エルマーとウィルバーがいたずらをしたものだから、本当に困ったときにも大笑いされて気づいてもらえません。
「オオカミと少年」のようになったらどうしよう!とちょっとはらはらドキドキ!
でも、エルマーのお話はのんびり、ほんわか。空飛ぶゾウを見上げて
「また おかしなこと やってるぞ」
とつぶやくライオン。
風がやんでエルマーを探しに行くゾウたちは、エルマーのぼうけんを聞きたかったから…。だれもえエルマーがケガしたり、もっと大変なことになったりしているとは、露程も思っていない様子。
当のエルマーも
「ぞうが とぶには さいこうの日だったよ。」
といって笑っています。みんなが楽しく前向きなエルマーの世界、読み手も楽しく元気が出てきます。