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おおきなけやき」 みんなの声

おおきなけやき 作:林 木林
絵:広野 多珂子
出版社:鈴木出版 鈴木出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2011年01月15日
ISBN:9784790252221
評価スコア 4.68
評価ランキング 2,218
みんなの声 総数 21
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  • とても素晴らしい絵本

    タイトルからだとどういった内容なのかわからないと思うのですが、とても内容の濃い絵本だと思いました。絵もとてもきれいですごく本の内容をしっかり表現してあり、素晴らしいと思いました。生きるということ、命のある者の一生がこの絵本に描かれている気がしました。大人向けの本になるのでしょうか、大人ならすごく感じるものがあり、またいろいろと考えさせられるものがありました。ぜひ読んでもらいたい1冊です。

    投稿日:2024/09/17

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  • 一見地味に感じるが

    詩人でもある林木林さんの作品ということで、読みたいと思いました。
    けやきの木が主役のおはなしなので、一見地味に感じるのですが、生き物が木に集まってきたり、季節が巡って景色が変わったりして、だんだんと画面もにぎやかになっていきます。
    とても見応えのある作品で、満足感があります。
    文章もシンプルで、画角も大きいので、大勢への読み聞かせにも向いていると思います。

    投稿日:2024/03/08

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  • おしまいではない

    この冬最後の寒さがやってきた日、森で一番背の高いけやきの木が、倒れました。
    倒れた時、けやきの木は言いました。
    「そらが あんなに とおくに あるぞ。 わしも もう おしまいだ」

    でも、おしまいではなかったのです。

    倒れたけやきの木のそばに小さな草や花、虫たちが集まってきて、空の話を聞きたがりました。
    りすやうさぎがやってきて、木にまたがりたいという夢を叶えました。
    木登りが苦手な動物たちが、遊びに来るようになりました。
    周りの木々も、けやきの木が倒れたことによって日当たりが良くなり、どんどん伸びていきました。
    けやきの木は、幸せでした。

    倒れたからって、おしまいではなかったのです。

    生きていると、大小様々な失敗や挫折を経験します。
    それによって、
    「おしまいだ」
    と多くの方が思うでしょう。

    でも。

    それは違うよ。
    おしまいではないよ。

    この絵本は、一本のけやきの木を通して、そのことを教えてくれているようです。

    投稿日:2020/10/27

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  • 遠くと近く

    重厚な木の絵の存在感が印象的です。
    見返しの作者の前書きが滋味深いです。
    遠くと近く。
    多くの気づきがあるように思います。
    冬のある日、老木のけやきが命尽きて倒れます。
    森のどの木々より高い光景を知っていたのに、
    今はどの木々より低い光景を目にするのですね。
    その穏やかな気づきが、余韻として残ります。
    擬人化していないのに、けやきの木の声や表情が立ちのぼります。
    小学生くらいから、その思いを感じてほしいです。

    投稿日:2020/05/04

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  • 静かに土になったけやき・・・・・

    「地面に横たわったまま、みんなを見上げながらけやきは、静かに土になりました。けやきのいた場所に新しい木の芽が生まれてきました。」この終わり方に、私もこんな終わりかたがしたいなあと感動を覚えました。
    「どどどど どど どっすーーーーーん!」と、倒れてしまってからも、毎日けやきの周りに遊びにくるようになった動物たちに囲まれてとても幸せな毎日を過ごしたけやきに、寂しくなくていいなあと羨ましく思いました。いつでもどんなことが起こっても現状を受け入れるようにしたいなあと思いました。

    投稿日:2018/07/30

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  • 命のめぐりを感じます。良作だと思います。

    • てんぐざるさん
    • 50代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子22歳、女の子17歳

    これはとても良質な作品ですよ。
    残念ながら、表紙を見ただけではあまり目立ちませんが、一本の年取ったけやきの木が倒れてからの出来事が描かれています。

    木は折れて倒れても、それで終わりではないんですね。
    命のめぐり、力強さを感じられる作品です。
    林希林さんの文は読みやすく、広野多珂子さんの描く木々や森の動物たち素敵でした。
    際立って大きな出来事が起こるわけではないのですが、静かな森の中で起こる生命の息吹を感じました。
    春先に子どもたちに紹介したい1冊になりました。

    投稿日:2017/12/26

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  • 静かで力強い一生

    全ページお試し読みで読みました。
    冬の日、森の長老 ケヤキの古木がドーッと倒れました。
    季節が変わってゆく空の下で、
    木々や鳥や動物の会話だけが続いてゆきます。
    次の秋には野葡萄がからまり、木の実が落ち、
    やがて金色の枯れ葉が毛布になり、
    次の春には、新しい草花で覆われます。
    最後の一ページの絵は多くのことを語りかけていると思います。
    自然国立公園でこんな風に倒れた姿で、土に帰って行く木の写真を見たことがあります。

    投稿日:2016/08/28

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  • 素敵な絵本です。

    森で一番のけやきが倒れてしまったお話です。
    最初は悲しいお話かと思いましたが,倒れてしまったことによって見えたこと知った喜びがあり,メッセージ性を感じる素敵な絵本でした!
    最後は何年も月日が経ちけやきは土に帰り,そこにはまた新しい芽が。
    命の繋がりも感じられる絵本でした。
    絵も自然が感じられ魅力的でした。

    投稿日:2015/02/06

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  • かがやく

    「きのみや どんぐりが みのり、
    けやきの まわりに ほうせきのように こぼれてきました」

    「きんいろの かがやく ほしのような もみじや
    いろとりどりの かれはが ふってきて」

    など、文章がとてもきれいです。
    イラストもその文章に負けないくらい素敵で、
    まるで桃源郷のよう。

    けやきの木が静かに役目を終える最後は
    少しさみしいけれどとても穏やかで
    こうして命が巡ってゆくのだと感じました。

    投稿日:2014/01/24

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  • 新しい視点と幸せ

    4歳5ヶ月の息子に読んでやりました。森で一番背の高いけやきが年を取りすぎて倒れてしまい、それまでとは一変しましたが、新しい見方や幸せを発見したというお話です。同じようなテーマを取り扱ったものはいくつも観てきましたが、けやきを使って表現するというのはおもしろいと思いました。けやきという静寂となにかとてつもなく大きな存在を感じさせるからです。今までは物理的な大きさでしか見えていなかったものが、その大きさをなくすという天地がひっくり返ってしまう状況に追い込まれるのです。すぐにその環境を受け入れることはできないでしょう。その葛藤や新しいものへの順応、そういったものが実にゆっくりと語られているのにちょっと驚きます。時間の流れが変わります。とても優雅な絵本だと思いました。残念ながら、こういったことは息子には理解できないと思いましたが、木の一生や木の新しい生活という視点では理解できたみたいです。たまには、こういう優雅な気持ちになれる絵本に触れてみたいとおもいましたね。そういうのも幸せなのかもしれません。

    投稿日:2012/03/31

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