穏やかに読める作品です。小学校のクラスで読み終えたときに、少しだけ子どもたちの表情がうかがえたのですが、「よかったね〜!」と口には出さずとも、そう言いたげな優しい表情をうかべてくれていたので、こちらまで幸せな気持ちになれました。

    投稿日:2012/09/14

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